雑記帳

リベラルでもフェミでもないただの愚痴

能力が低いのに自己評価が下がらない謎現象

私は子供のころからなにもかもできなくて、どれくらいできないかというと誰かに連れて行ってもらわなければ学校にたどり着けないくらいのできなさで、大学も忘れるので毎朝知人に電話してもらって自分の行くべき大学を教えてもらっていたくらいできない。それでも大事な試験の日を忘れて留年しかかったりしていた。今でもぜんぜんできないので仕事の約束の時には相手の人に私が家を出るべき時間を見計らって電話してもらって今日の仕事内容や持ち物を教えてもらう。食事も睡眠も忘れるので適切な時間に促しが必要。もはや介護。要介助レベル。偏差値で表すなら20くらいな感じ。

私は時間管理という点で能力がたいへん低く周りの配慮を必要とする。周りの人の配慮がなかったらとっくに死んで今ごろ干物になっている。なんでこんなわけのわからない薄らぼんやりした生物をみんなよってたかって世話するのか不思議でならないがたぶんそれは私がとてつもなく恵まれていたからなのだろう。

 

それで、忘れ物が多いとか約束を守れないとか友達ができないとか、私からすると遥か高みにいる人達、偏差値なら40くらいは取れているような人達の自己評価の低さとそれに由来する攻撃性に引く。時間管理に関しては私よりよっぽど能力が高いはずなのに、なにがどうなればそんなにこじれるんだ。

障害受容とか、なんか難しいことらしい。自分が劣っていることを自覚するのが大変だとかちょっとよくわからない。どんだけ自己評価高いの完全無欠のゴッドですか。人類なんてデフォルトでダメなんだから少しぐらいダメが上乗せされても誤差の範囲じゃん。

もしかして修羅の世界にお住まいなのかな。

少しでも弱みを見せたら攻撃されるような。これは私が「うざい」はわかっても「怒る」が分からない問題なのかもしれない。おまえのここがダメで私は迷惑している、とか言われたとして、だからといって私の価値は下がらないというか。迷惑をかけたのならそれは不幸なことだけど「じゃあ私とつきあわなきゃいいじゃん」で終わる。人間関係なんて化学反応みたいなものでナトリウムに水をぶっかける奴が悪いのであってナトリウムも水も悪くないし性質を変える必要も無い。それで友達いなくなるなら別にそれで。

見捨てられ不安の話なのか。

私のまともな社会生活はいろいろな人に依存している。彼らが私から離れていったら私は即干物になる。もし私が干物になりたくないなら、彼らが不愉快になるのは脅威かもしれない。たぶんたいていの人は相手に媚を売るか見捨てられて干物になるかなら媚を売るのだろう。そのあたりのよくわからない執着みたいなのが違いかもしれない。