雑記帳

リベラルでもフェミでもないただの愚痴

日本の病院は国費を使った暇つぶしの道具と化している

はてなトップにあまりにツッコミがいのある記事が載っていたので書いてみる。

あのね、病院は病気の人のために国の税金じゃぶじゃぶ使って運営している場所なの。生保を使えるのは本当に困窮した人だけなのと同じように、病院は本当に死にそうな人以外は行っちゃいけないのよ?

 

www.goodbyebluethursday.com

死にそうじゃないのに病院に行きたい趣味の病気の人は全額自己負担で高級病院に行ってください。それが嫌なら市販役で我慢してください。

ちょっとお腹痛いだの熱出ただのめまいするだのダルいだので国費使い込んでるくせに病院が混んでることに文句言うとか医療スタッフは年中無休で働けとか、どんだけ医療に期待しているのかと。自分の人生を医療に丸投げしてる人多すぎ。

 

病院は供給が少なすぎるのではなくて、あまりにくだらない仕事をあまりに低価格で要求されてパンク状態なだけ。だから病院サービスの拡大を求めるならそれなりのお支払いを覚悟すれば解決だよ?

 

まぁ、全額自費のセレブ向け病院なんて都会にしか無いから田舎在住だとどんなにお金持ちでも普通の病院しか行けないとかそういうのはあるかもしれないけどね。それこそ需要と供給のバランスなんだから、自費医療を受けるほどの経済力をお持ちであれば都心に引っ越せばいいじゃん。

 

 

 

なーんて言うとめちゃくちゃ怒る人が多いんだよねw

そんなこと言っても今私はダルくてツラいんだ!この不安な気持ちはどうしてくれるんだ!!って。みんな不健康への耐性弱すぎ。人間だって生き物なんだから具合悪いときだってあるし薬なんか飲まなくても休めばそのうちよくなる。むしろ薬なんて気休めにすぎない。なのに具合が悪い状態に耐えられなくて薬で一足飛びに健康体になろうとするのってなんかすごく病んでる。

みんな超誤解してるけど、病院の薬って病気を治すものじゃなくて症状をごまかしてるだけだよ?病気が治るのは薬のおかげじゃなくて自己免疫のおかげだからね。むしろ多くの場合、薬は免疫乱して治癒過程の邪魔をしてるだけだから。薬飲めば病気が治るってのは加持祈祷すれば病気が治るっていうのと同じくらい気持ち悪い考え方だよ。

 

具合が悪ければ休む。休んでも元気になれないんだったら自分が楽に生きれる環境を模索する。この手間を惜しんでキリキリ働くエコノミックアニマルが医療に対して過剰な期待をしてモンスターペイシェントになってんな、って思う。

 

 

 

 

自分の特性とかそういうやつダラダラ書いてみる

はてなってなんか有意義なこと書かなきゃいけない空気感があるけどそこをあえてツイッター並みにダラダラした自分語りとか書いてみる。いつも現代社会のスピード重視にあわせて動いてるから、こういう無意味な行動をするとなんかちょっと満足感あるよね。どうだやってやったぞ、みたいな。いや何やったんだよwって感じだけど。

 

でもって、こんな記事を見つけたのでダラダラと雑感をば。

tagomoris.hatenablog.com

元記事は

専門分野において能力を発揮する専門家、と

専門分野を分かりやすく解説する人、は

全く別のスキルを必要として、専門家=専門分野を分かりやすく解説する人 じゃないいんだよ、という至極まっとうなお話。

 

でもって、この混同って医療分野においてすごく顕著だと思うのね。医療なんてサービス業でしかないし医者なんて投薬と手術のマニアってだけなのに医者は仁術とかわけわかんないこと言うじゃん。患者自身も自分の人生を医者に丸投げするし、医者も患者の人生を背負わなければと思い込んでいる。だから患者をより幸福にするための医療とか大真面目に論文にしていてしかもそれが高い評価を得てたりしてwwwってなる。

医者なんて料理人と同じサービス業だ。カレーを食べるか中華を食べるかは当事者である患者が決めることであって医者が決めることじゃない。医者の作ったカレーが旨いか不味いか決めるのも患者であって医者じゃない。医者にできることはより良いカレーを作ることだけであって患者の人生に口出しするのは余計なお世話ってもんだ。

病院の外じゃ超普通の常識なのに、ひとたび象牙の塔に入ってしまうと因果律が捻じ曲げられて気持ち悪い磁場ができあがっている。この構造ってかなり日本独特らしくて、いったいどうしちゃったん?て思う。そりゃ他の国だってそれぞれ深刻な問題があるし日本の医療はそこそこイケてるとは思うけどさ、ガラパゴス化進みすぎじゃね。

 

なんか、自分のカルテ見るのに主治医の許可がいるとか超納得いかない。

他人のじゃなくて自分のカルテだよ?病識無いとかじゃなくて普通の疾患だよ?そんな医者のテキトウな説明より自分のカルテみたほうがよっぽど早く正確に意思疎通できんじゃん。

あと、普通の会話を装って情報を取ろうとするのも気に入らない。

情報取りたいんでしょ評価したいんでしょカルテの空欄埋めたいんでしょ。だったら「お元気ですかー?」だの「最近どうですか」だの回りくどいこと言わずに病歴でも家族暦でも病識でも聞けばさっさと答えるよ。ていうかむしろカルテ渡してくれれば勝手に書いとくのに。私に興味なんかないくせに友達みたいな態度でなれなれしく聞いてくんなや。

 

てね、患者目線だとマジむかつくし医療なんて鬼手仏心じゃなくて鬼手鬼心じゃねぇかって思うんだけど、同業者目線で彼等と話をすると実は悪い奴じゃないのね。ただお幸せな人生を謳歌してきた救いようのないバカってだけでほんと、ただのバカであって悪人じゃない。

平然と他人を踏みにじる人達はただのバカであって悪人ではないということに気づいたとき、なんかもうむなしすぎて膝から崩れ落ちた。私これまでこんなにお幸せな人達のために犠牲になってきたのって思ったら爆破テロでもしてやろうかってくらい世の中がどうでもよくなった。

ほんともう、脳みそって使う機会がないとスカスカになんのね。なーんも考えずウェーイで人生渡ってるとNEVERまとめとか信じちゃうくらい単純なまま大人になっちゃうのね。やっぱ脳みそは使ってなんぼ。だから苦境に立つ経験って脳みそ鍛えるっていう意味では無駄にはならないと思う。

 

 

なんかすごいダラダラよくわかんないこと書いたけど、結局私って「専門用語を分かりやすく説明する能力」が高いんだなぁという話でした。脱線が長すぎた。

私の専門家としての能力はまぁせいぜい上の中くらいで、私より能力が高い人というのは探せばわりといる。その中で私の評価が妙に高いのは専門用語翻訳能力がめちゃくちゃ高いからなんだなって。この翻訳能力は何に由来するんだろ、というのを今後ぼちぼち考えていきたいなという話でした。

 

というわけでとくにオチもなく終わります。

 

キュレーションメディアがのさばるのはgoogleの勝利だと思う。

まとめサイトなどのキュレーションメディアの盗用がやっとこさ問題化されている。だが一番大物のNEVERまとめは相変わらず検索上位を汚しているし根本的には全然反省してないっぽくて超笑える。

 

ただこれって、じゃあgoogleがパンダより有効なアップデートを行って検索上位にまとめサイトが来ないようにすればいいか、っていうと、そうすると結局google社に記事の信憑性を判断する権限という政治力を与えることになるのでそれはそれで怖い。

 

我々はgoogleの前に圧倒的無力である

世界中の情報を独占状態のgoogleが本気を出せば情報操作なんて簡単だ。そしてテレビのニュースを鵜呑みにしNEVERまとめ程度の情報を検索上位に持ってきてしまう情報弱者が圧倒的多数を占める現状で我々はgoogleの陰謀に抗うことは不可能だ。

だから記事の内容を一切考慮せずにアルゴリズムに徹するgoogleの潔癖にクリーンな姿勢はもっとものすごく評価されていいと思う。

だって、googleって営利を追求した民間企業だよ?しかも業界独占してんだよ?そんなのやりたい放題じゃん。民間企業は目先の小銭の前にどんな汚いことだってやるしその結果誰が不幸になっても気にしないというのはNEVERも文春も示している。

 

民間企業は目先の小銭しか考えていない

私も一介の悪徳業者として活動してるわけで、いろんな規模の会社の社長と会うこともある。社長ってなんか頭いいイメージじゃん?なのに現実の社長ってほんとカネのことしか考えてなくてすごいげんなりする。自分の会社の商品もユーザーの生活も業界全体のことも、なーーんも考えず市場を食い荒らしてただ目先の小銭を稼ぐことだけに邁進してる。

NEVERとかまだ良心的だと思うよ。だって彼らの市場はエンタメじゃん。エンタメ市場を食い荒らされたって人間死にゃしない。だけど衣食住や医療福祉教育みたいな、人間の根幹を食い荒らすのほんと罪深い。それで社長はフロリダに牧場を買って悠々自適に遊べるかもしんないけど、つまんない欲とプライドが引き起こした品質低下でどんだけの人が泣くか分かってるんだろうか。

 

結局、個人が情報強者になるしかない

企業は利益を追求する。社長は目先の小銭のことしか考えていない。

メディアは発行部数しか考えていない。googleは何が正しいか判定しない。

 

つまり、今何が起こっていて何が正しいのかを自分以外の誰かにゆだねることはできない。だったらそれぞれの個人が何を信じてどう行動するか考え続けるしかない。自分の判断を他人に委ねようとするから間違いが起こる。企業もメディアもgoogleもそれぞれの仕事をしているだけで、我々個々人のことなんて考えてくれない。自分のことは自分で決める。それはとても健全な社会のありかただ。

 

てことで、キュレーションメディアに社会的制裁を与えることも大事だけど、それだけだとモグラたたきになる。

だから「検索上位というのはカネで買える」「情報発信力と情報の正しさは相関しない」ということを周知し検索1ページ目だけを真実だと信じる情報弱者を減らす方向性を考えていくのがいいんじゃないだろうか。

 

 

 

 

そうはいってもヒトはバカな生物である。

何が正しいかは自分で決める、なんてなんかキレイ結論になったけど、脳みそのスペック的にそれが不可能な人というのは一定数存在すると思う。

何が正しいか常に考え続けるというのはつまり超複雑なアプリを常時機動してるような状態だから、スカスカな脳みその人には「自分の頭で考え続けるアプリ」は使えない。そういう人は何が正しくてどう生きるべきか他人に決めてもらうほうがラクなんだろう。

前回日本で自民党に投票してしまった人や、今回クリントンではなくトランプに投票しちゃった人はおそらくクリントンオバマの提唱する複雑さに耐え切れなかったんだと思う。彼らにとっては共存やノーマライゼーションといった不確かな試行錯誤よりグレートアメリカという分かりやすい物語の提唱する牢獄のほうが居心地がいいのだ。

外敵や飢えに怯える大自然よりも檻の中でぬくぬく太ってハンバーガーになるほうが向いている人というのは、それはそれで尊重すべきだと思うし、複雑さに耐えうる人達はノーブレスオブリージュとして彼らに与える物語もきちんとプロデュースする責務があると思う。

 

 

おまえの過去話は重いって言われたorz

前回の記事で統合失調症的な妄想について書いたんだけど、友達に「ずいぶん重い話ぶっこんだなぁww」て笑われて、あんま自覚なかったけど改めて読み返してみたらこの記事、妄想の話っていうより虐待やの話だしよく考えたら自傷の話じゃんて気づいた。

うっかり気軽に読んじゃったブログに「自分はいかに自傷するか」なんて書かれてたらそりゃ引くよね。ドン引きだよね。うわぁ。

まぁでもああいう情報を求めてる人もいるだろうから消さないどこ。

 

話変わるけど、たまに気楽にいろんなこと根掘り葉掘り聞いてくる人いるけど、ほんと困るからやめてほしい。

「出身どこ?」とかね。市町村くらいまでならいいけどそれ以上細かく聞くのやめて。

「家族構成は?実家は?」はもっと困る。私は別に聞かれたら普通に答えるけどさ、ほんとにそれ聞きたい?私にとっての普通は多分大多数にとって普通じゃないと思うけど、SAN値保つ?

傷跡みて「それどうしたの」も困るね。よく見なきゃわかんないくらいの跡なのに目ざとく気づくんだよあいつら。いや私は普通にどういう傷なのかしゃべってもいいんだけどめっちゃドン引きされるから。自分で聞いてきたのに引くとかどういうこと。

一番困るのは「しばらく入院してました」に対して「どこの病院?」て聞かれること。いや精神科病院だけどね、一応表向きには体調不良ってことにしてんのに病院聞かれたらバレバレじゃん。そういう人って病院名だけじゃ満足せず何病棟だったかとか主治医は誰かとか聞いてくるから適当なウソもつけない。

 

だから普通の会話は結構苦手だ。仕事の話だとか接待だとか何か明確な目的があれば平気だけど何の目的も無くよく知らない相手と談笑できる人ってすごいなと思う。

英語だとわりと当たり障りの無い日常会話のフレーズが豊富だけど日本語はプライバシーにずかずか踏み込んでくるフレーズが一般化してるからそのあたり早急にグローバル化してほしいもんだと思う。

でもたまに日本語で会話してるのに絶対こちらに踏み込んでこない会話をする人がいて、お互いなんとなく(察し)ってなるw

 

私は別に何も隠してないし何を答えるのも全然平気だけど、それでもやっぱ自分の発言で気まずい雰囲気になるのはちょっとへこむ。まして聞かれるのも答えるのもつらい人だったらいつもびくびくしてなきゃいけないし嘘をつきつづけなければいけないわけですっごい大変だと思う。

 

やっぱ社交辞令には天気の話が一番いいなと思います。

 

統合失調症の妄想を当事者ががんばって解説してみたよ

妄想ってなんか超ヤバくて意味不明なもの、みたいな風潮があるっぽいので、健全な精神をお持ちの素人さんにも伝わるようになるべく理路整然と妄想の発生機序を解説してみました。

 

前提条件として、私はわりと日常生活送れる程度の統合失調症です。たぶん。医者の診断では。それと、がんばって解説してみたけどあくまで一個人の感想であり、これが全てというわけではないと思います。

 

てことでまずは、この間体験した軽度な妄想エピソードをひとつ。

ある日起きたら突然、「押入れから出たら死ぬ」的な妄想が振ってわきまして、その日はずっと押入れに篭っていました。仕事休んで一日中押入れに篭ってちょっとでも物音がするとパニックになるとか、どう考えても頭おかしいです。

これを解説してみますと、私は子供の頃けっこうヤバめな家庭環境に育っています。で、その当時安全とは程遠かった家の中で比較的安全だったのが自分の布団の中でした。だから今でも時々「押入れの中で息を潜めていれば殴られないし犯されない」みたいな安全信仰があってストレスがかかると押入れから出られなくなります。

このレベルの妄想であれば、まだPTSDで説明できる範囲なので普通の人でも分かりやすいんじゃないでしょうか。

過去の私がもし押入れの中で安心できたのであれば、現在の私もこのレベルの妄想に留まることができたかもしれませんしそうしたら私の病名は統合失調症ではなくてパニック症候群なんかになっていたかもしれません。

 

でも私にとって押入れの中は比較的安全ではあったけれど絶対に安全な場所にはなりえませんでした。安全でない世界で、それでも安全を求めてしまう精神はなんとかして逃げ場を見つけようとします。

そうするとどうなるかというと、人は身体的な安全を守ることが不可能な場合、精神の逃げ場をみつけようとします。絶対に安全な、誰にも知られない、自分だけの知っている場所。そういうものを確保することで擬似的に安全を得ようとするのです。また私は当時、自宅に監禁されプライベートを徹底的に奪われていたため、自分だけの場所に特に固執する傾向があります。

自分だけの場所、自分だけに分かる言葉、誰にも絶対に気づかれない、だけど私だけはいつでも確認できる所。友人との会話も許されず日記どころかノートの切れ端の殴り書きまで監視されていた私にとってその条件を満たすのは自分の身体だけでした。私は自分の体に目印をつけることに熱中しました。ですが分かりやすい場所に跡をつけたらすぐに気づかれてしまいます。試行錯誤の末、足の小指の爪程度ならば傷つけても気づかれないことが判明しました。

というわけで、私はストレスがかかると足の小指の爪をはがしにかかります。今では誰にも見咎められないので、完全に爪をはがしてしまい血まみれになります。どう考えても狂ってます。ですが私の中では意味のある行動なのです。

 

てな感じに、一見めちゃくちゃに見える行動には全て意味があります。

これは狂人であろうと無かろうと同様です。理解不能な他人の行動は全て、本人にとっては正しいことで、そして私が正しいのか相手が正しいのかは神様にしか分かりません。

だから、妄想を理解してほしいとは思いません。そもそも相互理解なんて不可能ですから。ただ、自分の中の正しさと相手の中の正しさは、対等なのだということを知っておいたほうがお互いのためじゃないかなと思います。自分の正しさを押し付けるのは疲れますから。

 

ちなみに今回書いた一連のヤバい行動は解離性同一性障害からも説明できます。ていうか個人的には、統合失調症の妄想の寛解というのは解離することなんじゃないかと思っていますのでそのあたりもぼちぼち書けたらなと思います。あと余裕があったら宇宙人の電波を受信するとか他人の声が聞こえるとかそのあたりの定番妄想も解説するかもしれません。

 

 

 

英語を勉強するなら絶対やっておかないと後悔すること3つ

今日は日本人以外は知っているシステマチック英語学習法を書こうと思います。

 

1 「フォニックス」でアルファベットをひらがな化

アルファベットって、意味不明じゃありません?

日本語なら「あ」は「あ」しか発音しないからひらがなであれば必ず発音できるのに、英語だと「ant」という単語をみても「アント」なのか「エント」なのか「エアントウ」なのかわからない、だから「ant=アント」というように、スペルと発音を一緒に覚えなければいけない、と思っていませんか?

実は、ひらがなと同じように英語も一つの文字は一つの音を表しています!

しかもそれぞれの音の口の形や舌の使い方まで懇切丁寧に定義づけられていますので、覚えてしまえばとっても簡単。あえて言うなら、日本語と違って母音と子音を分けて考えるのがちょっと難関でしょうか。ここはまた別の機会に解説できればと思います。フォニックスという名前でいろんな参考書が出ていますしネットでも勉強できます。

これで英語がひらがな化してちゃんと読めるようになりました!

アルファベットはたった26文字です。なのでひらがな50文字+漢字2000文字を使いこなす日本人にとって英語の発音は、慣れてしまえばとーーっても簡単です。

 

2「シュワ=あいまい母音」で省エネ

「あいまい母音(schwa シュワ)」ってご存知ですか?

その場のノリテキトーに発音する音という意味です。ノリや気分で発音が変わる・・・これが英語を聞き取りにくくしている最大の原因です。日本語は母音を重視しますが、英語は子音を重視するため、母音は臨機応変に変わってしまいます。

たとえば「ant」はカタカナだと「ア(a)・ン(n)・ト(t)」を例にしますね。

この中の子音部分「ア(a)・n)・t)」はしっかり発音します。

ですが母音部分a)・ン(n)・ト(t)」はテキトーにそれっぽい母音、つまり「ア」とか「ェア」とか「エ」とか「イ」とかなんかそんなノリのことを発音しておけばオッケーです。

 

ant」は

えあnt(えあんと)」とか

あぇnt(あえんと)」とか

ぃぁnt(いあんと)」みたいになります。

 

 

pen」なら

「pn(ぺん)」

「pn(ぱん)」

「pえぁn(ぺぇぁん)」

 

 

「computer」なら

mpt(こんぴゅぅたぁ)

mpt(かんぴゅぁたぇ)

mpぃぅtぁぅ(けいむぴぃぅたぁぅ)」とか。

 

これらを丸暗記する必要はありません。そもそもノリで変わるものですから丸暗記できません。とにかく子音をしっかり聞き取って母音部分はノリで補完する、と覚えればネイティブの会話も聞き取れるようになります。

 

3「リエゾン」で早口を聞き取る

フォニックスで基本的な発音を、シュワで実際の会話を聞き取れるようになりました。最後に、さらに早口なネイティブ英語についていくためには「リエゾン」という考え方を知る必要があります。

リエゾンはシュワと似た考え方ですが、一つの単語の中での曖昧発音がシュワ、複数の単語の中での曖昧発音がリエゾンです。

 

たとえば「this is a pen」は「this / is / a / pen」という4つのかたまりからできています。でも早口でしゃべる場合「this+is / a+pen」のように2つのかたまりにします。

そしてくっついた単語の最初と最後がつながります。これがリエゾンです。

 

「this+is / a+pen」つまり、「s+i」「a+pあぷ」になります。

合わせると「でぃす いず あ ぺん」が「でぃず あぷぇん」になります。

 

この3つを覚えることで、これまでひたすら丸暗記してきた英語が、話せて聞き取れる使えるものに変身します。試してみてください。

 

 

 

ということで、最近じめじめ愚痴ばっかだったのでたまにはライフハック系の記事でした。

普通のヒトの脳みそはトリと同レベルだと思ってみるといろいろ解決する。

こういうこと言うと悪口っぽく受け取られちゃうからあまりおおっぴらに言えないんだけど、別にバカを見下したいとかじゃなくてね、相互理解みたいなことをしたいなと思ってる。

 

高IQにとって平均IQの人というのは、なんか宇宙人っぽいっていうか言葉通じてない感があってなに考えてるか全然わからなくて、薄気味悪く感じてしまう。

どーして彼らは、どう考えても無意味な行為の固執してるのか、昨日と今日で言ってることが180度変わるのか、自分の本心を隠してるようなことを言ってるわりに行動でダダ漏れなのか、彼らの行動はあまりに理不尽すぎて逆に何か深い意味があるんじゃないか、と思ってしまって本気で悩んでいる高IQは結構多い。

なんか普通IQの妙なこだわり行動を見てると、お釈迦様が苦行してるのを見てる気分になる。断食したり炎天下で祈り続けたり山道を何ヶ月も歩き続けたり、頭おかしいのかな?という行為を強い信念と執着を持って行っているのを見ると、バカみたい、と思うの通り越して、なんかすげぇ、ってなるでしょ。

 

当事者すら自覚してない人も多いけど、他人の言動の薄気味悪さというのは高IQにとってかなりのストレスになってる。正体不明の薄気味悪さの原因を解明できずに精神科に行って「他の人の考えていることが分からない」とか言っちゃうと統合失調症と診断されちゃったりするw

 

でもって最近、普通IQに抱く理解不能の薄気味悪さってトカゲやトリを見たときの薄気味悪さと一緒だな、ということに気づきました。

 

原始的な生き物は、幼少期に刷り込まれた条件付けを修正するのが不可能に近い。だから幼少期に例えば「赤色のエサは不味い」と刷り込んだら、超おいしい赤色のエサを与えても食べようとしない。彼らは一度覚えちゃったことを修正できない。無限にある情報の中でたまたまタイミングよく刷り込まれてしまった情報だけを根拠に生きている。

 

それと同様に、平均IQも一度覚えちゃったことを修正することに多大な労力を要するらしい。だから新しい情報を受け入れられない。彼らは一番脳みそのやわらかい高校~大学くらいの時期に刷り込まれてしまった情報だけを根拠に生きている。長い人生のうちたった数年、そのタイミングで習った知識や起こった事件だけが彼らの世界を構成している。それ以外の時期の情報は3歩歩くと忘れてしまう。

 

だから普通の人の謎の固執を解明するためには、彼らが大学時代に何を学んだかというのが手がかりになる。

 

これは「大学時代にバブルを経験した世代の脳内は死ぬまでバブリーに国家予算を食いつぶす」みたいな人生観的な部分にも使える考え方だけど、どっちかっていうとアカデミックな世界で有効だ。

 

大学時代に古式ゆかしい生物学を習ってしまった老年教授には分子生物学は理解できない。でもそれは教授の博識でもって分子生物学を否定しているわけではなくて、単にこれまで習ったことをデリートして上書きすることができないだけだ。それに気づければ、教授に分子生物学を理解させるなんていうお互いにとって不毛な作業をせずに、彼のノスタルジーを尊重しつつ研究を進めることができる。

 

一方的に自分の都合を押し付けるのではなくて、相手のナラティブを尊重すること、というのはよく言われるけど、具体的には「相手のナラティブ=トリっぽさ」を尊重するといいかんじ、という話でした。