雑記帳

チラ裏なつぶやき。鬱々しい。

キュレーションメディアがのさばるのはgoogleの勝利だと思う。

まとめサイトなどのキュレーションメディアの盗用がやっとこさ問題化されている。だが一番大物のNEVERまとめは相変わらず検索上位を汚しているし根本的には全然反省してないっぽくて超笑える。

 

ただこれって、じゃあgoogleがパンダより有効なアップデートを行って検索上位にまとめサイトが来ないようにすればいいか、っていうと、そうすると結局google社に記事の信憑性を判断する権限という政治力を与えることになるのでそれはそれで怖い。

 

我々はgoogleの前に圧倒的無力である

世界中の情報を独占状態のgoogleが本気を出せば情報操作なんて簡単だ。そしてテレビのニュースを鵜呑みにしNEVERまとめ程度の情報を検索上位に持ってきてしまう情報弱者が圧倒的多数を占める現状で我々はgoogleの陰謀に抗うことは不可能だ。

だから記事の内容を一切考慮せずにアルゴリズムに徹するgoogleの潔癖にクリーンな姿勢はもっとものすごく評価されていいと思う。

だって、googleって営利を追求した民間企業だよ?しかも業界独占してんだよ?そんなのやりたい放題じゃん。民間企業は目先の小銭の前にどんな汚いことだってやるしその結果誰が不幸になっても気にしないというのはNEVERも文春も示している。

 

民間企業は目先の小銭しか考えていない

私も一介の悪徳業者として活動してるわけで、いろんな規模の会社の社長と会うこともある。社長ってなんか頭いいイメージじゃん?なのに現実の社長ってほんとカネのことしか考えてなくてすごいげんなりする。自分の会社の商品もユーザーの生活も業界全体のことも、なーーんも考えず市場を食い荒らしてただ目先の小銭を稼ぐことだけに邁進してる。

NEVERとかまだ良心的だと思うよ。だって彼らの市場はエンタメじゃん。エンタメ市場を食い荒らされたって人間死にゃしない。だけど衣食住や医療福祉教育みたいな、人間の根幹を食い荒らすのほんと罪深い。それで社長はフロリダに牧場を買って悠々自適に遊べるかもしんないけど、つまんない欲とプライドが引き起こした品質低下でどんだけの人が泣くか分かってるんだろうか。

 

結局、個人が情報強者になるしかない

企業は利益を追求する。社長は目先の小銭のことしか考えていない。

メディアは発行部数しか考えていない。googleは何が正しいか判定しない。

 

つまり、今何が起こっていて何が正しいのかを自分以外の誰かにゆだねることはできない。だったらそれぞれの個人が何を信じてどう行動するか考え続けるしかない。自分の判断を他人に委ねようとするから間違いが起こる。企業もメディアもgoogleもそれぞれの仕事をしているだけで、我々個々人のことなんて考えてくれない。自分のことは自分で決める。それはとても健全な社会のありかただ。

 

てことで、キュレーションメディアに社会的制裁を与えることも大事だけど、それだけだとモグラたたきになる。

だから「検索上位というのはカネで買える」「情報発信力と情報の正しさは相関しない」ということを周知し検索1ページ目だけを真実だと信じる情報弱者を減らす方向性を考えていくのがいいんじゃないだろうか。

 

 

 

 

そうはいってもヒトはバカな生物である。

何が正しいかは自分で決める、なんてなんかキレイ結論になったけど、脳みそのスペック的にそれが不可能な人というのは一定数存在すると思う。

何が正しいか常に考え続けるというのはつまり超複雑なアプリを常時機動してるような状態だから、スカスカな脳みその人には「自分の頭で考え続けるアプリ」は使えない。そういう人は何が正しくてどう生きるべきか他人に決めてもらうほうがラクなんだろう。

前回日本で自民党に投票してしまった人や、今回クリントンではなくトランプに投票しちゃった人はおそらくクリントンオバマの提唱する複雑さに耐え切れなかったんだと思う。彼らにとっては共存やノーマライゼーションといった不確かな試行錯誤よりグレートアメリカという分かりやすい物語の提唱する牢獄のほうが居心地がいいのだ。

外敵や飢えに怯える大自然よりも檻の中でぬくぬく太ってハンバーガーになるほうが向いている人というのは、それはそれで尊重すべきだと思うし、複雑さに耐えうる人達はノーブレスオブリージュとして彼らに与える物語もきちんとプロデュースする責務があると思う。