なんかね、将来を見据えた合理的な解決策を考えられる人ってね、空を飛んで移動する鳥みたいな視点なんだと思うんだ。
そんで、将来行き詰ることなんて分かりきってるのにひたすら現状維持して変化を認めない人って、地面に閉じこもるミミズみたいな人生を生きてるんだと思う。
どっちがいいとか悪いとかじゃなくて、生き物としてのスタンスそのものが違うの。価値を置くものが違いすぎて、言葉は通じても話は通じない。
てことで、こういった↑発信を告発とか悪口みたいに捉えちゃう人ってほんとにいるんだなぁ、って。
んーと、なんか、鳥タイプの人とミミズタイプの人って、仕事とか人生とか目的とかそういう根本的なところで完全に食い違ってるんだろなぁって。
地方創生的なところで例を挙げるなら、目的としては町おこししなわけでしょ。地元のよさを外部にも知ってほしいわけでしょ。都会の人に名産品を買ってほしいし、若者に移住してきてほしい、みたいなのがざっくりした目標なわけで。
だったらさくっと名産品をプロデュースして広告打って販路つくればそれで解決じゃん。よーしやろうぜー。PCDAがんがんまわすぜー。
て、考えるのが鳥タイプの人。
でもミミズタイプの人ってのは、たぶん全然違うロジックで動いてる。
たぶんなんだけど、彼らは自分たちのやってきたことを否定されることを極端に恐れている。新しいことを始める、が、古いことを否定する、つまりこれまでの自分たちの努力を否定される、につながっちゃってる。
だから彼らにとっての地方創生というのはこれまでのやりかたを肯定することであり、都会から入ってくる若者に求めることはこれまでのやりかたに従うことでしかない。
きっと彼らの頭の中では「これまでのやりかたで絶対にうまくいく。これまでのやりかたに従わない若者が現状を悪化させている」になってるんじゃないでしょうかね。たぶん。
まぁ、これまでのやりかたをゴリ推ししてきた結果が現状なわけですけども。
これまでのやりかたじゃ食ってけないから過疎が進んだわけですけども。
だけどそんな正論は彼らのロジックの中では「これまでのやりかたに従わない反乱分子」にしかならないわけで。
そんなミミズのコロニーで生きていきたいなら、彼らのロジックを理解したうえで逆手にとんなきゃいけないんだと思う。
あと個人的には元記事の方には、地域おこし協力隊をやめるに至った原因とか行政とのやりとりとかもっと詳しく掲載してほしいなと思いました。やりとりした書類を全公開くらいするとフェアなんじゃないでしょうか。
と私としては思いますが、議論の俎上に乗ることと存在の全否定がイコールで結びついてしまっているミミズタイプの人にとっては閉じた地域でのやりとりを公開すること自体がミミズの存在意義を否定することと捉えられてしまうのでしょう。ほんとめんどくさい。
ていうか、私も最近とある分野の学問で長年信じられてきたことが間違いだと証明しちゃったんだけど、まぁすっげぇぇぇ叩かれるのね。E=MC、みたいな誤植レベルの明らかな大間違いが教科書に堂々と乗っかってるっていうのに、間違えを認められない、認めたくないっていい年こいたオッサンが大暴れしてて、まぁ私としては老害が全員死ねば解決なわけで別にいいんだけど、なんかほんと気の毒な人達だなぁと思う。