雑記帳

リベラルでもフェミでもないただの愚痴

定形もある種の発達障害であるという考え

無能なうえに愛想もなく叱っても暖簾に腕押しなバイトが職場を疲弊させて優秀な人から辞めていく現象についてのエントリがあった。
https://note.mu/g_g_g/n/nd1ffa894b0cf

この場合、職場をひっかき回すバイト君をどうにかしようという方向にいくわけだけど、逆にバイト君にキッパリNOを言えない先輩君や上司君の問題でもあるので考えたい。

なんで定形さんすぐ忖度強要するん?

て話。


普通に考えれば飲食店に向いてないバイト君はさっさとクビにすれば全員が幸せなのに、よくわからないこだわりがあるからやめさずにパワハラに走る。
せめてマニュアルつくるとかすればいいのに、いつでも質問できる状況を作る、とかいうわけのわからない自分ルールを押し付けてやり方を変えられない。

それって定形特有のこだわり行動よな。



引用ここから

「ここが3名様のご予約席なので、お箸とグラスを用意しておいてください。今日のご予約は1件だけです」

と言うと、

「3名様ということは、お箸がみっつってことですか?」
と質問してくる。
グッと堪えて
「はい、子供さんもいないので、お箸みっつだけで大丈夫です」
と伝えると、
「グラスもみっつってことですか?」
と質問してくる。
「はい、グラスもみっつで」
と答えると、
「他の予約はありますか?」
と質問。
「最初に伝えた通り、予約は1件だけですよ」
と答え、
「では、お箸とグラスがみっつずつで、マットはいらないんですか?」
「いやマットはいります、予約の時はいつもマット敷いてますよね」
「わかりました、マットをみっつ敷いてグラスとお箸をひとつずつ置いたらいいんですよね」
「はいそうです」
「わかりました」

3名様のご予約席を作ってもらうのにこれだけのやり取りが必要になる。そしてそれが繰り返される。延々と、一つの工程につきこれが毎回ある。正直全て自分でやった方が早い。

引用ここまで。






これ、典型的なダメな指導よな。
そら何度言っても覚えないバイト君も能力不足だけど、何度言っても覚えないならやり方を変えないと。なぜ同じことをして違う結果を期待してしまうのか。そういうのをこだわりとか固執とかいうんではないのか。

そして無能なバイトをクビにせずに職場を疲弊させる上司、それを見ながら何も行動しない著者。彼らが自分の「定形発達障害」を自覚すれば少しは周りと衝突せずに生きられるのでは。








たぶん、定形というか逆アスペルガーの傾向として、「他者との共感」という妄想が強固なんだと思う。相手と同じことを考えて感じているつもりというか錯覚を常に抱いていないと不安になる。著者の言葉を借りると「いらっとする」。
この共感妄想を自分の特性として自覚していかなくてはいけない。