雑記帳

リベラルでもフェミでもないただの愚痴

周りの人が頭が悪すぎて嫌になった(n週目)あと陰謀論と狂気の種類

ほんともうなんていうかもう……

私なんでずっと同じことぐちぐち言ってんだろってげんなりするけどやっぱりまたバカの壁にぶちあたってる。せっかく頭がいいんだから華麗な解決法とか思いつけばいいのにそういう方面には頭がよくないっていうかむしろ頭が悪くなることが唯一の解決法っていうか。

 

今の状況をさんすうでたとえると、相似比の3乗が体積比、みたいなのをずーーーっと説明し続けているんだけど未だに理解してもらえない。

もうかれこれ20時間くらい説明しつづけているのに、ちっちゃいものほど乾きやすいというそれだけのことが分からないらしい。数式をがっつり説明したら難しすぎてついてこれないし、実際に目の前で実験してみて結果が出てもやっぱり分からない。じゃあどうしろと。

ていうかこんなの別に理解なんかしなくていいと思う。哲学者や数学者なら概念の理解が必須かもしれないが我々ガテン系の分野ではとりあえず使いこなせれば原理なんかどうでもいいんだから。

 

私は!ただ!ちいさい動物ほど体温が高いとか小さいせんべいほどしょっぱいとかでかいまんじゅうはあんこが多いとか、そういうの理解してほしいだけなんだよーーーー!

 

なんで?なんでわかんないの??目の前で普通に起きてる現象じゃんそれ以上説明のしようがないじゃん普通に中学校のさんすうの教科書に書いてあるじゃん!全ての実験結果が矛盾なく事実を示しているのに、なんでこれ以上ないシンプルな宇宙の真理をわざわざ曲解してわけわかんなくすんの??自分で言ってて矛盾を感じているのになぜそこいらじゅうに転がっている真実にたどり着かない。わからない。ババアには理解できない。彼らの頭の中はいったいどうなっているんだ。

 

 

でもこの矛盾のない美しい原理を理解しているのは私だけで、大多数の人にとっては体積と表面積は比例するとかそんなわけのわかんない公式が正義で、彼ら目線で考えると私は自前の宗教を作り出して唯一絶対神を崇めている狂人に見えるのだろうなと思います。多数決で正義が決まるのなら正しいのは彼らのほうだ。

実際、多数決で正義を決めるレベルの知的能力の人にとって私は異端で排除すべき異分子で、自分に見えているものだけが正義で正義を疑うことすらできないというのは人生楽そうでうらやましい。

むしろなんでこんなにみんな私のマイ宗教にくいついてくんのさ…

いいじゃん一人の狂人がわけわかんないこと言ってるってことで放置しておけばさ…平賀源内や奇天烈斎様扱いでいいよ別に。しょうがないじゃん私は私の脳を通じてしか世界と関われないんだから。

 

私の中では何をどうひっくり返しても世界が滅亡しても地球が終わっても異端審問で火あぶりにされても、やっぱり相似比の3乗が体積比という事実は覆らない。どうやっても変えられない本心を隠し続けることすらできずひたすら孤独に主張し続けるのわりと大変だし疑心暗鬼になるし攻撃的にもなる。多分陰謀論に嵌っちゃっているような人はこんな気持ちなのではないかと思う。ちがうかな。

でも陰謀論の場合、陰謀を信じることでメリットが生じるのか。経済が悪いのはアベのせい、俺がモテないのはフェミのせい、としておけば自分の問題から目を逸らすことができる。自己責任論も一種の陰謀論で、経済は回復してるのに儲からないのは俺自身の責任、俺がモテないのも俺だけの責任、としておけば自分を責め続けるだけですむ。複雑さを理解して行動することが苦痛、かつ自分が行動しない怠け者であることを認められない人が陰謀論やに嵌り、それを一般的に狂気と呼ぶのだろう。

なんか大変そう。

 

あとここまでだらだら書いてきて、私の狂気はなぜこんなに静かなのだろうという疑問の答えが少しわかった気がする。

世の中の過半数が信じていることが真実で、少数が信じているものが狂気であると定義したとき、自分にしか聞こえない音があり自分にしか扱えない定理があり自分にしか見えないものがある私はまごうかたなき狂人だ。私は人類の過半数が共有する幻想を掴むことができない。私は生まれてから死ぬまでずっとたった一人でいるしかない。

でもたぶん、一般的に言う狂気というのはもともと正常だった人が何らかの理由で陥るものなのだろう。そこには狂気に陥るきっかけがあり、狂気を維持するメリットがある。彼らは俺がモテないのはフェミのせい、私が傷つくのは男性特権のせい、と信じ続けることで救われる。そこで問題なのは仮想敵のいる世界観ではなくてその世界観を維持するメリットなのだろう。

いいなー…

不謹慎かもしれないけど、狂気に多少なりともメリットがあるとかうらやましい。相似比の3乗が体積比とか私にとって何一つメリット無くて邪魔なだけなのに消せないのうんざりする。私だって表面積と体積が比例するって思ってたいけどできない。やっぱ高IQとか知的障害でしかないわ。

 

 

いやでも良く考えたら、人類の上位3%くらいは私の考えを普通に理解してくれるんだからそんなに少数派ってわけでもないのか。私は別に世界で一番頭がいいわけではなくて、世界規模でみればそんなに希少ってほどでもない。でもトップクラスの研究室ですら過半数は私以下の能力しかない。微妙。伝わりそうで伝わらないもどかしさ。逆に相手としては分かりそうなのに分からないもどかしさを味わっているのだろう。もういっそ私のIQが250くらいあればお互いあきらめがついたんだろうに。

いやむりやり前向きに考えてみたら、まだ相互理解の可能性が残されていてお互いに希望を持っていられるというのはわりとありがたいのかもしれない。そうだそう考えよう……