ASKAさんが知らないうちにえらいことやってた。集団ストーカーに狙われてるのだとか。あっ(察し)。事務所は何やってんだよ!
aska-burnishstone.hatenablog.com
↑なんかもう、文章がすごい見覚えある感じ。
ちょっとなれた人なら、これあかんやつ、精神医学の教科書に例題で載ってるタイプのやつ、てぴんとくるかなと思うんだけど、こういうのって実は特殊な人の特殊な精神状態ではなくてけっこう普遍的なものだったりする。
狂気はカワイソウな弱者のものであり、健全で健康な我々には関係ないと思っている人が多いけど、実は狂気はものすごく身近にゴロゴロ転がっている。
こちら↓は「いい男がいない」と愚痴る女性の心理について考察されている記事。
こちらの記事でとりあげられている、アラサー独身女性はちょっと性格はアレだけどそこそこ普通に社会生活を営めている健全で健康な健常者だろう。
おそらく普段はそこそこ普通の判断力を持っているであろう彼女は、結婚相手を選ぶという局面に置かれると、とたんに整合性の無い妄想を語り続ける。どれだけ客観的な事実を並べても全て自分の都合のいいように超曲解する。局所的に統合失調症になっちゃってるみたいな状況だ。
私もうっかり殺人犯にされそうになったことがある。
人は狂気を恐れる。
だから、狂気を彼岸に置きたがる。
妄想なんて脳が壊れたカワイソウなキチガイに起こることで健常者の私には関係ないと言い張る。
だけど水素水を飲めば健康になれるだとか、野菜を食べれば痩せられるとか、ヨガをやるとモテるとか、オロナミンCを飲めば徹夜できるとか、アベノミクスで景気が良くなるとか、そういうのだって良く考えたら一種の妄想だ。
未来はだれにも分からない。だけど人間はランダムな出来事になんとかして因果関係を見出そうとする。
狂気は特別なものではなくて、だれでも持っている普通の感情だ。
なんていうか、狂気じみた妄信の根底には、逃れられない(と本人には感じられる)恐怖や不安があるんだと思う。負の感情を受け止められないときに妄想が発動する。妄想を妄想だと認めると言うことは、目を逸らしつづけてきたどうしようもない現実と対峙することで、だから人は己の狂気を認められない。
だから私は、統合失調症=とにかく薬飲めそれ以外は認めない みたいな風潮には疑問を感じている。そんなの大怪我しているのに痛み止めだけ飲むみたいなものだ。表面上の症状は抑えられても出血していることには変わらないから、どんどん薬が増えるしいつか大爆発する。薬を否定はしないけど、薬で症状を抑えている間に妄想が発生する構造を解体していかないと薬漬けになるだけだ。
だけどなんか、そのあたりって医療スタッフ間でもタブーみたいになっててどうなんだろう。むしろ私的には医療サイドの抑圧された恐怖と妄想のがよっぽど怖かったりする。