雑記帳

リベラルでもフェミでもないただの愚痴

エロはなぜむかつくのかの考察

エロを過剰に規制するのはよくないけど、それはエロを表現の一つとして平等に扱うのとイコールではなく、なぜエロはこんなに怒られるのかは引き続き考えていかなくてはいけないと思う。


この、エロはむかつく、とくに男性目線のエロは大嫌いという感覚はどこ由来なのだろうか。エロ擁護派はフェミの被害妄想ということにしたいみたいだけど果たしてそれだけで片付けていいのだろうか。我々は男性エロの暴力性に慣らされすぎていやしないか。
男性向けエロは単なる一表現であり一般作品のバリエーションの一つと捉えるのは妥当なのか。男性向けエロには本当にヘイトスピーチのように規制すべき要素は本当に微塵も無いのだろうか、とか考えてた。

それでエロは「他者をAだと思うのはお前がAだから論法」が通用するのがなんか関係あるかもと思った。

水着の女性をエロいと思うのは男がエロいから、なところがむかつく。男がいない世界ではエロい女性もいない。水着の女性だけが残る。だから多くの女性は女だけの街をここちよいと感じる。

逆に、イケメンをかっこいいと思うのは女がかっこいいから、は成立しない。女がいようといまいとイケメンはイケメンのままありつづける。すでに主体である多くの男性は男だけの街など無くても構わないのではないか。

みたいに、むかつくかどうかの判定基準の一つとしては「他者をAだと思うのはお前がAだから論法」が成立するかどうかを使うのはどうだろう。

たぶんエロに怒って各方面にガソリンぶちまけている人達は自分が何に怒っているか分析して敵を見極めたほうがいいと思う。

過去記事

http://hedgehogx.hatenablog.com/entry/2017/06/24/225931