雑記帳

リベラルでもフェミでもないただの愚痴

田舎の閉鎖性の中で犯罪者にされそうになった話。

どなたかが書いていたので、私もこっそり書いてみる。田舎まじやばい。やばい人は都会にもいるけど、田舎のやばい人からは逃げられないという構造を知っておいて欲しい。

全ての田舎が悪いわけではない、たまたま悪人に巻き込まれただけという論法は「全ての憲兵が拷問するわけではない」と同じだと思います。憲兵であったり人事権を握られた官僚であったりナチスの兵隊であっても一人残らず全員が悪人ではないのでしょう。同じ状況でも踏みとどまることができる人はたくさんいるということと、劣悪な環境はどんな善人も鬼畜にするということは両立する事実ですし、環境が人の行動や倫理を規定するという事実から目を逸らすことは問題を悪化させ関係者を追い詰めます。

 

 

 

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こちらの方は性被害にあったようだけど、私は刑事事件でした。目の前で火サスみたいなことがおこって危うく犯人にしたてあげられかけた。全員が犯行現場を目撃していて、凶器の包丁にも真犯人の指紋がべったりだったけど、あの場から逃げなかったらたぶん私が犯人ということになっていたと思う。下手すると警察すら呼ばれず座敷牢に閉じ込められていたかもしれない。

 

こちらの方の記事でリアルだなと思ったのはこの部分です。

慌ててキッチンに向かうと友人が食事の準備をしていたので、それを手伝ってまたみんなで一緒に昼食をとる。昨日は様子がおかしかったけど、おじいちゃんも機嫌が良さそう。

そんなことを考えていたのも、つかの間だった。
突然、友人が家から飛び出したのだ。

食べかけの食事も荷物も、なにもかも置いて走ってそれを追いかける。

犯行の後に何事も無くみんなで昼食をとる、起こったことを隠滅する行為を被害者自らが行ってしまう、そこがすごくリアルだなと。

私の場合、半狂乱になって必死で大声で助けを呼びました。街灯もない田舎道めっちゃ怖かったけど、近所の人が来たら助けてくれるんじゃないかと思って子供達をかかえて隣の家まで裸足で掛けていきました。都会であれば普通に考えて、夜中に突然悲鳴を上げて女子供が逃げ込んできたらとりあえずかくまうとか保護するとかそういう方向に行くじゃないですか普通なら。でも田舎ではそうなりませんでした。

 

結局彼女は、標高700メートルの山奥から、たった一人で町へ降りたらしい。見知らぬ土地の、地図もあてにならないような道を、たった一人で、自分の足で。

よかった…

友人さんが逃げれてほんとによかった…

知らない山道ほんと怖い。虫とか熊とか崖とか物理的に怖い。私はわりと平地だったけど夜中に子供つれて普段着で獣道走って逃げるのかなり死を覚悟しました。標高700mの山なんてどれだけ怖いだろう。

 

治安が悪くなったとか文句つけつつも、でもやっぱり日本の警察は被害者を保護してくれるっていう絶対の安心感があるじゃないですか普通。襲われたらとりあえず警察行けば最低限の安全は守られるってなるじゃないですか。

でも田舎ではそれは通用しない。目の前に血のついた包丁を握った人がいるのに、それをスルーしてヨソモノが犯人にされるのが田舎の力学です。悲鳴を上げても誰も助けてくれません。私の悲鳴は私が気狂いであり犯人であることの証明でしかない。

確かにあのときの私は気狂いだったでしょう。本当に恐慌状態のときの悲鳴は理性を無視して喉から迸ります。でもその悲鳴を押し殺すことができなかったらおそらく次は私が殺されていました。

 

あのときの恐怖、いや、恐怖を自分一人で殺さなければならない孤独、世界中が敵に回る絶望、そういったものが田舎の正体です。

 

 

 

この後に及んで安部氏を支持する人を馬鹿にしてはいけないという人たち

最近の森友問題に関しては右も左もエクストリームすぎて何を言っているのかちょっとよく分からない。

ざっくりまとめてみると、たぶんこれ森友学園がどうとかいうよりも公文書を簡単に偽造できてしまうゆるゆるなシステムの問題と、官僚が政権にやたらめったら忖度する問題の二つが問題になってるってことで合ってますか。最終決済印が押された文書が偽造されるとかちょっと想像がつかないんだけど、そんなことできるんなら私の確定申告も存在しないゴミの撤去費用を計上していいですよね。

 

と、ここまではどの立場の人も共通認識ってことでいいでしょうか。

なんか先週の時点では朝日新聞が文章を偽造していたとか大阪の闇だとかいう説が出回っていたけどその類のトンデモを信じてる人は現時点ではさすがにいないよね…?

 

そしてこの公文書忖度偽造問題をどの程度重要だと考えるかどうか、が問題の焦点なのかなと思ったんだけど、違うかな。最近のエクストリーム擁護は難しすぎてよく分からない。

 

8億くらいでがたがた言うな、景気と治安が最優先、とか寝言言ってる人がいるらしいけど、公文書偽造って普通にやばくね?絶対森友以外でもやらかしてる。現に文科省思想統制やらかしてるリークも出てきたり、定額働かせ法案で資料捏造してるのも発覚したし、ここまできたらGDPとか失業率とかもウソのデータなんじゃね、とかそれくらい国の信頼が揺らいでしまうのが森友を発端とした公文書偽造の根幹の問題。もはや政治家の汚職とかどうでもよくなるくらい大事なものを破壊してる。

 

この問題が難しいのは、「安部氏が悪い、安部氏が極悪人だから投獄すべき」と単純に言い切れないこと。現金を着服していた田中角栄は文句無しに有罪だったけど、今回の安部政権はたぶん現金を受取っていない。汚職を口頭指示すらしていないかもしれない。全ては官僚が勝手に忖度したことでしかない。善意を前提とした現行法の隙を突いた手口だから、少なくとも現行法では有罪と判定できない。

だから多分今回のことは極悪人を処刑して終わりというすっきりした形にはならないだろう。安部内閣は総辞職して、今回の事件を教訓にして忖度が発生できないシステムを作るとか文書を公開していくとかそういう方向性になるしかないと思う。

そのあたりの曖昧さもこの問題の重大さがいまいち理解できない人が多い原因ではないだろうか。

あと株価が上がればあとはなんでもいいという株屋のみなさんというのも貧民の私にはちょっと理解ができない。普通に考えて日本株は今がバブルのピークじゃん売り時じゃんさっさと売りなよ。30年前ならいざしらず、日本円だけで資産運用するようなご時勢じゃないんだし。安部政権がどうとか関係なく地震が起これば暴落するだろうしそうでなくてもオリンピック終わったらがた落ちするでしょ。はよ売っとけ。

 

あーー、でもここまで説明してもやっぱり「国の信頼なんてどうでもいい、目先の景気が大事」って言うんだろうな。景気はすべて安部氏がコントロールしてると信じ込んでる。どんだけ偉大なの安部尊師はw

そういう人たちに理解を強いるのは無理筋なので、もう説明をあきらめたらどうだろう。安部政権じゃなくなっても異次元緩和続けます!あと消費税据え置きです!って言えばいいんじゃないだろうか(なげやり)

 

彼らはどうやら「民主党政権の暗黒時代」を非常に恐れているからこそ自民と安部氏にしがみついているらしい。

ということは、私が彼らの気持ちを理解できないのはかれらの言うところの「民主党時代のひどさ」というのがいまいち理解できていないから、なのかもしれない。

民主政権ってそんなにやばかったの?

私的には子供手当てラッキーくらいの思い出しかないんだけど。

就職氷河期とかさっぱり意味がわからなかったもんな。。。派遣奴隷とかも全然実感無い。就職で苦労した友人知人の話も知らない。ていうかむしろ就職した友人知人が少ない。みんなサバイバルに必死だったから、のんびり就活してた人を見たことすらない。履歴書ってどこで売ってるんですか…

だれか「民主政権時のひどさ」について教えてくれないかな。なんかそのへんの認識の齟齬にいろいろなヒントが詰まってる気がする。

 

 

 

ちょっとみないうちに政治がえらいことになってた

情報が錯綜しすぎてわけがわからないのでだれかまとめてくんないかな、と思ったけどまとめたらまとめ主の思想が入り込むから油断できない。

もはやこれは森友問題とか安部首相がどうとかいうより、気軽に改竄できてしまう公文書システムの問題が一番優先順位高いってことでいいのかな…だったら早急にブロックチェーンかなんかでハイテクに解決してついでに夫婦別姓とかいろいろできるようにすれば解決なんじゃね。あと警察の取り調べも録画していつでも開示できるようにする。

 

ていうかこの間の定額働かせ放題法案の資料改竄とかも含めて、果たして統計や公文書は信頼できるものなのかというところから考えないといけないということだよねこれ。全ての言説にはバイアスがかかっているという哲学や心理学っぽいところから始めなければいけない。

いや別に知ってたけども。

EBMとか言いつつコネとカネで捻じ曲げられる現場は分野問わずありふれてるけど。

いやでも、決済印押してある公文書を改竄かぁ。。監査も素通りかぁ。。。さすがにそれはちょっと、想定外っていうか。だって庶民の確定申告とか超厳しいのに、コネとカネさえあればなんでも書き換えてもらえるとか、古代中国かよ。よーし私も自民党にいっぱい媚売っておこうっと!

 

あと、この後に及んで総理の代わりがいないから安部内閣支持っていう3割近くの人は一体なにを考えているのかちょっと良く分からない。

人工的な株高を維持したい株屋の人だったら、国の信頼を失墜させて外国人投資家に敬遠されるリスクを考えないんだろうか。株価数千円下落じゃ済まないよ。

株屋でもなく投資家や資本家でない庶民なのに支持してる人はほんともう全然分かんない。景気回復してないじゃん。GDPやら失業率やらの指標が上がっててもいつまでたってもトリクルダウンしてないのになんで未だに支持してんの。安部氏を終身国家主席にでも任命するつもりなんだろうか。

 

ただ、アベノミクスが景気を回復させたと信じる人が多い中で緊縮路線に舵をきるのは危険というのは分かる。私個人としては、現在の数値上の好景気は人口動態や世界情勢の影響でありアベノミクスの影響は限定的であると思っているけど、アベノミクス様のおかげで景気が回復したのだと信じ込んでいる人が多すぎる。

この状態でアベノミクスやめますなんて言ったら、ただでさえ実体のない無理な株高が一気に崩れそう。

 

なのでまずは公文書のIT化と透明化、その後内閣総辞職して自民党から適当な人を選んでアベノミクスを続ける、あたりが落としどころかなと思ってる。

これまで受けたマウンティングで一番ひどかった奴選手権

世の中にはマウンティングしないと死ぬ病の人が一定数いて、それなりに長く社会にもまれていると様々なマウンティングに出会う。個人的にはどんなマウントをとられてもめんどくさいとかうぜぇとかはあっても別に腹が立つとかはなく、あまりにすごいマウントだと一週回ってこっちが恥ずかしくなってくる。これが共感性羞恥か(ちがう)

 

これまで私が聞いた中で、一番恥ずかしくなったマウンティングが「私は国立大学卒のエリート」だった。それこの場で言っちゃう…?全員偏差値70越え国家資格所有の人たちの中でそれ言っちゃうの…?どういう反応すればいいんだ。

でも、そんなのどうでもよくなるくらい恥ずかしいマウンティングを最近体験したのでメモ。

 

まず、そのおばはんは「私はどこの国の人とでも知的な会話ができるだけの教養がある」と高らかに宣言。その上で私に「お前にはそんな教養は無いだろう、さあ知的な会話をしてみろ」とけしかける。でもね、私は「福島は放射能で汚染されてるから全員奇形」とか「韓国人は肉を食べるから気持ち悪い」とか言う人と知的な会話ができるほど頭良くないかなごめんね。

そこまではまぁ、なんか変な人だな、という雰囲気だった。もしかしたら周りには福島の人や韓国の人もいたかもしれないけど、まだみんな大人な対応してた。私も一応大人なので微妙な苦笑いでその場をしのごうと考えていた。

 

そこで止めときゃいいのに、おばはんは私をターゲットにしたらしくしつこく絡んでくる。そのうち私はうっかりおばはんの地雷を踏んだ。どういう地雷だったかとかはまた後日じっくり考えるとして、とにかく私は地雷を踏んでしまっておばはんの目つきが変わった。

でもまだこの時点では「hedgehogxに地雷を踏まれた気の毒なキチガイおばはん」というどちらかというと同情的な空気だったと思う。

その後調子にのったおばはんは私をさらしあげにかかった。

おばはん(以下お)「お前には教養が無い、お前の趣味はきっと下品なものだろう」

私「はぁ、そうっすか」

お「お前の趣味はなんだ言ってみろ」

私「えー…、いろいろ…?(やだもうかえりたい)」

お「さぁいますぐ言ってみろ」

私「あー、えーと、PCとか…?」

一応私としてはやたら教養連呼してくるおばはんの地雷を踏まない無難な趣味を選んだつもりだったんだよ。読書とか旅行とか茶道とか言ったらおばはんの負け確だったから、おばはんが優越感もてるような趣味をチョイスしたんだよ。公衆の面前で趣味カミングアウト強要されながらもこの気遣い、私偉くない?私悪くないよね??(必死)

だけどおばはんは唯一私を見下せるポイントをゲットしたことで水を得た魚のようにイキイキと私を罵倒しだした。

 

お「だからhedgehogxはダメなんだ、PCなんかやっていたら血流が悪くなって不健康になる、hedgehogxの目が悪いのも足を引きずっているのもそのせいだ」

 

ちょ!!今!空気が凍る音が聞こえた!周りの敵意が痛い!!

だれかーー!このおばはんこれ以上やけどしないように止めたげてへるぷみーー!

 

おばはん大火傷やで今後おばはんの仕事大丈夫かな…

福島disとか韓国disに関しても許されるものではないけど、まだ一応不特定多数に向けた形をとっていたのでみんな大人の対応してくれていたし、その後の教養マウンティングに関してはおばはん渾身の自慢が「ハワイのヒルトンに泊まったことがある」という大変しょぼいものだったのでみんな苦笑いしてた。正直ちょっと私も笑ってしまった。

だけど、最後のはあかんで。謎の関西弁になってしまうくらいあかん。

目の前の人の、言い逃れできない明白な障害を、本人の行動の結果だと言うとかさすがに敵を作りすぎ。いや自ら炎に飛び込むチャレンジスピリット嫌いじゃないけどね?そういうのはもうちょっと有効な場面で使ったほうがいいと思うよ。

 

その後みんなにめっちゃフォローされちゃってすごいいたたまれない。

ごめん私別に視力も足も全然気にしてないし全然たいしたことなくて不便なこともないしむしろ普段すっかり忘れてるんで…ほんとみんな気にしないで……

たぶんこの状況は見方によっては「普段どんな罵倒をされても反論しない温厚なhedgehogxがおばはんの障害マウンティングによって涙目になるほどの苦痛を感じた」という多大な誤解も与えうるわけで、今後同じようなことが起こったときに私がどのように振舞うべきかをちゃんと考えなくてはいけないと思う。

私はわりと見た目と中身のギャップがすごいのでマウンティングの餌食にされやすくて、でも別にそんなに傷つくとかないからいいや、ってこれまで放置してきたんだけどその怠惰がこんな形で現れるとはな…

 

いろいろ考えるべきことはあるけどとりあえず、なんかもう各方面にいろいろごめん…

なんでまだ生きてるのか考えてみたけど全然たいしたことなかった

コメントいただいたので考えてみた。けどほんとぜんぜんたいした理由が出てこなくてこんなんですまんって気持ちになった。

 

世の中つまんないなと思うし最近もまたロクでもない出来事があったりして心底うんざりしていたりもするし、なんなら死にたいとか気軽に口走ったりもするけど多分私は当面死なないと思う。

生きることにあまり執着はないから、死ぬほうが合理的だと判断すれば別に死ねばいいんじゃない?とは思う。実際そうやって合理的に死を選んだ人を何人か知ってるけど、まぁそれはそれでよかったんじゃね、としか思わない。むしろ生きることにしがみつく人とそれを介護して疲弊する人のほうがずっと意味が分からない。蓼食う虫も好き好きなんで別に口挟んだりしないけど。

 

たぶん、死にたいという不幸は私基準では不幸ランク中くらいなんだと思います。不幸ではあるけれどどん底ではない。

死にたいなと思うということは現状がヤバいということを知るくらいの自由があるからで、全ての選択肢を取り上げられて監禁されていたころには自分が能動的に死を選べるなんて思いもしませんでした。

だから、不幸とか死にたいとか死にそうというのは私にとってわりと新鮮な感覚です。「やべー今死にたいとか思ってる!実際死にかけてるすげー、ほんとに自分で死ぬことってできんのまじで?やっちゃう?三途の川渡っちゃう??」みたいな。ディズニーのパレード見るような。わーでかい光ってる着ぐるみ踊ってる!あっちで花火上がった!次は何出てくんのかな??て感じ。テンションうぜぇw

多分私が昔何度か死にかけたり殺されかけたりしたときに死を選ばなかったのはこのウザい好奇心のせいです。もしかしたら死後の世界もおもしろいかもしれないけどそれより目の前で起こることとそれによって引き起こされる感情のおもしろさを選びました。

 

 

そんなたいして面白くも無い人生の中、今現在私がまだ死を選んでいないのはただひたすらに「めんどいから」でしかないです。ろくでもない答えでごめん。

いやほんと、死ぬのってめちゃくちゃガッツいるから。身体と頭がありえないほど消耗した状態でありえないほど精神を削られてそれでやっと死ねるかもしれないなレベル。しかも現代日本では信じられないような医療介入をしてくるから油断できない。ほんともう考えれば考えるほどめんどくさいので、とりあえず今日も生きています。なんとなくはじめたRPGが多少クソゲーでも惰性でエンディングまでやりこんじゃうタイプです。隠しステージも隠しボスも見つけます。

でもちゃんと終活はやってる。いろんな医療福祉機関にコネつくったり死に際をどうしたいかの文章を家族と弁護士交えて作ったり、どういう障害のときにどういう医療措置をしてほしいか逆にして欲しくないかを家族や友人と情報共有したり。葉隠れのごとく死に際を毎日シュミレーションしてる。

 

そして多分、死にたいと思わない現在の私は不幸ランクがMAXなのだという見方もできると今回いろいろ考えていて思いました。

私は今自分が不幸だとは思っていません。でもそれは今以上の幸福を想像できないというのと同義です。不幸を撒き散らす養豚場の豚が全て粛清された後の世界を私は想像できません。バカがいなくなればいいのに、というのは、東から昇る朝日がまぶしいから地球の自転を逆回転にしたい、くらい現実味のない解決策に思えます。

すごい、自分の中に「抗うという発想を思いつかないくらい絶対的な真実」を発見してしまった。私はバカを滅ぼすという発想を持てない。数日考えたけどどうしても持てない。

なんかほんとすごい。私は今まさに自分自身の認知の限界に触れている。これがうわさに聞くバカの壁ってやつか。よくいろんな人が無自覚にぶつかって超えられずに人生台無しにしてるやつ。そうか私が人生を台無しにするのはこの壁なのか。

 

質問ありがとうございました。おかげでおもしろいものを見つけることができました。

 

 

自傷の原因とか依存とか身体拘束とかいろいろ

だらだら書いてたら何を言いたいのか自分でもよくわかんないけど、なんか病んだことかいてます。せめて目次的なものをつけてみた。

 

 

依存

依存症というほど大げさなものではなくても、やめられないとまらないかっぱえびせんみたいなものは誰でも一つ二つあると思う。

私の場合は活字を読むことに依存していた。多分今でも依存している。

日常生活をそっちのけにして虚構に夢中になる現実逃避という意味ではゲームでも本でも同じだと思う。そして私はそういう依存のしかたをしてきた。当時テレビゲームなんてなかったから本と文章に依存したのだけど、別に本が大好きだから読みたかったわけではなくて濁流に飲み込まれそうな意識を引き寄せることさえできれば依存先はどんなものでもよかった。

何一つ安全が保証されていない環境におかれたとき、Aボタンを押すとダッシュしてBボタンを押すとジャンプする、というようなごく単純な報酬系を際限なく繰り返すこと、というのは心の安定をもたらす。ゲームの中には明確なルールがあり達成可能な目標があり全ての現象に意味がある。親の機嫌次第で怒鳴られたり殴られたりする現実とは違う。

 

自傷

ただ当時私はゲームに依存できる状況ではなかったので、秩序を回復したいという欲求は自傷に向かった。生きものを切りつけたら血が出るという単純な因果関係と、自分の体を切りつけたら痛みを感じるけれど他人を切りつけても痛みを感じないという自他の区別のために薄く浅く傷をつけていたのだと思う。もっとも、痛みに関してはすぐ麻痺してしまうから自他の区別という点ではあまり成功しなかったけど。

そう思うと自傷はけっこうやばい部類に入る依存なのかも。いまさらだけど。

死ぬために切ってるわけじゃなし傷跡が残るほどのもんでもなしたいしたこと無いじゃんということで私の中で自傷はゲーム依存と同じ程度のものという認識だったけど、よく考えたら深い傷を作っちゃって傷跡が消えないとか神経を傷つけちゃったとかそういうのは単純に外傷としてやばいけど、それだけでなくて痛みが麻痺しちゃうというところも地味にやばいのかも。

なんか、恒常的に自傷してる人って傍から見ていてなんとなく気づいてしまうんだけど、あれは自分の体を守る警戒心の無さから来るのかもしれない。手をつないだりするとてきめんに分かる。手首の傷が見えちゃうとかそういう物理的なものではなくて、手の感触が鈍い感じで分かる。そういう人の手は割れ物を梱包するぷちぷちでぐるぐる巻きにした上から触ってるみたいなもさっとした感触がする。オタクにしか分からないたとえだけど、とらのあなで買った同人誌はぷちぷちの入ったダンボールで梱包されて届くんだけど、その感触。アマゾンの箱ほどがっちり隔絶はしてないけど中に何が入っているか分からない程度にもやもやしてる。

 

摂食障害

そういや拒食や過食も私としては自分の体へのコントロールを取り戻そうとする行為という位置づけなのかも。たいていの人は自分の体への復讐として摂食障害を起こすっぽいけど。身体を壊すための毒物みたいに食物を使うのではなくて、少なくとも自分の中の理屈としては身体によいものをきちんと食べてる。それが傍から見ると異常に見えるだけ。

 

死への希求

そう思うと、私の衝動の中で自殺願望だけが異質なのかもしれない。

他は少なくとも自分の中では生存欲求に基づいた合理的な行動だけど、自殺だけはそうじゃない。大概の自殺願望は生きたいという願望の裏返しだと言うし私にとってもそういう側面があるかもしれないけど、なんかもっと、ロウソクの火を吹き消すような気づいてたら死んでいたみたいな願望。たぶんそんなに生に執着していないから死にも執着していなくて、めんどくさいなぁとか生きてる意味ないなぁと思ったら簡単に死んでしまう。そうやって死んじゃった人何人か知ってる。

 

拘束

ていうかよく考えたら、自他の区別をつけるという意味なら怪我する必要ないじゃんね。痛覚でなくて触覚を使って、撫でるとか触るとかでいいじゃん。

と、思ったけど、よく考えたら撫でるとか触るとかしてると対象を取り上げられてしまっていたからだな。常に監視されていて、少しでも何かに興味を持つと取り上げられていた。自分の体はさすがに奪われないから体に跡を残すしかなかった。あんま傷が増えると怪我しないようにということで縛られたりもしたけどロープで跡が残るから私的には目標達成できるんで問題なかった。むしろ合法的に跡を残せるから安心感があった。

精神科でよく問題になる身体拘束とかも、用法をちゃんと守ってさえいればかなりいいシステムだなと思う。むしろ積極的に拘束してほしいくらいなんだけど相当アッパー系の病み方しないとやってくれないのでちょっとさびしい。いやむやみに拘束しないのはすごくいいことだと思うしスタッフさんの努力と神対応すげぇって思うんだけど。私みたいなファッション拘束愛好家はひっこんでろみたいな話だろうけど。

 

というわけで安心感のある拘束いいよね。

なんだろ、自分の選択を放棄できちゃうところがすごくラク。自傷エスカレートしないようにアクセルとブレーキを同時に踏み続けなくてはいけないみたいなところがあるから、ブレーキ機能をロープに丸投げできてしまう拘束プレイはわりと好き。田口ランディの小説でそういう感じの話があった。

でも私がしたいのはSMじゃないっていうミスマッチがさびしい。支配とか羞恥とかそういうのいらないんで。むしろそういうのされると醒める。ほーら恥ずかしいだろ、とか意味分かんない。恥ずかしいのはそんな行為を強要している側であってそれを強要されてる私は被害者でしかないんで何されても別に恥ずかしくない。淫乱だとか言われましても。私が淫乱なんじゃなくてお前が勝手に興奮してんだよバーカとしか思えない。痛いのとかすぐ麻痺するし。ちがうんだよ私がしたいのはSMじゃなくて契約に基づいたdomsubなんだよ。。。

だけどなぜか私の周りにはsubが集まってきちゃう。そうか私は天性のdomなのかなるほど納得だ(←オイ)よいMはよいSになれるんだぜ…

 

なんかもう何言ってんのかよくわからないのでこのへんで終わっときます。

 

 

天才と秀才の違い

最近天才をめぐる記事があがってて、それに対する反応にはやっぱり予想通りのものも多くてげんなりだったんだけど案外共感してる人も多くてなんかちょっとほっとした。そうかちゃんと伝わるように書けば案外共感されるのか。すごいな元記事の人。どういう人なのか全然知らないけど。伝わる文章を書けるというスキルは天才にとって、凡人のひしめく世間を渡るための防具的なものなのだろう。

そしてあらためて省みて思う私の文章力の無さorz

伝わらないよなこんなんじゃ。それでも一応精一杯やってんだよ一応は。。

 

で、私的には天才というのは、まだこの世に存在しないものを練成する人、と思うことにしている。

普通の人は今の延長線上にある未来しか想像できない。

馬車があたりまえの時代に車を作ったフォードは笑いものでしかなかった。

凡人が車のありがたさを知ったのは絨毯爆弾で町を焼き尽くされ焦土をアスファルトで覆われ道路とビルが整備されてから。

天動説があたりまえだった時代に地動説を唱えたガリレオは火あぶりにされかけた。

凡人に地動説のすごさが分かったのはカーナビや天気予報に衛星が使われるようになってから。

みたいな。アマデウスモーツアルトとか、グラハムベルとエリシャグレイとか。

まぁそんなもんだよね人間。私だって一日に電車が3本しかこない田舎に住んでいたときにはyahoo路線図のありがたみなんか理解できなかったもの。

 

逆に、単に頭の回転がすごく速くて情報のストックが多い人は秀才であっても天才ではないと思ってる。

私の友達にすごい数学が得意な人がいて、どれくらいすごいのか私なんかには理解できないくらい難しいことをやってるんで上手く説明できないんだけど、私は高校時代にその人の数学の解法を眺めるのが好きだった。

模範解答だったら50行くらい書くところをたった3行で納めたり、逆に何ページも書いてみたり、正解なのに採点者が理解できなくて不正解にされたりとかしてた。都会はどうか知らないけど田舎の公立なんてそんな程度の教師しかいないんやで…

どうしてわざわざ変な解答をするのか、丸暗記で無難な解答すればいいじゃん思っていたんだけど彼女としては中途半端な知識で無理にゴリ押しする高校レベルの解法のほうが理解できなかったらしい。大学で数学やってその気持ちはちょっと分かった。

でもその人は私の定義では天才ではない。

頭の回転がすごく速くて、数学に関しての情報のストックがめちゃくちゃ多いだけ。彼女の導き出す解は一見わけがわからなく思えるけど時間と労力をかければ私にも理解できる。

 

天才は今の延長じゃない未来を現在にひきずりこむのだと思う。

どんな秀才がどれだけ努力しても天才の導き出した結論にたどり着くことはできない。

んだよねー…

私的には全然普通の常識を積み上げて普通にやってるだけなんだけど。むしろ普通の人の普通のほうがよっぽどわけわかんないから、もうちょっと歩み寄れば分かってもらえるんじゃないかみたいな希望を持ってしまうけど、多分ほんとにわかんないんだろう。

 

結局、私が気兼ねなく話せる人は精神病院にしかいないっていうね。なんかへこむ。

けっこうガチめの精神病院だと実家に帰ったみたいな安心感があるんだけど、気楽に任意入院できるような場所だと客層が違うから、実家に帰るためにはガチ病みする必要がある。ガチ病みかぁ…いやいいんだけどやっても。里帰りしたいというわがままのために費やされる国費を考えるとな、このご時勢ためらってしまうというか。一泊5万くらいするからな。実家に帰ったら還ったですぐ飽きて娑婆に出たくなるんだけども。

やだもう実家に帰りたい。