雑記帳

リベラルでもフェミでもないただの愚痴

文章を理解できない人がいるというリスクが殺人にまで発展することについて

hagexという人は私にとって「時々炎上する黄色いアイコンの人」という程度の認識だった。そして低能先生というのは「増田やブコメに出没する変な人のうちの一人」程度だったので、hagexさんが低能先生に刺殺されたという今回の事件について何かを言える立場ではない。

 

今回の事件をまとめてみたのがこちら。

 

 

hedgehogx.hatenablog.com

 

 

あと別に、hagex氏が聖人君子だったとも思っていない。むしろゲスだと思ってる。

hagex氏のゲスさをまとめた増田がこちら。

anond.hatelabo.jp

 叩く相手の家庭環境や性事情をさらすとかほんとゲスだしやりすぎ。

追記

“叩く相手の家庭環境や性事情をさらす”いや本人が公然と晒しているものを紹介してもゲスじゃないでしょ週刊誌みたいに隠してるものを暴くわけでなし

というブコメをもらったので。

え、そうなん。知らなかった。そうかhagex氏は別に文春的な暴露をしてたわけじゃないんだ。じゃあhagex氏別にそんなゲスじゃないじゃん。ただの便利なまとめつくるだけの人じゃん。まじかよ悲しすぎる。ご指摘ありがとうございました。

 

だからhagex氏が梅木氏や八木氏から訴訟されたのであればざまーみろとしか思わなかった。でも彼は低能先生というわけのわからない人に粘着され、通報を推奨したら逆恨みされて殺されたわけで、それは違うだろうと。

そして私は薄暗い活動に日夜いそしむ悪徳業者なので、氏が煽っている人はすべてネットのPVで稼いでいる人という点も注目したい。 氏は基本的に炎上芸人しかとりあげない。普通の人が炎上したらデメリットしかないが、イケヤハヤ氏やはあちゅう氏や八木氏は燃えれば燃えるほどメリットがある。hagex氏と炎上芸人諸氏は共生関係にあるといっていい。

そんなhagex氏が、非炎上芸人であり文学のコンテクストが通用しない人であり無敵の人である低能先生をいじってしまったのが悲劇の始まりであろう。

 

 

今回の事件に関していろいろな人がいろいろなことを言っているのを眺めていて、絶望的に文意が読み取れない人というのがこの世に存在しているというのを思った。

たとえば、故hagex氏が書いたこの記事

 

新卒フリーランスや会社を辞めてブログ一本で食べていこうとする人の考えが、理解できない。

なぜなら、ブログ運営は「会社員を続けながらできる作業」だからだ。
そもそも、会社員を辞めてブログに集中して、面白くなかったサイトはあるのだろうか? ゼロとは言わないが、ほとんどない。

高知のトマトブロガーさんが公開しているコンテンツも、当初は古民家活用や地域活性などスケールの大きなことを言っていったが、最近はほとんどがコタツ記事(=足を使って取材してないもの)ばかりで、サラリーマンをやりながらもできる内容だ。

(中略)

人がブログ一本で喰って成功する確率は限りなく低い。ただ、ゲス・ネットウォッチャーとしては、自称プロブロガーはどんどん増えて欲しい。彼らが生活に行き詰まり、どんどん落ちぶれ、足掻いていく姿は、とても魅力的なコンテツだからだ。才能がない連中の、人生をかけた壮大な一発ギャグを見守ろう。こちらは、彼らが首を括るその瞬間まで見届ける覚悟はできている。

プロブロガーという人生をかけた一発ギャグ - Hagex-day info

 これに対して

内心で無能な一般人見下してたとしか思えないんだが。。

 という反応をしている人が結構な割合で存在しているらしい。

うーん。なんていうか、どうなんだろうそれは。

この文章の本意は

「文才がない人がブログで成功する確率は限りなく低い。現在プロブロガーを自称している人たちは皆ロクな取材もせずにPV集めの炎上記事ばかりを書いているだけだ。よって彼らはいずれ生活に行き詰まり落ちぶれるだろう。そんな無様な姿をあざ笑われたくなければ炎上商法はやめて堅実に生きろ」

だと思うんだけど。初見の私ですらそう読み取れるんだけど。これを

「ブロガーwwなんてのは全員ゴミがイキってるだけww俺は彼らの試みを見下してあざ笑ってやるぜ」

と解釈してしまう人がいるの…?

私がハイコンテクストすぎるのか彼らがローコンテクストすぎるのか。

ただ、文学というのは長らく一部のガチオタクのものだったので、我々文学オタクはハイコンテクストに馴染みすぎて、内輪ノリのままネットの広大な海に文章を無防備に発表しているという問題は発生してると思う。

文学に馴染みがない人にとってhagex氏の皮肉は通用しない、文学の毒はなじみのない人には強すぎて時に殺人にまで追い込む。というグローバルスタンダードを受け入れゾーニングしなければいけない時代になっているのだろう。これから公の場で発表する言葉は市役所のHPにある「やさしいにほんご」みたいなのにしないといけないのかもしれない。

 

つまり

 

ブログ を 書いても あまり お金 は もらえません

成功 するのは ごく一部 の 人 です

趣味 で ブログ を 書くのは いいこと ですが

ブログ だけで お金を もらおうと 考える と 貧乏 に なります。

 

みたいなね。

でもこういうこと言うと馬鹿にすんなって怒るのよね彼らは。プライドだけは高いから。支援を必要としている人ほど支援を拒むのほんとめんどくさい。hagex氏はMENSA会員だったそうで、きっと氏も無能な人の気持ちが全然分からなかったんだろなと同じ高IQ仲間としては同情してしまう。IQ高い人ほど自分の限界がよく分かるから知性にプライドなんかもてないよね。

 追記

hagex氏はMENSA会員ではないそうです。

 

 

 

あとこの記事、某高知のトマトブロガーさんの話をしてるわけで、某高知のトマトブロガーさんってイケハヤのことでしょ?hagex氏は『無力な一般人をさらし上げる悪人』でイケハヤ氏は『無知で無能な一般人=俺たちの仲間』カテゴリなの??どっちかっていうと逆じゃね…?

 

そういや低能先生もイケハヤ氏やはあちゅう氏を支持していて、彼らに苦言を呈する人たちに執拗に暴言を吐く人だったんだっけ。今回の殺人事件は低能先生の思考の中ではもしかしたら「イケハヤやはあちゅうを守る正義のオレ」だったのか。イケハヤやはあちゅうは低能先生を踏みつける側なのに。

 

なんていうか イケハヤ=味方 hagex=敵 という構図を考えると安倍政権を支持する労働者の心理が見えてくる気がする。彼らの中では敵と味方が逆転しているのだろう。

 

イケハヤ氏もはあちゅう氏も安倍氏もたぶん、低能先生みたいな人を切り捨てて搾取して生きてきた人で、彼らを支持しても使い潰されるだけで決して報われない。対してhagex氏はどうやら弱者に誠実に向き合おうとしてきた人だったらしい。

ezkay.com

だけどブタに憎まれるのはブタを解放しようとしたhagex氏で、もてはやされるのはブタを食いつぶす肉屋たちだ。

 

 

低能先生はあたりかまわず死ねとかゴミクズとかいう暴言を吐いてきた人で、それに対して各々が反論したり無視したり通報したりという自己防衛を行っただけなのに「低能先生に対するネットリンチ」とか言う認識の人もけっこう多いっぽい。

個別の事例で低能先生を煽りすぎたIDはあったかもしれないけど、それ以前に低能先生は誰彼かまわず「殺すぞクズが」とか執拗にidコールしてたわけで、それに対して「お前こそ殺すぞカスが」と言い返すのはわりと正当じゃない?それとも低能先生は我々を好き放題罵倒するけど我々は低能先生に優しくしなきゃいけないの?低能先生はゴッドかなにかですか?我々だってサンドバックじゃないんですが。

 

 

 

とか言うと、また文脈を読めないクソリプが湧くんだろなー…

 

hagex氏の煽り記事を肯定するんですか?それで傷ついた人もいるんですよ!

がんばってるイケハヤ氏を否定するのはよくないとおもいます!

ブタとか言って俺たちを見下してる!

いきなり安倍disをぶちこむサヨク

低能先生をいじめたのはおまえらのほうじゃないか!

 

てなところ?

認知の歪み怖いわぁ。

でも彼らに必要なのは認知のゆがみを理論的にガン詰めすることではないのよね。彼らは理論で感情を超えることができないから、理詰めは逃げ場を絶って追い詰めてるにすぎない。

なんかこれ、体育会系のイジメ問題に通じるところがあるのかな。

「努力と根性でがんばってのりこえるんだ!」というのは努力と根性でなんとかできるタイプの人にとっては心温まる励ましだけど、私みたいな知力ですべてを解決するタイプにとってはイジメでしかないし、努力と根性を強要されたらたぶん私は死ぬ。

同様に「知能と理性でがんばってのりこえるんだ!」も知能と理性に欠けた人にとってはイジメになるのかもしれない。

 

えー…

 

じゃあ努力も根性も知能も理性もないのに自己愛だけは肥大した人に対して我々はどうすればいいの。何十回も死ねコールしてくる人に対して優しくヨシヨシしてやらなきゃいけないわけ?ほんともうどうしてほしいの彼らは。