口だけ出して文句だけつけて何かやってやったと孔明気取りでいるやつまじ嫌い。
でもあいつらには何か知らないがなんらかの葛藤があってやりたいことをのびのびできず私みたいな向う見ずをうらやむだけで人生を終えるのだから考えてみればなかなか哀れな人たちだなと思う。
あと、そういう人は雑務や事務処理など頭空っぽでできる仕事が得意だったりするので結局は適材適所なのだと思う。私は未開の地を切り開いて居場所を作るけど、彼らは既に作られた居場所を維持することに精力を注ぐ。たぶんそうやって分業して人類は発展してきた。実際、維持する段階になったら私は何の役にも立たないのでお互い様。
いや嫌いだけど!!
私の努力にフリーライドする気満々な上にやり方に文句までつけてくるとか何様かと。馬鹿かと。阿呆かと。
そもそも彼らは私を理解できないので、私がどれだけのものを背負って血反吐吐いてこの場所に立っているか分からない。彼らから見える私はへらへら笑いながら狂った真似をする道化でしかない。道化が金脈を掘り当てたとて人類を救う偉業を成したとてそれは所詮まぐれ当りでしかない。
私はどうがんばっても天才でしかなく異端の一発屋なので、ここから発展させるには大衆に受け入れられる体裁を整える必要がある。それには彼らの冒険しない出る杭を打つ凡人力がものをいう。
ので、今後を見据えると彼らのご機嫌もそこそことっておきたい。これは私が神になると決めた時点で既定路線だったことなので粛々と神としての勤めを果たしたいところ。
そもそも一言二言肯定してあげれば彼らは人生を投げ打ってくれるのだから私からすればかなりコスパがいい。彼らとしても信じる神に奉仕できるのだからwinwin
逆に、なぜ私は信者の相手をするのにこんなに苛立つのかを考えてゆきたい。