雑記帳

チラ裏なつぶやき。鬱々しい。

高IQゆえに直線が理解できなかった子供に算数を教えた話

それなりに難しい計算はできるのに妙なところで躓くうちの子に平行と垂直の定義について生物の重力感知能力から説明したらやっと理解してくれた。

 

hedgehogx.hatenablog.com

 

でもなーんか、幾何の基本が分かってない気がしていろいろ話していて、あーこれ数学的な直線と平面の定義が間違ってるわ、ということに気づいた。いやでも普通『直線』なんて感覚でわかるじゃん。しゅばっとしていて曲がってない線が直線ってことでいいじゃん。なんだけど、彼女にとって直線とは『床と平行な線』で、床=地面=地球=曲線 という理解になっていた。地球上で考える以上直線はマクロでみた曲線になる。

図にするとこういうこと。

地面=直線 だから、数学的な直線だと地球からはみ出る。

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彼女にとって 直線=曲線 だから三角形の内角の和が180度なのは納得いかない。

分度器で計って180度でも正確にはかれば、あるいはすごくでかい三角形なら内角の和は180度を越えているはず。という理屈。

まぁね…机の上=地面と平行な面=曲面 に三角形を書いたらそうなるね…

しかもこの模式図は地球を二次元で円として書いたけど彼女の理解の中では地球はあくまで球だから、平面=曲面 になって、だから面積の求め方も納得いかない。

 

普通、数学感覚というのはまず素朴な『まっすぐ』『平ら』っぽさから出発するんだと思う。ていうか私はそうだった。三次元的理解なんていのは近年コンピュータで3Dを扱えるようになってやっと学問として始まったわけじゃん。いま数学者やってる人達はみんな紙の本に書いてあることをベースにしてるわけじゃん。そもそもこの子だって紙の教科書で平面について学んでるわけじゃん。

 

普通、二次元の発想が基本じゃん。

なに人類に先駆けて先行アップデートしてんの。クロームか。グーグルか。

さすがの私も小学生に三次元とか四次元データの解析とかさせてないよ。いつ地球は球だってのがベースになったし。そういやこの子地球儀くるくる回して各国の時差を考えるのが好きだったけど。それだけでその発想に至るもんなの?

 

 

そんな風に厳密な定義を求める子供なんだけど、私を含め彼女の周りの大人で純粋な学問をやってる人がすごく少なくて、厳密な定義なんてちゃんと説明できない。医学、生物、統計、経済、法律、教育、社会学、心理学、哲学と、みんな実務系というかガテン系な先行なんだよね…。せめて物理系でもいればいいんだけど。

あと多分、学問全てを生活感覚に落とし込んで理解する彼女自身も純粋数学とかは扱えない。虚数みたいな触れない概念だと詰む。

いいじゃんふわっと「直線はまっすぐな線」て理解で。