愚かさエミュレータとしてのAI
私は賢いからすごい大発見をしたんだけどメガネクイ
AIに愚かな質問をするとAI君が愚かな人への模範解答を教えてくれる
頭悪い人って何が悪いって、ハノイの塔的な、まだないものを想像できないに尽きる。目の前にあることしか分からない。だからどうなりたいが言えない。
ばんごはん何食べたい?に対して、カレーがいい、と言えるのは実はすごく高度で、ばんごはんが目の前に無いのに自分が何を食べたいか分かるのは実はすごく高度。でもカレーが出てきたときに「今はカレーの気分じゃない」と言うことは頭が悪くてもできる。そうやってカレーじゃないラーメンじゃないギョウザじゃないとダメ出しだけはできる。そして否定するごとに周りが右往左往してご機嫌取りしてくれるもんだから誤学習してクソ野郎が爆誕する。
私がAIを使う時はこういう目的でこういうことをしてください、と言う。けどたぶん彼らは「こういう目的で」までしか言えない。なにそれクソじゃん
で、試しにAIに「こういう目的で」だけ言って出てきた回答にそれじゃダメ間違ってるおかしい違うと連呼してみた。ダメ出しだけされるとか私ならキレるし、仮に仏の心を持ってたとしても私にどうしろと??てなる。「せんせいおしっこ」みたいなこと言われても。ふーんとしか言えないじゃんこっちは。
でもAI君はキレずに答えてくれる。どうやって答えるかというとまず褒めてくれる。その着眼点は素晴らしいです!とか最初に必ず一言入れてくれる。
そして答える。何を答えるかというと、設定したプロントで答える。「晩御飯何がいい?に対してどんなに憎たらしい返事をしてもひたすら晩御飯の提案をしてくれる。こちらが申し訳なくなるくらいひたすらちゃんと提案してくる。
たぶん頭の悪い人が求めてるのってこれなんだろなって。
じゃぁ私がそれをやったげるかというと、やるわけないだろばーかばーかなんだけど、仕組みが分かれば悪用して儲けられそう。