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雑記帳

チラ裏なつぶやき。鬱々しい。

子無しを否定したいんじゃなくて、子無しの怠慢を否定したい

たとえば医療費が国の財源を圧迫しているからどうにかすべき、というのに反対する人はいないと思う。でも実際に自分の医療費を上げられるとなると大反対する。高齢者支援に多くの金を使うなら若者に使えと言う主張に賛成しても、今良いポストでのさばっている自分がクビになるのは大反対する。

結局、私達は他人の犠牲を強いるくせに自分自身の犠牲は1mmでも許せない。そういう生き物なのだろう。もちろん私自身も含めて。

 

でね、子育て論争も同様だと思うのですよ。

相変わらず大変個性的な記事でカルト的な人気を誇るこの方の記事に、凝りもせず反応してしまった学習機能搭載してない系hedgehogxですこんにちは。

delete-all.hatenablog.com

 

どうしても休日出勤して現場の穴を埋めなければならなくなってさあどうしよ?となったとき、自然の流れで「じゃあ子供がいない人で出られる人!」という理不尽な流れになったこともある。

 え、これどこが理不尽?めっちゃ自然の流れじゃない?

すくなくとも、子育て環境が整備されてなくて、学校の無い日は親がつきっきりで子供の面倒を見ることを強いられている現状では、親は子供の奴隷だ。子無しはどんなに残業したって家に帰ればちゃんと寝れるんでしょ?夜中に家に帰ったって会社に泊まったって虐待だとか騒がれないんでしょ?

でも、子持ちには自由時間なんて存在しない。

 

私も経験在るんだけど、子無しの社会人って、子持ちは残業無しで退社してその後遊んでるみたいに思ってるっぽくって、すごい理不尽なことを言われて嫌になって私なんかそれが耐えられなくて起業という茨の道を選んじゃったわけなんだけども。

子供が熱出して面倒みるために会社を休むのってあれ休んでるんじゃなくて家で子供の面倒みるという一番面倒な仕事をしてるんだからね?それずるいとか子持ちは優遇されてるとか、どんだけ頭悪いの。

 

子育て=遊んでる

みたいな認識そろそろどうにかしようよ。

 

てことで、すごい有名なマンガがこちら。

92-output.hatenablog.com

 

これだけ少子化の実害が実感されつつあるのに、じゃあ自分の自由時間を削ってまで子育てに関与しようというのは頑として受け入れない。そりゃ嫌味の一つも言いたくなるわ。「子供を育てる苦労を知ってはじめて一人前よ」って言いたくなる。ていうか私も物分りの悪い上司殴ったもん。別に我慢の限界だから殴ったわけじゃなくて、自分の利益を守るのに必死になってる人ってどんなに理論的に打開案を提示しても聞く余裕無いらしくて、しょうがないから体で分からせた。イヌやネコには言葉で説明したってわかんないんだからエサや体罰で教えるしかないでしょ?同様に発狂してる人に理を説いても殺されるだけだ(実際殺されそうになったことがある。)狂人は保護室に閉じ込めてベットに縛り付けるしかない。そして気持ちが落ち着いてからやっと会話が成立する。

トランプ氏やヒットラー*1のような声の大きい人の言葉を内容も吟味せず信じるタイプの人はとても沢山いて、そういう人をどうコントロールするかが社会を動かす上で大事な戦略になる。品が無いから好きではないけど、パフォーマンスとして暴力や暴言は有効に活用すべきだと思う。

 

いや話がそれたけど。

とりあえず、悪口を言い合うのも一つの手段だけどそれと平行して、どっちが正しいとかではなくお互いの感情を整理しなきゃだよね。

 

子持ちの私は、子持ちがラクしてるという言説にめちゃめちゃ腹立つ。

子無しの人は、子持ちが短時間しか仕事しないのに腹立つらしい。

 

私がなんで腹立つかって子育てが超大変なのに責められるばっかりで大変さを分かってもらえないから。んで、子無しの人に八つ当たりしちゃう。

で、子無しの人は子持ちに八つ当たりされて鬱憤溜まる。その上仕事がめちゃめちゃ大変だから仕事してないorできない理由がある子持ちに八つ当たりしたくなる。

 

これさ、子持ちと子無しで争っても仕方なくない?

 

怒りを自覚して表現することは、怒りを生じさせる環境から緊急避難するために有効な戦略だ。それは状況を変えるための第一歩で、どんなに不毛であろうとみっともなかろうとこの一歩を踏み出さなければ何も変わらない。だから私はフミコフミオ氏に怒る。フミコフミオ氏も子持ちに対して怒る。

それはみっともなくてバカらしくて非生産的で無意味な、そして多大な勇気を必要とする小さな一歩で、だけど人類にとっての大きな一歩だ。

 

でもそれはそれとして、そろそろ本質を考えたほうがいいんじゃないのかなぁ。

いや私は子無しの心理なんてわかんないから想像にすぎないけどさ、例えば残業の多いブラックをどうにかするとか、残業しないと時間を活用きない社畜根性どうにかするとか、世間様の強要するレールから外れることに罪悪感を感じる自意識をどうにかするとか。結局そういう、自分の人生謳歌できてない感があるからこそ他人に文句言いたくなるんだと思う。

 

もちろんこれは私にとっても超絶痛いブーメランで、子供育てるのは親の責任みたいな社会通念から外れることに罪悪感を感じる自意識をどうにかしなきゃだし、失敗したらどうしようと思って仕事に全力投球できない現状を子育てのせいにする心理どうにかしなきゃだし、教師やPTAや助産師の無責任なアドバイスに傷ついちゃうメンタルどうにかしなきゃだし…なんか書いててつらくなってきたけどまぁそのあたりはちょっとづつでも向き合っていかなきゃなと思ってる。

 

 

 

 

子育て関連も、障害者叩きも、若者叩きも高齢者叩きもマイノリティ叩きも、結局「自分がこの社会の中でどう生きてどう死ぬか」を考えることができない、あるいは自分の人生の決定権を自分が握っているということを認めたくない人が大騒ぎして他者を自分の妄想に巻き込もうとしてるっていう構造になってる。

ほんと、いい迷惑。勝手に悩んで勝手に騒いでくれてりゃ別にいいのにさ、他人に口出しすんのやめてほしい。

こっちとしては各自干渉せずやってきましょうと言いたいだけなのに、向こうは唯一絶対の正義を押し付けてくるという非対称で一方的な闘争をどうスルーするか、今とても悩んでいる。いっそトランプ氏みたいに愚鈍な大衆の上に立とうかとも思ったんだけど私は彼みたいにパフォーマーに徹するの無理だしなぁ。ほっといてほしいだけなのになんでこんなに苦労しなきゃならないんだろ。

*1:トランプ氏はヒットラーよりずっとマイルド、というかむしろ優秀なビジネスマンに徹する人だと思ってるので、両者はだいぶ違うが暴言を吐くという表面上の共通点があって、そしてその共通点のみしか理解できない大衆は多いということをエリートは忘れがちだ。今回のクリントン氏の敗北はそこにあると思う。