雑記帳

リベラルでもフェミでもないただの愚痴

中学を中退して一人で勉強するための参考書いろいろ

中学はひたすら耐え抜き、高校を辞めたかったけど猛反対され高校の無意味な授業を受けつつ空いた時間に受験勉強をするというダブルスタンダードを強いられてそれなりに大変だったババアですこんにちは。自殺未遂めっちゃしました。フローリングの隙間に染み込んだ血は後々腐って臭いがとれません。やらないで済むのが一番ですが、やるなら風呂場でやりましょう。今はフリーランスで楽しくちんたら生きています。ちなみに病名は解離性同一性障害です。

 

今回の記事はこちら様の記事を読んで、私もなんか補足したいなという気持ちになったので書きました。

syakkin-dama.hatenablog.com

 

 

 高校や大学レベルの独学用参考書はいろいろあるけど、小学校や中学校の独学はあんまり情報がないかなと思いましたのでまとめました。

 

 

選択肢1 塾

お勉強=塾 みたいな風潮がありますが、塾やフリースクールは所詮一対多です。教室よりややマシていどのものです。あと高いです。ので、状況が許せば塾もよいでしょうが、必ずしもベストではありません。発達障害や高IQなどの非定型発達の場合はそもそも定型発達を想定したカリキュラムが合わないので、塾もイマイチなこともままあります。あと高い。日本の人件費半端無い。なので、必ずしも塾に行く必要はないと思います。

 

 

選択肢2 通信教育

Z会

まず、選択肢としてZ会というのがあります。Z会をしっかりやれれば高校卒業レベルの知識が手に入ります。ですがZ会はクセが強く、向き不向きがあるので万人向けとはいえません。私はあんまり向いていませんでしたが試してみる価値はあります。進研ゼミも同様です。

 

一般の教材

まずは小学校~中学校レベルのたしざん、ひきざん、読解など基本の学習のための教材をご紹介します。

教材の使い方

学校に馴染めないということは即ち学校式の学習に馴染めないということなので、中退を検討するタイプの子供は基本の学習習慣の時点で躓いていることがほとんどです。持ち前の地頭のよさでなんとか授業にはついていける場合でも、基本ができていないといつか躓きます。ですので、小学校1年レベルから学習を始めることをお勧めします。

学習は積み重ねです。土台ができていないと応用はできないし、逆に土台さえしっかりしていれば後は楽勝です。たとえば小学校一、二年生レベルの学習、つまり、一桁の四則計算が全くストレス無くできるようになれば何桁の計算でも怖くなくなります。国語でも理科でも社会でも同様のことが言えます。一冊600円という驚きの安さなのでケチらず小学校一年生レベルからいっぱい買うといいです。

 

TOSS

あまり一般に知られてはいませんが、非常に優秀な教材がそろっています。発達障害向けの配慮に関しては日本で一番優秀ではないでしょうか。ノートのとりかたから漢字の覚え方まで、学校では教えてくれないことを丁寧に教えてくれます。

www.tiotoss.jp

欠点を挙げるとすれば、元々教師向けの教材のため独学で使うには少々説明不足という点があります。また、非常に優秀な教材にも関わらず普及率が低くよい指導者に巡りあえないというのも欠点です。ですが文字の大きさから紙質まで分かりやすさを徹底した教材のため独学でも効果が見込めます。

 

くもん

くもんのメリットはどこの書店でも手に入ることです。類似の学習ドリルはたくさんありますし、その中でくもんは地味ですが、書店で手に入る中で一番質が良いのがくもんです。学研は駄目です。カラフルで目をひきますが、指示がわかりにくい、一つ一つの課題が大きすぎ、毎回問題の形式が違う、など、学習能率を悪くする仕組みが満載です。その点くもんはめちゃくちゃ地味です。たとえば公文の小学校一年生の足し算のドリルでははじめの10ページを「x+1」に割いています。「1+1 2+1 3+1 4+1 5+1 6+1…」で10ページ。どう考えても無駄っぽく感じますが、これがものすごくいい。ので、騙されたと思って小学校1年生のドリルからやってみると計算の基礎体力が段違いに向上します。

 

ドリル系教材まとめ

くもんとTOSSが二強ですね。それ以外は正直微妙です。

くもんは算数が秀逸ですが、国語はちょっと微妙。

TOSSは全方位抜かりなし。とくにあかねこ漢字スキルやフラッシュカード系がすごいので、漢字苦手なら一度ためしてみてください。本当は算数のノウハウもすごいのですが独学系だとあまり良さが発揮できていないかも。

なので独学するのであれば、算数は公文、それ以外はTOSSがよさそう。

 

応用の教材

Z会、TOSS、公文の三種の神器があれば、偏差値50程度までなら独学でも十分フォローできます。ですが、できれば偏差値60や70を狙っていきたいところ。そこで有効なのが大学受験向けの参考書です。

この辺りについては「大学 参考書」などとググると「東大にストレート合格した僕が使った参考書一覧」みたいなのがいっぱい出てきますので私は基本の部分だけご紹介しておきます。

 

応用教材の使い方

はじめはちんぷんかんぷんでいいから、とりあえず流し読みする。できればノートに書き写してみる。最終的なゴール地点が見えると学習能率が上がります。

 

赤本

京大と東大の赤本を買ってきて読んでみる。最終的にこんな問題が解ければいいんだなという目安になります。

 

チャート式

チャート式のメリットはコスパがいいことです。なんせ一冊に一教科がまとまっていますから。数学と理科に関してはとりあえずチャート式の問題と答えを写経のごとく丸写ししとけばいいんじゃないでしょうか。学校では、答えを見ずに自分で考えろなどと寝ぼけたことを言われますが、自分一人で考えられることなどたかが知れています。無駄に頭を絞るより、さっさと先人の英知を暗記しましょう。

 

国語や英語に関しては、とにかくいっぱい本を読むという体育会系のゴリ押しをするか、こんな感じ↓でアルゴリズムでゴリ押しするか、どちらか自分に向いているほうをやっとくといいと思う。

www.amazon.co.jp

 

英語を乱読&乱聴するのであればこんなサイトをば。

www.eigo-net.jp

リスニングならこちら。

learningenglish.voanews.com

ちなみになぜか日本の英語教育では重視されていませんが、フォニックスは絶対やっておくべきです。

フォニックス - Wikipedia

mamagyutte.jp

 

また、これは大学受験の小手先テクニックですが、第二外国語という選択肢もあります。韓国語、中国語、ドイツ語などの英語以外の言語で受験するとライバルが少なく高得点が狙えますので、余裕があればちょっとかじっておくとよいでしょう。 

 

 あとはこんなのとか。

学問に興味があるタイプなら、大学では何をやっているかを知るとテンションが上がるかもしれません。

www.yukisako.xyz

 

私はCiNiiでがっつり論文を読むのが好きでした。最新の研究はたいてい英語なので、英語の勉強にもなります。

 

 

 

 

無料で使える予備校とか

これは高校の内容のみになりますが、最近は無料の予備校なんてのもあります。

chinopos.jp

 

 

 

最後に

学校をやめるなんて根性が足りないなどナメたことを言う大人もいますが、そんなのは地獄を知らないボウヤの戯言です。無視しましょう。いのちだいじに。

まぁなんていうか、レールから外れた人生というのもなかなか悪くないものです。楽しく生きてください。そして困ったらツイッターかなんかで発信してください。大概のことは誰かがなんとかしてくれます。