雑記帳

リベラルでもフェミでもないただの愚痴

たった3年で副業を軌道にのせた方法(役に立たない)

アフィブロガーのような題名にしてみたかったんだけどそれにしちゃ実績が地味だな。失業して貯金ゼロだった僕が三か月で100億稼いだ方法、みたいな感じにしたかったんだ。

ハードすぎる条件でやってきた本業に比べて副業があまりに楽だったので、自分にとって楽な環境をまとめてみるだけの記事です。

 

 

本業と副業の違う点

1 嫌いな人を排除できる

公益性の高い仕事だと客のえり好みができない。おまえが気に食わないから生活保護を支給しないとかいうわけにはいかないので好き嫌いベースで話を進めるのは禁忌になる。いや現実には普通に好き嫌いでえり好みしてる奴がゴロゴロしてるけども。

でもエンタメ系ならむしろ嫌いな客を排除することが仕事になる。好き嫌いを表明できて、好きな人だけと交流することができるというのは私にとって公衆の面前で全裸で卑猥な言葉を叫ぶくらいのタブーだったのでもうこれだけでかなり爽快。癒される。逆に、私にとっての普通が隣人にとってストレスフルな非日常であったことにも気づいた。生まれた時から嫌いなものを排除するのがあたりまえだった人にとって好き嫌いではない基準で仕事をするのはおそらく非常に負荷が高い。だからゴミ上司とかブラック企業とかが発生するのではなかろうか。

 

2 やりたいことをやりたいときだけやれる

副業あるある。

好きなことを好きなだけやるんだからそりゃ楽しいに決まっているし、これが稼ぎのメインになったらたぶん楽しくなくなる。

 

3 詮索されない

副業でささっとできるようなものには若い人やマイノリティや人生の落伍者があつまるので居心地がよい。なんで結婚しないのとかどこの病院に入院してたのとか聞かれない。

 

4 簡単

職人は新人に自分の技術を教えてしまったら自分の仕事が無くなるからわざと新人教育しない、とかいうのをどこかで読んで衝撃を受けたんだけど、普通に教えたら普通にできるようなものってこの世に存在するんだ。本業の業種は全身全霊全力で優しく教えても1割も習得できないようなものだから、技術の出し惜しみとか考えたことも無かった。普通に調べれば普通に答えが載ってるってすごい。

 

5 秘書をつけた

私は時系列で出来事を記憶できないので、決まったメンバーと長期間仕事するのがめちゃくちゃストレスだということに最近やっと気づいた。誰が何を言ったか覚えていないしいつ何が起こったかもわからない。なのに何がどう進行しているかは誰よりも理解している。このあたりの私の時間感覚が特殊すぎて、私が何を知っていて何を知らないのか誰にもわからなくて全員が疑心暗鬼になってたりしていたのだろうと思う。悪いことをした。そもそも、数時間前に会った人の名前も顔も覚えていないというのは相手からすれば「おめえのことなんか興味ねぇよ」みたいに言われているようなものだろうからいらん恨みを買っていたかもしれない。

という構造に最近やっと気づいたので、そのあたりの私の特性を理解してくれる人を秘書につけたらすこぶる楽。本業のほうにも秘書をつけたら楽になった。

 

6 ドジっこババアキャラの確立

普通にしていると無口無表情ぶっきらぼうで突然いらんことを言い出す年齢性別不詳の浮浪者に見えるので、最低限こぎれいにしたうえでドジっこキャラを演出するようになったらわりと世間の風が冷たくなくなってきた。頭悪くてポカしやすいぼやぼやした人なのだと定着したら、時間を間違えるとかメールの返信が遅いとかもあまり気にされなくなった。IQ高いと一般の人が気づいていないことに気づいてしまって先回りして変人扱いされたり頼られすぎたりというのがよくあるので、下手に有能キャラにならずに壊滅的に無能キャラになっておくと本業に集中できてよい。世の中は無害な無能に優しい。

たぶん私がもう若くないというのも有利に働いていると思う。若い女性のドジキャラは攻撃の対象にされやすい。でもドジババアはイタいだけでスルーされる。既婚者(偽装)であることも相まってめんどくさいやつが寄ってこないの最高。