雑記帳

リベラルでもフェミでもないただの愚痴

コロナ後の世界がどう変わるかを勝手に想像してみる

予測立てて動くのは大事だなと思って。

 

コロナは武器でいったら核ではなく地雷のような、社会の防御網を巧妙に掻い潜るちょうどよい弱さがやっかい。あと、感染症についての知識が浸透したこともやっかい。おそらく100年前であればコロナは今年はちょっとタチの悪い風邪が流行って例年より沢山死んだ、で終わっていて記録にすら残らない程度だっただろう。昔だったら肺炎が重症化したらあとはお祈りするくらいしかできなくてあっさり死んでいたけど、今は呼吸器につながないと人道に反することになっていて医療崩壊する。その上感染症の予防法も分かってしまった。患者本人ではなく社会全体の大多数の行動を変容することで本人が守られる。守る方法が明確でかつ実行可能なのにそれをしないで患者を見捨てるのも人道に反する。

という状態で、つまりコロナの何が問題かと言うと、人間は誰を守って誰を殺すかという神の領域にすでに踏み込んでしまっている、すでに我々は命の選別を行っているのだということが明確になってしまったことが問題。

なのに命の選別に対していまだに優生思想反対とか命の重さとかで思考停止してしまう人がものすごくたくさんいて、人類は死を扱う思想を未だ持っていない。キリストもブッタもいつ死ぬかは天が決めることであり人間がコントロールしてよいものではない、人間は常に生を目指し生だけを求めて死を振り切って生きるべきだと言っている。

だから必要なのはafterコロナに対応した思想や宗教なのだけど、まぁそんなもんがさくっと成立するなら今ここまで混乱してないわな。たぶん人類がafterコロナの死生観を受け入れるには多大な犠牲がいる。多数の人にとって自分ごととなるような目に見える分かりやすい生贄が必要。

 

なのでここでうまく立ち回るためには、まず自分が贄の立場にならないようにすること。もうすでに切り捨てられる立場になってしまっている芸術芸能イベント飲食風俗などの人達は全力で方向転換する。コロナが収束しさえすれば持ち直せるなんていう希望は捨てて、これまでのような対人関係はもう永遠に失われたという前提でどうするか考える。だったら大声で現状を訴え団結し政治に圧力をかけるべきだ。自民党は芸能の民は不可触賎民だと思っているフシがあるので、黙っていたら河原で飢え死にすることになりかねない。

それと、感染症を想定した対人関係にシフトチェンジできるならする。ここは今実は非常に大きなチャンスがあって、まだ誰も想像すらしていないサービスを構想し実行すればこの先数百年の礎となれる。相場と同じでどんぞこで拾えれば後々強い。

 

芸能芸術イベント飲食風俗以外でも、安心していられない。私はいまのところ、医師と教師が職を失うと思っている。

わりと多くの人がうっすら感じてきた、学校っていらないんじゃね?というのが今回の休校で浮き彫りになってしまったと思う。私も私の子にいくつか教材を与えておいたらこの一か月で一年分の学習を終えてしまった。高IQ向けの特殊学級が切実に欲しい。学校で平均的な学習に四苦八苦して苦行のような宿題をなだめすかしてやらせてきたのはなんだったのか。。。

そして医療現場で一番いらないのが医師だ。看護師や介護士は無くならない。もしかしたらいずれ機械に置き換わるかもしれないが仕事自体は無くならない。でも医師はあんなもんAIに食わせれば一瞬で終わる。というかヒューマンエラーが洒落にならないから一刻もはやく終われ。

 

とにかく贄にならないこと、生きる権利を要求すること、新しい方法を模索すること、がまず生き延びる必須条件になる。

これに関してはわりと私としては希望を持っていて、たとえば今回、この世のからくりに気づいた人が結構いると思う。ただ漫然と会社に行って給料がもらえるのが当然の権利でニュースで言われたことが真実だと信じ込んでしまえる飼いならされた社畜ではもう生きていけない。この世はカネとコネと根回しで動いている。どんなに絶対的に見える数字も統計も全て政治の力で捻じ曲げられている。これが理解できればおのずと立ち回りが変わると思う。

 

 

 

そっから先、この大混乱をチャンスに変える方法としては、新しい宗教を作ることだと思ってる。これまでを否定された人は新たな救いを求める。彼らにとって耳触りのよい言葉を作ることができればこの先安泰だ。ということで、わりと本格的に俺の時代が来たかもしれないという話でした。