雑記帳

リベラルでもフェミでもないただの愚痴

子供のジェンダー観はこんなに変化してるのに大人が対応できていない

ホモ男?とかなんとかそういうくそださいものがテレビで放送されて問題になったそうで、いまだにマイノリティを笑う文化がこの世界に存在しているということに少し驚いている。

ババアが子供だった時代だって、セクシャリティだけでなく全てのカミングアウトを真摯に受け止めるという常識は成立してたんだけど、セクシャリティや容姿や文化を笑うとかなにそれいつの時代?アトランティスムー大陸の話?それとも違う地球の話??

 

最近うちの子が恋愛的なものに興味を持ち始めて、好きな子がどうとか言っているので、好きとは何か、地縁と選択縁の違いとそれぞれのよさ、セーフティネットあるいは共同経営者としてのパートナーシップ、子育てと介護の受け皿としての家庭という近代的なありかたはどのように変化すべきか、という話をよくしている。

ババア的に衝撃だったのは、最近の子供の恋愛事情では相手が異性でなくてはいけないという制約が一切ないらしい。むしろうちの子は異性縛りの存在すら知らなかった。

子供が読む少女マンガでもNL主体とはいえ普通にGLもあるらしい。

 

好きな子ができたといううちの子につい反射的に「その子は男の子?女の子?」と聞いてしまったのだけど、「なんで?一緒にいたい、もっとお話したいという気持ちに男の子とか女の子とか関係ないでしょ?」と逆に聞かれて撃沈した。まじか。リベラルいい仕事してんな!

今の子供は生まれたときからプリキュアが殴り合ってて王子様は黒人でロールモデルはエルサとモアナ、という世代だからなんかきっともう捕らえ方が全然違うのだろう。