雑記帳

リベラルでもフェミでもないただの愚痴

普通の人の時間認識を想像できない

この間数学やってる友人に回転を表すのに曲線ベクトルを使ったらどうかという思い付きを言ったら、これだから素人はみたいなこと言われた。

 

うんまぁ私もその通りだと思うよ!

ていうか別に私は何かを理解したいとか学問を究めたいとかじゃなくて毎日の演算をさくっと終わらせたいだけなんで。これまでソロバン鉛筆でやってた作業にエクセル導入したら便利になるんじゃないかなレベルの仕事をしたいだけなんで。ベクトルとかぶっちゃけ高校レベルでしか理解してないのにそれで仕事するとかほんともう

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て感じだよねわかる!

 

でまぁ、「まずお前のイメージする『回転』やら『曲がるベクトル』やらというのはどういう現象なんだ」と問い詰められて、あれそういえば私どういうのイメージしてたっけ?となった。大学で習った曲線のベクトルと私の言ってる『曲がるベクトル』はちょっと違くね?私の中で勝手に定義づけられてる『曲がるベクトル』て何?

というのをよーく考えたとき、結局私の中でベクトルというのはいわゆるひとつの四次元的な何かという理解なんだろなというところに行き着いた。物理や数学でいう四次元ではなくて、ドラえもんの四次元ポケット的な。さんすう苦手だから頭悪い表現しかできないけど伝われ。

なんていうか、そもそも私の場合、時間の概念がちょっと良く分からないっていうか、10年前のことも昨日のことも100年後のことも同じ重みとして捉えるみたいな謎の世界観に生きてて、だから現在を基点とした時間の流れみたいな共同幻想をあまり共有できなくて、そのあたりが離人感の一つの原因になってるっぽい。

多分普通の人にとって現在というのがとても重みを持っていて、現在の画像からモーフィングのように過去や未来のイメージを想像する、みたいな世界観なんじゃないかと思うんだけど、私の場合はなんていえばいいのか、現在も過去も未来も全て重なりあって同じように見えるみたいな…ただ重なってるだけじゃなくて同時に起こってるっていうか。ちょっと自分でも何を言っているかよく分からないorz

 

それだからたとえば新しい機械を作ろうとなったときに、平面図を脳内の4次元空間(仮)に放り込んでいつどこがどのように磨耗するかみたいのがすぐ分かる、みたいな、なんかそういう現象を私は『曲がるベクトル』という非常に雑な言葉で表現してるっぽい。

私の脳内の四次元空間(仮)を演算ソフトにしようとすると、C言語とかjavaとかいう普通の言語とはもう理念からして違うからいっそ新しい言語を作っちゃったほうが速いんじゃないか、みたいなことになりそう。

いや、作る必要があるなら作るけどさ…

でも多分その言語私以外には使えないよね…

そもそもエクセル程度の便利さを求めてるのにどんだけ労力かける気かと。ちゃちゃっと数字入力したらさくっと計算してくれるイケてるやつを作りたいだけなんだ。。。

 

そして多分、日常の感覚を形而上の学問にまでゴリ押しするという私の特技がいろんな齟齬を生んでいるのだろうなという結論になった。私の中で学問と言うのはあくまで実用でしかない。私は日常感覚を超えられない。だから触れない数を扱う数学者にはなれない。よかった数学専攻しなくて。

てことは逆に、私が日々無意識に感じている事柄を自覚することが学問の上でも一つブレークスルーになるような気がする。