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雑記帳

チラ裏なつぶやき。鬱々しい。

身体表現性障害だと思ってたらむしろ逆だった話

この間用があって病院の敷地を通ったら看護師が「車椅子つかいますか」って駆け寄ってきた。こういうのがちょくちょくあるから病院や福祉施設にはあんまり近づきたくない。

私は一応普通に歩けるしなんなら走ることもできるし、知識の無い人から見れば全然普通の人に見えるんだけど、やっぱプロの目はごまかせない。

 

たまに手足が動かなくなって、もっとひどくなるとベットから起き上がることすらできなくなることがある。神経や筋肉の疾患は無いので病院に行くと身体表現性障害とかそんな名前をつけられることになる。

 

でも実は私の場合事情はもっと複雑で、私の骨格はめちゃくちゃ歪んでいて、普段の普通に動けている状態のほうがむしろ身体表現性障害で動けない状態のほうが普通らしい。

それを知ったのは健康診断でレントゲンをとった時なんだけど、私の骨は素人目にも明らかなくらい歪んでいて医者に二度見された。あんなに分かりやすく二度見されたのは初めてだったのでちょっと笑ってしまったのだけど、これだけ骨格が崩れていると普通であれば杖無しで歩くことは不可能だし寝たきりでもおかしくないと説明された。

 

そのあとせっかくなのでいろいろ調べてみて、どうやら私はごく経度の生れつきの脳の損傷があるということが分かった。ごくごく経度なので普通に生活いていれば自動的に修正できてしまうはずだったけど、私は虐待家庭に生まれて自宅軟禁状態で育ってしまい骨が成長する幼少期に歩いたり走ったりする経験がほとんど無かったため骨の変形が重度になってしまったらしい。どちらか片方だけであれば問題無かったのにうっかり二つ重なっていまったので問題が複雑化してしまった。

たださいわいなことに、脳の損傷は非常にピンポイントだったため他の部分で代償することができて、一見普通っぽく歩くことができる。でも損傷部位にパッチを当てて歪んだ骨格を無理矢理動かすというアクロバティックなことをしているから、少し脳に負荷がかかると元の状態に戻ってしまう。

だからほんとは両ロフストランドを使って足を引きずるみたいな歩き方が一番楽なんだけど、がんばれば普通に歩けるのにそれって大袈裟すぎて目線が痛い。

 

 

こんな人が私以外にどれだけいるか分からないけど、社会に適応するために本人も無自覚のうちに本来の能力はるかに超えた挙動を強いられている人は実はけっこうたくさんいるんだろなと思ってる。