今日のタイトルSEO意識したっぽい、すげぇ!
どうも、世に溢れる馬鹿をカモにあくどく儲けているhedgehogxです。最近新しいコンテンツの仕込みをしています。
努力もできないくせに成功だけはしたい、結果出せないくせに未熟な自分を認められない、地道な鍛錬はしたくないのに自分の技術の低さを直視したくない、そんなダメ人間が詐欺コンテンツのターゲットです。彼らの自己愛を満たしてやりさえすれば彼らはほいほい散財します。大儲けです。
ていうかね、アルファベットも覚えてないくせにシェイクスピア読みたいみたいな馬鹿が多すぎ。そういう奴に文法や単語を教えようとするとすっごいキレるじゃん。なのにシェイクスピア読みたい読めるはずだむしろ読めないのは教え方が悪いからだって難癖つけるじゃん。出る杭を全力で叩き潰しにかかるじゃん。
というわけで、
詐欺コンテンツを作るコツ☆
馬鹿であることを指摘しない
馬鹿は自分が馬鹿であることを直視できません。
馬鹿に向かって勉強不足を指摘するなど言語道断。自尊心がゴリゴリ削られるアイデンティティクライシスに直面し窮鼠と化した馬鹿は死ぬ気で立ち向かってくるため厄介です。参考書を数冊指定し丸暗記してこいなどという要求は天才や秀才にとっては自分のペースで学習を進められる楽なタスクですが、馬鹿にこれを与えるのは愚の骨頂と言えるでしょう。
優越感を与える
馬鹿は自分の力で問題を解決し達成感を得ることができません。そのため人生において常に残尿感にも似た不完全燃焼感を抱えています。そこでなにやら真新しい単語を連呼し「これを知っているお前は優れている」と言ってやります。
ただし、ここで使う単語は難しすぎてはいけません。イノベーション、マーケティング、html、程度の馬鹿でも理解できるものに留めましょう。間違ってもコンバージョントラッキングとかjavaとかニュートリノとか言い出して馬鹿に無知を突きつけてはいけません。
この単語の選定が詐欺コンテンツの最も重要な部分です。
馬鹿は思った以上に馬鹿です。大学教授でも東大卒でもCEOでも、馬鹿はやっぱり馬鹿なのです。この程度のこと大学で習っただろ、などと慢心せず現地調査を行いターゲットとする馬鹿に理解できる言葉を選びます。
怪しい単語を使う
馬鹿には理解できないような複雑な理論は怪しげな単語に置き換えるとスムーズに受け入れられます。「AがBになってCが加わってDになってEの場合はFになって…」などと説明せずとも「Aが憎しみのオーラ力でFに変化します」と言えば万事解決です。
学問としての体系がなければ俄か知識でも分かったふりができそう、というのが馬鹿の発想ですから、ヒーリング、ホメオパシー、ヨガなどの学術的に確立されていない単語は狙い目です。オーラを治療?することで骨折が治る、マントラを唱えると体内の活性酸素が減少する、瞑想でガンが治るなど、おもわずしばきあげたくなるようなことを平気で信じ、実行します。
いや、個人で実行する分にはお好きにすればよいですが、きちんとした職についた権威ある人達が怪しげなモノを他者に強いる現実には涙を禁じえません。ほんとにこういうのゴロゴロしてるんだよ、そして藁にも縋る思いの人がひっかかるんだよ……
マニュアルに気づかせない
馬鹿に本質は理解できません。
そのため丸暗記で実行できるマニュアルを用意する必要があります。言うまでもなくこのマニュアルは馬鹿に理解できる程度の単純なものでなくてはいけません。効果なんて出なくていいのでとにかく猿でもできる単純なマニュアルを作成します。
ですが馬鹿はマニュアルを丸暗記することすら毛嫌いします。
どうせ馬鹿なんだから無駄な努力などせずに愚直にマニュアルを実行すればいいものを、と思いますが、馬鹿は自分が馬鹿だと自覚することをひどく嫌います。そのためマニュアルには怪しげで難しげな単語をまぶして「このマニュアルを理解できるあなたは特別」感を醸しだしましょう。
まとめ
- 馬鹿は思った以上に馬鹿。
- 馬鹿は否定されることが大嫌い。
- 馬鹿は常に優越感を欲している。
なんか、新しい理論や技術はみんなそうなのかもしれないけど、受け入れられるまでにすっごい時間がかかって、なんでそんなに抵抗されるのかっていうと単にこれまでの慣習を否定されるのがイヤっていう子供じみた感情で意固地になってるだけなんだなって思う。でもこういう奴ってテキトーにおだてあげてマニュアルを与えれば内容がどんなにカスでも害でも尻尾振ってついてくんのね。
自分の固定観念が否定されるのって、少なくとも私にとってはすっごい楽しいことなんだけどおそらく多くの人にとってそれは生存を脅かされることなのだろう。
どうしても我々研究者は自説の優れた点を主張したがるけど、馬鹿にとっては新しい理論は優れていればいるほど受け入れがたい。我々が結果を出せば出すほど馬鹿は我々に敵対する。
最後に、全体的にそこはかとなく薄気味悪いことで定評のある(←ほめてる)浦沢直樹の20世紀少年に出てくるきもちわるい(←ほめてる)おっさんの名言
オリジナルは損する。そのコピーをした奴はまだまだだ。世界をつかむのは決まって…… コピーのコピーだ。
このときのオッサンの顔がまたきもちわるいんだ!
損をしないオリジナルになるために、それが無理ならせめてコピーしてもらえる程度に知名度のあるオリジナルになるために、今後とも詐欺道を邁進したいと思います。