雑記帳

チラ裏なつぶやき。鬱々しい。

自民党の右傾化は団塊の老害のための接待ではないか説

自民党改憲草案をみると、家族を大事にとか天皇が偉いとか政治活動の自由を制限するだとか結婚や移動や職業の自由を行使するには家長の許可がいるだとか、なんかとんでもないことが書かれている。

9条自体の改憲自体は十分慎重に国民全体が議論すべき事柄だと思うのだけど、それ以外の妙に帝国主義的な思想をねじこんで来るのなんでなの。森友事件あたりからやっと騒がれはじめたけど、自民党っていつからこんなナチみたいな気持ち悪い右思想の党になったんだっけ。ぜんぜん「自由な民が主権の党」じゃないじゃん。

 

共謀罪やら銃剣道やら教育勅語やら、どうにもうさんくさいニュースを総合するとどうも安部氏率いる現在の民主党国民主権を放棄して国の言いなりになる国民を育成したいっぽい流れになっている。

そのうえ家族の義務を増やすことによって介護や育児を家族の無償労働によってまかなおうとしてるくさい。

 

これらは明治維新からww2あたりに世界的に流行した思想で、なぜこのような思想が流行したかと言うと当時の戦争の形式が兵隊が植民地に行って殺し合いをするというタイプのものだったから、と考えることができる。

植民地という他人の土地で白兵戦に近い泥臭い殺し合いをする下級兵士を大量に量産するために列強はこぞってなにも考えず国のいいなりになる国民を量産した。そこで必要なのは敵を殺せる強い男と子を産む女だけ。男は戦い、女は子を育て、それ以外の活動はしなくていい。むしろ余計な活動をして知恵をつけられると面倒。戦争というのは儲かるから、当時はそれで十分経済が回ったのだろう。よく知らんけど。

 

そういう時代においては、家族間の扶養義務を強化する改憲草案とか国を愛する心を育てる道徳教育とか反戦思想を教える教師を密告する制度を作る*1とかが国の存続のために有効な手段足りえたのだろう。帝国主義はベストではなかった。だが少なくとも当時それがベターに近いなにものかであった瞬間はあったのだろう。

 

だけど、現在の自民党が推し進めようとしている帝国回顧主義は核や大陸横断ミサイルが実用化された現代において有効な戦略だろうか。

戦争の悲惨さや殺戮についての人道的な反対はいったん保留にするとしても、大統領がぽちっとスイッチを押せば敵国が吹き飛ぶこのご時勢に肉弾戦のための使い捨て下級兵士って邪魔なだけじゃね?いまさら植民地に行って銃の撃ち合いするメンタリティを育ててどうするよ。

 

家族の扶養の義務や結婚や職業選択の自由を制限するとかも、それって結局女性のシャドウワークを増やして社会進出を妨げてるだけじゃんね。ただでさえ人手不足で不景気なのにさらに女を家庭に閉じ込めたらさらに景気冷え込むよね。

 

女は家に閉じこもってろ、国家を崇拝しろってそれ言って喜ぶのって団塊の世代だけだよね。リアル戦争を知らないことに劣等感を持ち続けリアル戦争に無責任な憧れを抱いている世代。まぁ団塊の世代のオッサンたちが自民党の票田だからね。だけど票田のご機嫌取りのためにナショナリズム復活させるって失うもの多すぎないか。

 

てことで、自民党の右化はサライとかで弘兼憲史に漫画化させる程度の気楽な懐古主義でしかないっぽくて、そんな個人の好みを国に反映させるとかほんと団塊の世代は死ぬまで迷惑を撒き散らしていくのだなと思います。

*1:まじで自民党は2016年に密告メールフォームを作ってた。魚拓→http://archive.is/FysFM