雑記帳

リベラルでもフェミでもないただの愚痴

布ナプキンを使うと子宮が温まるという説を信じてしまいそうな現象について

あったまるそうです、子宮。子宮筋腫とか治ったりするそうです。

布ナプキンで。

まじかよなにそれwwちょっとどういうことだかぜんぜん意味がわかんないんだけど、そもそも子宮の温度ってどうやって測んの。子宮の温度と病気の関係とかそんな論文みたことないんだけど私が知らないだけ?

それとか、やたら温めるとガンが治るとか。だから真夏でもホッカイロ貼って汗だくになんなきゃいけないとか。火傷したらもっと大きな火傷をすると治りが早いとか。

 

彼らは私とは違う物理法則の働いている並行世界の住民なのかな?

と、思うんだけど、でもなんかちょっと彼らの言い分もわかるなと思う自分がいる。

 

肌というか触覚からの感覚入力に敏感でかつ木綿や絹の触感に快刺激が発生するタイプの人だと、高分子吸水ポリマーってほんと不快。たとえるなら黒板に爪たてて、きぃぃぃ!と鳴らす音くらい不快を常に感じる。だから布ナプキンの安心感って半端なくて、副交感神経優位になるから体内温度も向上して結果的に子宮が温まることもありそう。

まぁ布ナプキンは快感と引き換えに感染症の可能性を助長してるわけなんだけども。でもまぁ清潔な水で布ナプキンを洗える設備がそろっていて、かつそんな免疫力落ちてる状態でなければそんなに重大なことにはならなそうだし、むしろ布ナプキンごときで感染症になるんだったら布ナプキン以前に栄養状態とかいろいろ対策とったほうがいい。

 

やたら温める系の宗教も、なんかちょっとわかる。

メンタルやられてるときってなんでか知らないけどめっちゃくっちゃ寒く感じて、真夏でもとにかく寒い。私もよくゆたんぽやホッカイロで温めすぎて低温火傷になる。でも無駄に温めることで、体は寒くなくても心の寒さをケアする心意気みたいなのを発揮することがメンタルケアの第一歩みたいなところもあるのかなと思ってる。

 

火傷したらさらに大きな火傷をすれば痛くない、てのもね、ゲートコントロールだと思えばその瞬間に関してはわりと合理的。それか3度の熱傷を負っちゃって痛覚まで焼ききれば痛くない。でもそうすると皮膚が再生する過程で人間やめたくなるレベルでめっちゃくっちゃ痛いからやめといたほうがいいと思う。

それから火傷に関しては、最初期(0から数分以内)の冷却期を過ぎたらあとはむしろちょっと温めたほうが治りが早い。とはいえそれはぬるま湯くらいの温め方であって間違ってもさらに火傷させるなんて方法ではないけど。

 

 

 

 

結局、なんで似非医学に心引かれるかって、医学ってぶっちゃけ科学じゃないからなんだろうなと思う。なんだっけ、再現性とかそういう自然科学の基本のやつ。あれ医学はぜんぜん守れてなくて、論文見ると眩暈がしてくるくらいプリミティブな統計をやってる。人体実験ができない以上しょうがないんだけど。

目覚しい功績を上げている分野もあってわれわれは医学の恩恵にあずかっているわけだけど、だからといって無駄に万能ぶるから胡散臭さが加速してる。

ほんとにぶっちゃけると医学は病気の原因をぜんぜん突き詰めてなくて、似非医学と医学はどっちもどっちというくらいうさんくさい。それから現代医学はすごく儲かるから利権が絡みまくってて金の亡者もわさわさのさばっててやっぱりうさんくさい。その上医学絶対主義者が医学をごり押しするからうさんくささ倍増。さらに医学反対主義者が対立を煽ってもうわけわかんないことになってる。

 

 

なんかなんというかうまくいえないんだけど、ほんとは患者さんは治ることなんて求めていないんだと思う。痛みが取れるとか仕事に復帰できるとか実はどうでもよくて、もっとなにかふわっとした自己実現とか自分探し的なものを求めてる。でもそのことを患者さん本人も自覚してなくて、だからただのサービス業でしかない医者を「お医者様」とあがめてみたり治らないことに八つ当たりしてみたりする。

そのあたりもうちょっとじっくり考えていきたい。