雑記帳

チラ裏なつぶやき。鬱々しい。

テレビもスマホも一切ない状態で子育てしてみた結果

うっかりテレビやスマホはおろかスピーカーや電子音のオモチャすら無い状態で子育てをしてしまった。オモチャは木の積み木と木琴と太鼓くらい。あとは家にあるナベとか皿とかでままごとをしたり、木の実や枝を拾ってきたりとかそんなので遊んでいた。今思うとこれはこれで極端すぎる気がするんだけど当時大変過ぎて全然余裕無くて気づかなかった。

別に思想信条とかではなくもともとテレビを見る習慣が無く子供向けのオモチャを買う機会もなく普通に生活してただけなんだけど、結果的にほんとに電子から遠ざけた生活になっていた。

 

そんな滅菌子育てをしていると、ちょっとでもテレビを見せちゃったりすると子供の様子がてきめんに変化するのがよく分かった。

なんというか、テレビやゲームを与えると子供の性格が変わってしまう感じ。たかが10分アニメを見た程度で何を大げさな、と思うかもしれないけど、「この子は本当に私の子だろうか」と疑いたくなるくらい性格が変わって、癇癪を起こしてそっくり返って泣くような子になってしまう。理を尽くした会話が出来ない。だから黙らせるためにまた動画を見せるしかない負のループに突入する。その状態になったわが子は正直同じ人間と思えなくてちょっと恐かった。

でもその変化を恐ろしいと思うのは私だけで、周りのママ友はワガママを言う様子を見て「子供らしい普通の行動」だと言う。「元気があっていい」とか。いやあれ元気じゃねーよ暴れてるだけだよ、と思うけどママ友的には自分で制御できない感情に振り回されて怒鳴り散らして暴れて泣きつかれて寝るのが元気な状態らしい。なにそれこわい。

 

 

スマホに子守をさせないで、というポスターがちょっと話題になって賛否両論いろいろあったみたいで、結果としてほどほどに動画を見せる分には問題ない、みたいな結論になってたっぽい。でもそれってほんと?ほんとに悪影響でない??というのは私としてはすごく疑問に思っている。

もちろん、その子の特性によってはテレビやスマホからの情報入力のほうが適していることもあるだろうし、もうどうしようもなくて虐待するくらいだったら動画みせていたほうがずっといい、という現実的な判断もあると思う。だから動画が絶対悪いとかではないんだけど、でも小さい子供に動画をみせることで確実に失われるものってあるよね、それって無視してしまって大丈夫なのかな、というのはすごく思う。

ある程度大きくなるとそうでもないんだけど、小さな子供に動画とか、あと電子音のなるオモチャとか与えるとずーーーーーっと熱中してしまって、それを取り上げるとギャーーって泣き出す。なにあれなんかキツネとか蟲とかに憑かれてるんじゃね。てくらい常軌を逸した集中の仕方が人間の理から外れてる気がして恐い。

 

たぶん、現代人のほとんどは動画とか電子音に慣れてしまっていて小さい子供であっても問答無用でそれらに接することになるから異常な子供の状態を異常だと気づけないのではないかと思う。

発達障害の増加は電子機器の増加が影響してる説もあながち間違いじゃないと思う。まぁ大規模な対照実験が出来ない以上仮説でしかないわけだけど。

 

というのが私の感覚なんだけど、これは所詮私の狭い経験から導き出されたn=1でしかない。

たまたま私の子が電子機器と相性が悪い子で、他の子はそうではないという可能性も大いにある。そもそも子供は話が通じないのが当たり前で、私の子が異常だという可能性もある。

そもそもの大前提として、スマホの動画を見せなきゃやっていけないほどキツいワンオペ育児の構造をどうにかしないといけないという社会構造の問題もある。

 

だからあんまり大きな声で言えないんだけど、衝動をもてあましてギャーギャーわめいて動画見せられて大人しくさせられている子供を見るとすごく複雑な気持ちになってしまう。