女性だけの町がほしいというツイートに大炎上して激怒してる人たちはいったいなんなの?現状、女性だけの街に行きたいと思ってしまうくらいめんどくさいことになってる、ということなのにそれをなんで男性に対する攻撃だと思ってしまうの?男性も女性も被害者だよね、というのが理解できない人の頭の中で起こってること
女性だけの街がほしい←わかる
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男性は潜在的に加害者となりうるという合意がある社会がここにある←わかる
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男:無実の男性に謝罪を強要するのか!←わからん
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女:ああそうだよ男の存在自体が罪だ償え←わからん
その構造がある、だから解体していこう、という話であってな、別に男に謝ってもらっても何も解決しないじゃんよ。
この増田さんは万引きにたとえているんだけど、子供の万引きが多いから子供は入店禁止、となった場合、考えるべきはではなぜ子供は万引きしてしまうのか、一部の子供を万引きに至らせる要因は何か、だよね。
ガキならガキどうしで、万引きやるそいつを先に非難するのが筋ってもんだろが。
いや、非難してもしょうがないだろ…
どんなに非難しても万引きせざるをえない状況があるから万引きが発生する。万引き犯に必要なのは非難ではなくて救済。
いや、反省もしなくていいし謝ってもらってもなんも解決しないし。
「店主の言うことは正しい。私は犯罪率の高い"子ども"の一人だから、反省しなくちゃ。
万引き犯の仲間なんだから私も謝らなくちゃ。万引き犯に代わって謝ります。」
はいつくばって謝ってほしいんじゃなくて、万引きが発生するあるいは女性に対する加害を肯定する土壌は何かという話をしたいの。
で、これ既視感があると思ったら小学校の宿題だ。
発達段階にそぐわない理不尽な宿題を大量に押し付けるから宿題をやらない。そこでの対策は小子供にとって必要な課題を探すことなであって、宿題忘れてごめんなさいもうしませんと言わせても理不尽な宿題がある限り宿題忘れは発生する。
努力とか反省とかそういうのいいから。何も解決しないから。逆に、環境を整備するとすごい簡単に良い方向に変わるから。
という成功体験を全く積み上げていない人たちなんだ思う。
あと、女性を加害しうる存在である、これまで気づかないうちに女性を傷つけてきたかもしれない、ということをかたくなに認めない男子ってなんか、かわいーね。
生きている以上誰かを傷つけることは不可避なんだけど、傷つけてしまった悲しみを認められない幼さは馬鹿だけど見方によってはそれだけ純情ってことなので。俺はお前のママじゃねぇよとは思うけど。
だからこの話は多分、誰かを傷つけることによって成立する人生とそれをどう扱っていくかというSST的なところからはじめなければいけないのだと思う。
そこからかぁーー…とは思うけどそれが一番近道じゃないかな。