雑記帳

リベラルでもフェミでもないただの愚痴

単調な刺激が感覚過敏の原因説を考えてみた。

いつも企画デザインしたら業者に丸投げだったんだけど今回小規模だったので製作まで自分でやってみておもったこと。進捗とか人月とか納期とかの単語はじめてつかった…

納期に追われながら無限増殖する刺し身にひたすらたんぽぽをのせるような作業を一週間くらい体験してやっと終わって外に出て、感覚の貧しさにちょっと驚いた。まず音が全然聞こえない。公園に行ってもどこになんの木があるか聞き取れない。人混みでぶつかる。布を触っても糸の太さが分からない。壁を触ってもここが何階だか分からない。外にでても方角が分からない。
目に映る景色がスクリーンに写った映画くらい遠い。なのに大きな物音や雑踏や光は強烈に突き刺さってきて鼓膜と網膜が痛い。電車の中とかパニック発作出そうなくらい。

これが感覚過敏と感覚鈍麻が両立するってやつか…!



すごいなんかフォトショみたいな平面的な描画ツール使ってるときみたいな気持ち。自分から見た景色しか認識できなくて、自分が空間の中のどこに位置しているかという発想に至らない。だから細かい作業も下手くそ。箸とかうまく使えない。自分の姿勢が分からないから嚥下咀嚼もうまくできなくてクチャラーになる。

たぶん私が不器用で食事が汚くて好き嫌い多くてマックポテト好きで空気読めなくてセックス下手で萌え絵が好きで独り言が多いタイプの人を蛇蝎のごとく嫌いなのはこの感覚の貧しさとメタ視点の欠如なんだろうなと思った。爬虫類みたいな意思疎通できない予測できない乱雑にぶつかってくる感じがどうしても相容れない。そういやそういう人って爬虫類好きなこと多い気がする。