おとといできていたことが今日できなくて、昨日覚えていたことが今日はもう思い出せなくて、櫛の歯が欠けるように、毎日少しずつなにかができなくなってくる。多分そのうち階段上るとかひらがな読むとかもできなくなる。自分が誰かも思い出せなくなる。
欝期間だとか、陰性症状だとか、まぁいくらでも言いようがあるんだろうけども私の感覚としてはアルジャーノンの主人公の気分が一番近い。
ま、ほっとけばまたすぐにできるようになるんだけど。
無能期間があるからこそ『私達』は成り立っているのだけれど、無能な『私』もいとしく思っているけど、この移行期は未だに慣れない。
ていうか、こんな少年マンガみたいな設定の私を平然と受け入れている家族や友人や会社の人達が一番理解不能かもしんない。あれ、ここ出る杭は全力で打たれる単一民族国家ニッポンじゃなかったの。いつの間にこんな信頼関係構築してんの私。全然実感無いんだけどなんかすげぇ。。
やっぱカネかなぁ?稼いでいれば多少ヘンでも文句言われないとかそんなかな。うるさ方を札束でひっぱたくほどの額は稼いでいないはずなんだが。ちょっとそのあたりはじっくり聞いてみたい。