雑記帳

リベラルでもフェミでもないただの愚痴

高IQのサイコパスだけどサイコパスと高IQの関連を考えてみた

どうも、サイコパスです!

という己の中の中学二年生が大暴れしているような自己紹介からこの記事を始めようと思います。くっ…右目に封印した魔物が疼くぜ…!

 

姉ちゃんは中二病 地上最強の弟!?

姉ちゃんは中二病 地上最強の弟!?

 

怒ったとかむかつくとか憎らしいとかそういうのを感じたことがないです、なんて言うとカウンセラーや精神科医が抑圧してるんだとかいちゃもんつけてくるけど、ほんとにわかんないだけなんだよ…ていう。

まぁ私の場合は「うらやましい」を感じないとかその程度なんでそこまで問題が顕在化しないんだけど(それでも地味にめんどくさいことはあるけど)私の娘は「憎い」とか「復讐したい」とか「信頼したい」みたいなのまでよくわかんないらしくて盛大に誤解される。

娘は基本的にいいやつなんだけど、怒るとか憎いとかが分からないから平然と他人の逆鱗に触れることをしてしまう。なぜ他人が怒っているか分からない。

まぁ、頭は悪くないからその都度説明すれば共感はできなくても理解はできるんで別にいいんだけど、そのロジックが分かるまではけっこう大変だった。

 

hedgehogx.hatenablog.com

 

 

で、たぶんこれが私たちのIQが高い原因なんだろなと思う。

他の高IQはどうだかしらないけど、私や私の娘の高いIQというのはおそらく、人間に標準搭載のリミッターが欠損していることから生じる副作用なのだろうという気がしている。別に地頭がいいわけではなくて、火事場の馬鹿力を簡単に出せてしまうだけ。

たぶん、普通の人というのは、自我の同一性とか自分の成し遂げてきたものに対するプライドとか、そういうのがすごく大事なんだと思う。そしてそれらに固執すること、既得権益を守ろうとすること、みたいなのが社会の安定をもたらしている。新しい学術的な発見なんかより社会の安定のほうがよっぽど大事だからこそ多くの人は平然とガリレオを火あぶりにする。

 

hedgehogx.hatenablog.com

 

でも私たちは自我の同一性を守ろうという防衛本能がすごく低くて、好奇心だけでどこまででもいけてしまう。自分の中の世界を平然と塗り替えることができてしまう。

 

私は子供の頃、微分の概念を知ったときに知恵熱を出した。

そのころ私はこの世の全ては原子とか素粒子とかの分割不可能な単位で構成されている、みたいな世界観を持っていた。現実の世界は分割不可能な最小単位で構成されていて、私自身の身体や脳もそうして出来上がっているのに、私の頭の中では無限に分割するという物理的にありえない状態を想定するほうがはるかにラク。つまり物理に支えられているはずの私の意識は物理に反するロジックを持っている、果たして意識とは何なのだ。

みたいなことを考えて、うわー学問すげぇ!文明すげぇな!!

となった。

なんていうかうまくいえないけど、それまでの自然科学的な素朴な感性が裏切られて新しい世界観が構築されるのがすごく楽しかった。別の因果律が適応される宇宙に生まれなおしたみたいな楽しさだった。

 

そんな感じでいろいろとパラダイムシフトを経験して今に至るわけだけど、そういうの普通の人ってあんまりないっぽい。

まぁ、学問程度でいちいち寝込んでなんていられないもんね。ちょっと新しいこと知った程度で因果律書き換えてたら脳みそがパンクする。ていうか私はしょっちゅう脳みそがパンクしてる。

 

自我の同一性や既得権益固執する、という行動は毎日決まった時間に起きて決まった場所に行って決まった仕事をできる、という人類にのみ許された高貴な仕事をするための高貴なシステムなのだろう。

いいなぁ。そういうの私も欲しい。

ゲームみたいに、特定のアイテムを手に入れたら能力が身につくとかそういうシステム現実にもあればいいのに。