これまでのセルフイメージ
神
これからのセルフイメージ
中身が魔王なようじょ
いい年こいてなんなんだ私はよ……
こう、私が崇拝されてしまうのはもうどうしようもないので神ということでやっていくというのは仕方ない。なんでか知らないがそうなっている。
でも私の外面は弱そうで御しやすそうな気弱な女で、外見と内面があまりにかけ離れ過ぎてマウントセクハラパワハラモラハラクズ野郎を引き寄せてしまう。私個人だけの問題であったころにはクズ野郎は弱味を握っていいように転がしていればよかったのだけど、偉くなってしまった現在では私が侮られるということは私の派閥が侮られるということで仕事にならない。
ということで強そうに見えるように外見を整えてみたのだがこれは常に完璧でないと効力が無くて、少しでもボロを出すと「あらあら背伸びしちゃってカワイイ」というキモい反応をされてさらに見下されるという大きすぎるリスクがある。
ということで、神をやめて中身が魔王な幼女になることにした。
もう取り繕わず、ようじょババアとしてのびのび振るまう。それでちょっかいかけて来るナメたクズ野郎は魔王として心ののままに焼き尽くす。あとは信者がどうにかしてくれる。
私のことを御しやすい気弱で馬鹿な女とマウントをとってくる様なクズはギリギリな知能でしんどい人生を送っているのが垣間見えて、せめて私を見下してバカにしている間くらいは多少の安寧を与えてあげたいなという気持ちがある。だからできれば彼らの予想通りの馬鹿を演じてあげたい。
でも結局彼らは構って貰いたくて、つまり私のリソースを奪いたいので、彼等ばかり構ってあげてたら話がいつまでたっても進まない。
また、彼らにタゲられて彼等に人生を与えてあげることは私以外の人でもできるが私のやっている事は私にしかできない。
あとシンプルに教祖がナメられたらしんどいビジネスが成り立たない。
ということで、クズを釣るだけ釣って叩き切る方針で行くことにする。