雑記帳

リベラルでもフェミでもないただの愚痴

ヤバいファンをどうすればいいのか問題

にわかに話題になったヤバいファンの件についてアイドル側から書きたくなった。元記事は載せませんが2024,04,08にブコメしたやつです。

あらすじ

最初はヤバいファンの話だったのに実は芸人のほうもわりとヤバくて、しかしヤバいファンのほうはとんでもねぇヤバさかと思いきやまさかの改心。今後どうなるかは不明とはいえ現時点では穏便に収束して芸人のほうのがヤバかった

わけがわからないがあらすじを書いてる私も分からないので仕方ない。

あらすじここまで

 

 

まず、アイドルにおいて、とくに駆け出し期においては好意的な感想以外は害でしかない。これはイエスマンとかいう次元の話ではなくそもそもファンや顧客は人間ではなく金であり数字なのでイエス「マン」にはなれない。

何か一つでもサービスを作ってマネタイズを目指したことがあるなら分かると思うけど、真っ先に星一をつける奴がいると露骨に売上が落ちる。本人は例の人のように善意だか正義だかのつもりで熱心に粘着してくるが、正直殺意くらいしか湧かない。

ファンは数字でしかないというところがもっと周知されるといいのかもしれない。

 

 

で、私の場合ファンではなく芸人やアイドル側の立場なのでここからはアイドル側の立場から思ったことを書く。

 

私は生まれながらスポットライトを浴びる側なので観客席で眺めたい精神構造というがさっぱり分からない。アイドルが羨ましいのならさっさと自分がアイドルになればいい。舞台では常にたった一人全てを背負って立っているだけでいいのだから大変シンプルで生きやすい。

けど、私に群がってくる信者の人達は多かれ少なかれ例の彼のような心理なのだろうなと思うと、めんどくせーーーー!なんなのあいつら!

そうかこういうモンスターを調教しなければならないのか。が、私の場合生きてるだけで信者が湧くので、生きるのを辞めるか信者を調教するかの二択になっている。

あと薄々思っていたけど、ファンは調教されたがっている。野放しのファンは躾られていない犬と同じで自由に振舞っているのではなく暴走しているだけ。ファンを従える立場になるということは野犬のボスとしてファン共をきっちり締め上げる責務があるということと言える。

今回の件についても、芸人側がきっちり線引きしていればある程度は防げた可能性はある。どんなに締め上げてもかいくぐってくる筋金入りはいるので絶対ではないが防御するに越したことはない。

今回の芸人側の反応を見るに、おそらくファン心理がよく分かっていなくて放置していたらいきなり性的な欲望をぶつけられて嫌悪が一気に臨界点に達してしまったのでは。

私の経験では、批判してくる厄介はまだ丸め込める余地があるが、性欲をぶつけてくる奴は何をしても逆恨みしてくるので救いようが無い。ただしこれは私が愛欲や性欲についてほとんど理解できていないからでありキャバ嬢などはうまくあしらえるらしいのでぜひそのあたりの技術を学びたい。

しかし性欲をあしらうのはコスパが悪すぎるので、まずはつけあがらせない、性欲の余地を与えない、という線引きをきっちりして豚どもを厳しく調教する方向性がよいのだと思う。

 

そうするとやるべきは、まず己がキングであることを受け入れる事だろう。

私が世界で一番偉くて、私が白と言ったものが白になる。私は間違っていいし残虐でいいし弱腰でも迷ってもいいが、必ず常に傍若無人でなければいけない。ファンは数字であり金であり人間ではない。金を巻き上げるために適当におだてたり嘘をついたりしてよいが対等な人間として相手してはいけない。彼らは自分の望みすら把握出来ていない哀れな迷える子羊であり、彼らを同等の人間として見るとき私自身が子羊になってしまっている。私が子羊になってしまえば頭目を失った子羊集団が暴走してしまう。神になる覚悟が無いならアイドルなど辞めて顔の見えない運営に徹するべき。

わーめんどう。めんどくささしかない。

せめて運営に徹したい。けど持たざる者がのし上がるにはキャラ売りする時期がどうしても必要なので。。ほっといてもヤバい信者が湧いてくるから身の安全のためにもしばらくはアイドル売りするしかなさそう。

 

懸念点としては、現状ではキングたる帝王学を学べる場所がほぼ無いことか。

カウンセリングとかは良き子羊となるためのものでカウンセラー自身も子羊なので王の孤独は全く理解されない。誇大妄想乙されて認知行動療法とかすすめられる。子羊の人に帝王学なんてやって拗らせるという大きすぎるリスクを考えると認知行動療法に全振りが正しいのだろうが私みたいなやつはどうしたらいいんだ。

保険で無理なら自費でと思ってもコーチングやらコンサルやら子羊を食い物にするものしかない。やはり王たるもの誰かに教えを乞うたりせず己の道を貫くべきらしい。でもそれだと暴走リスクが高くて実際わりと高確率で暴走してるのでどうにか相談先を探すのが今後の課題だと思ってる。

 

 

 

頭の悪い人が求めていること

難しいことが全然分からない分かろうとしないせいぜい足し算引き算レベルみたいな人たちが難しいことに対峙したときにキレだすのは仕方ないこととして受け入れようと思う。彼らは常に脅かされ窮鼠のような心理で人生を渡っている。でもあんなに軽量化脳みそのくせに難しさを求めるのなんなの。彼らのいう難しさとはなんのことなの。

という長年の疑問について、呪術という概念を導入することで理解の道筋が見えてくるのでは。

 

彼らは願望と現実の区別をつけない。トランプに再選してほしいからトランプは人造人間でリベラルは悪の巣窟。嫁が気に食わないから嫁が財布を盗んだに違いない。傍からみてどんなにおかしくても頑なに主張し続ける。正しさは客観的事実ではなく観察者が決める世界観に生きている。

そんな世界観の中で心理的安全を保つために彼らは世界との取引を行う。彼らの理屈では、大量の献金をするとか謎の水を飲むとかいう行動を通して世界と対等に取引できる。

 

という前提のもと考えると、彼らの求める複雑さというのは魔術の手続きであり、黒焦げのトカゲと処女の生き血と満月で清めたクリスタルのようなものなのでは。

標準治療が効かなかったというのは陰陽師のお祓いが効かなかったと同等で、陰陽師がだめなら西洋の魔女を呼んでこようくらいの気持ちで胡散臭い高い水を買うのでは。彼らに理解できるのはどれだけ有り難そうな手順を踏むのかであり、そう思うと科学は地味で退屈でつまんなくて効果が無さそうに見える。

結局彼らが求めているのはホラーハウス的なカタルシスであり、お手軽なエンタメでスッキリしたい。怪しげでちょっとめんどくさいでもそんなにめんどくさくないほどよいめんどくささと真新しさと適度な背徳感、守られた安全圏でちょっとした非日常を味わいたい。それが彼らの言う複雑さなのでは。

 

私が彼らに求められているのはお手頃でエンタメな儀式。イモリを黒焦げにした丸薬を飲むことで効果が出るとか出ないとかは関係ない。むしろ効果なんか出なくていい。彼らには効果測定ができる知能なんか無い。なんとなく有り難そうでなんとなく効きそうなありがたみさえあればそれが彼らにとっての効果となる。

彼らと私は会話が成立しているようでいて全く違うものを見ている。彼らにとってはカタルシスやイニシエーションが全てで、ハリウッド映画と現実の区別がついていない。

 

 

 

 

セルフイメージを変える

これまでのセルフイメージ

 

これからのセルフイメージ

中身が魔王なようじょ

 

 

いい年こいてなんなんだ私はよ……

 

こう、私が崇拝されてしまうのはもうどうしようもないので神ということでやっていくというのは仕方ない。なんでか知らないがそうなっている。

でも私の外面は弱そうで御しやすそうな気弱な女で、外見と内面があまりにかけ離れ過ぎてマウントセクハラパワハラモラハラクズ野郎を引き寄せてしまう。私個人だけの問題であったころにはクズ野郎は弱味を握っていいように転がしていればよかったのだけど、偉くなってしまった現在では私が侮られるということは私の派閥が侮られるということで仕事にならない。

ということで強そうに見えるように外見を整えてみたのだがこれは常に完璧でないと効力が無くて、少しでもボロを出すと「あらあら背伸びしちゃってカワイイ」というキモい反応をされてさらに見下されるという大きすぎるリスクがある。

 

ということで、神をやめて中身が魔王な幼女になることにした。

もう取り繕わず、ようじょババアとしてのびのび振るまう。それでちょっかいかけて来るナメたクズ野郎は魔王として心ののままに焼き尽くす。あとは信者がどうにかしてくれる。

 

私のことを御しやすい気弱で馬鹿な女とマウントをとってくる様なクズはギリギリな知能でしんどい人生を送っているのが垣間見えて、せめて私を見下してバカにしている間くらいは多少の安寧を与えてあげたいなという気持ちがある。だからできれば彼らの予想通りの馬鹿を演じてあげたい。

でも結局彼らは構って貰いたくて、つまり私のリソースを奪いたいので、彼等ばかり構ってあげてたら話がいつまでたっても進まない。

また、彼らにタゲられて彼等に人生を与えてあげることは私以外の人でもできるが私のやっている事は私にしかできない。

あとシンプルに教祖がナメられたらしんどいビジネスが成り立たない。

 

ということで、クズを釣るだけ釣って叩き切る方針で行くことにする。

イスマンが増える

偉くなると周りをイエスマンばかりで固めてふんぞり返るというやつを私はやらないようにしようと思っていろいろ対策してきたけど予想外の要因がががが

 

私の言ってることなんて地味でつまんなくて、例えば、歯磨きしたら虫歯になりにくい、程度のものでしかない。

でもそれに対して「歯磨きの代わりにガムを噛んでても虫歯予防になりますよね?」「歯磨きせずに歯磨き粉を飲んだけど虫歯になったぞ嘘つき!」「私は歯磨きなんか信じてない、本当に効果があるか私を納得させてみろそしたら歯磨きしてやる」とかいう地獄みたいな苦情がわさわさ来る。

いやこれ、私悪くないよね??そんなこと言ってくるあたおかかまってちゃんが悪ぃよね?

さすがに無理すぎる。意味が分からなすぎて腹立つとか通り越して怖い。そんな妖怪みたいな人たちに囲まれて正気を保つとか流石の私でも無理。

と、なると、私が正気を保つには、そうだそうだhedgehogxは悪くない悪いのはとんでもないクレームをつけてくる愚かな大衆、という人達に囲まれるしかない。

いや分かってるよイエスマンは危険て分かってるけども妖怪に囲まれるのはもっと無理。

 

妖怪の言いたいことは「苦労は1mmもせずにミラクルな魔法で虫歯を治したい」であって、そこで地味でつまんない正論を言ってくる私から都合のいい言葉を引き出そうとしているだけ。お医者様にガンは治りますと断言してほしくてドクターショッピングするモンスターペイシェントと同じ。

そういうのをシステマチックに駆除できるシステムを作りたいのだけどあいつら脅威の生命力でどこにでも沸くのでどうしよう。

 

 

人生を多少イージーにするハック

忘備録です。忘れないように言語化しておきます。

 

前世がカメムシだった私としてはニンゲンに擬態するだけでもだいぶ大変だしなんなら時々カメムシに戻ってるので人生がハードすぎる。なんでみんな朝起きて適切な服を着て時間通り待ち合わせできるのか。ニンゲン難しすぎ。

で、ここでめいっぱい背伸びしてニンゲンをやろうとすると常に全力を出してるのにニンゲンとしては赤点のどうしようもないポンコツができあがる。24時間常に頑張っているのに時間に遅れる忘れ物する非常識な行動する、しかも余裕が無いから指摘されても改善できずむしろ慌てるからさらに悪化する。なんならアドバイスくれた人相手に逆ギレする。

 

しかし優秀であることはなんの担保にもならない。

生き抜くために大事なのは時間通り動けるとか空気を読めるとか仕事できるとかでなく愛される振る舞いをすることであり、どえしようもないカスが最優先で身につけるべきは愛される技術である。

 

では愛されるとは何か。

 

これたぶん、カワイイとかでなく伸び代の事なんだと思う。可愛らしい女の子でも小汚いオッサンでも平等に、伸び代がある(ように振る舞える)奴が愛される。逆に伸び代が無い(ように振舞ってしまう)奴は見捨てられる。

優秀さを目指してギリギリで頑張っている奴は余裕が無い。既にギリギリなのだからこれ以上は成長できないしアドバイスを受けても変われない。

ではどうすればいいかと言うと簡単で、底抜けの無能を装えばいい。30点のスペックの奴が35点を出し続けるのはかなり厳しい。毎日疲れきってしんどくて怒られて周りもしんどい。なら10点にしてしまえばいい。そしてたまに12点とか13点をとる。「今日は9点でした……なんでだろ…」とかしょんぼりしているとついついアドバイスするのが人間の性。それで「アドバイス通りやったらなんと11点でした!!すごい!」とか言われると可愛くて可愛くてしょうがなくなってせっせと貢いでしまうというニンゲンの性質を利用する。

 

そうやって手を抜いてかつ褒められて生きていると余裕が出てきていつの間にか素のスペックも35点や40点になってくる。そしたら出力を10点から15点にすればいい。

私なんかいまだに自分の名前を漢字で書いただけで褒められるからね。「なまえかけてえらい!点が一つ多いけど些細なこと!」とか言われる。

 

世の中には世の中をつつがなくまわすことに特化した人間がやまほどいて書類の提出期限やフリガナや年号や手土産や服装やなんやかんやこまかくこまかくルールを作って守らせようと汲々としている。でもそこにのっかる必要はなくて、彼ら細かい自縄自縛が好きなやつらは勝手に働いてもらって成果だけフリーライドしておけばいい。

 

愛されない嫌われる友達いない孤立無縁という時は、有能でないと生きていけないというドツボにはまっている。そこでやるべきはもっと頑張ることでなく無能を徹底することなのに、医療も福祉も宗教もそれを教えてくれないので書いておきました。

 

 

 

 

 

 

なぜ売れるか分からないから売れない

顧客はドリルでなく穴を必要としているのだけど多種多様なドリルで何十年もオンのときもオフの時間もひたすらそこらじゅうに穴を開けてきた私としてはいまさら穴が必要な人の気持ちなど分からない。高い金を払って穴一つ開けてもらうくらいならその金と時間でドリルを使う勉強をしたほうがいい。ほらカンタンだから!穴なんかすぐ開けれるようになるからやり方教えてあげるから!!

いやこれブランドバッグを買いに行ったらミシンと牛革を渡されてバッグ縫えと言われるようなものなのだろうけど、でも分からない。

私は私の商品を絶対買わない。だからこそ私の商品には価値がある。そこがよく分からなくて思考のデッドロックにはまっている。

 

私が高価なブランドバッグを買うなら縫製技術とか鞣し技術とか丈夫さとかそういうところに価値を感じるときだと思う。でも多くの人は縫製の見分けなんかついてないらしい。彼らは高いバッグと安いバッグの区別すらつかない。

じゃぁなんで買うんだよーー…

私の商品なんて縫製技術以外になんも価値なんか無いじゃん……価値が分からないならその辺に転がってる粗悪品でいいじゃん…………

 

 

 

 

上流階級の闇を垣間見る

奥様という人種がこの世には存在するらしい。

どうやら無能を飼うのがステータスな階級があって、その界隈ではまじで一度も社会に出たことが無いまま生きて死んでいく奥様がいる。

奥様は毎日忙しい。お花やお茶やダンスやヨガの予定が詰まっている。犬の散歩もしなければならないし部屋の掃除もしなければならない。だから毎週火曜日の午後3時しか時間が作れない、また家がどこそこにあるため目的地に向かうためにはまずタクシーに乗りそこから電車に乗り乗り換えてなんだかんだしなければならなくて大変である。

というのを1時間以上語り続けるくらいには暇、というのが奥様という人種である。

 

IQ80くらいの強めのアスペ、というのが一番分かりやすいかもしれない。

とにかく客観性が無い。私の仕事とお前のお稽古事がどちらの方が重いか分かってない。この世の全てが自分の為に整えられることに何の疑問も持っていない。そうやって全てが用意される人生をぼんやりと進んで生まれたことも死んだことも気づかないまま死ぬまで生きる。そんな生き方がこの世にある。

彼女らの人生にはデパートの外商と高級ホテルの従業員しかいない。恭しくかしずいて何もかも用意してくれる下僕だけしかいない。

 

しかもこれはおそらく後天性で、彼女ら全員が生まれつき「IQ80の強めのアスペ」であるとは考えにくい。環境によって人間はあそこまで駄目になれる。時分が駄目なことすら気づかないくらい駄目になれるのすごい。

私の知っている奥様は最近、ウクライナだがガザだかの惨状に心を痛めていらっしゃる。ニュースをコピーしてSNSでせっせと拡散して憂鬱になって、それで社会情勢が不安定でいつどうなるか分からないから備えないと、ということで家電を全て買い換えたそうで。自分ちの洗濯機や乾燥機や冷蔵庫や食洗機を買い換えたらしい。ついでに床暖房も入れたそうな。

思考回路が分からねぇ。。

それで周りの人がどれだけ苛立つか分かってないあたりまじで意味が分からんけど、そうやって周囲を敵に回したって外商がチヤホヤしてくれるから問題無いのだろう。

 

そういうのが普通な階級における私は確かに異質で特異でたいへん目立つ存在かもしれない。そう思ってみると、ここ最近のなんでもやってくれるおじさん戦国時代の理由もすこし分かってくるのかもしれない。