雑記帳

リベラルでもフェミでもないただの愚痴

人生を多少イージーにするハック

忘備録です。忘れないように言語化しておきます。

 

前世がカメムシだった私としてはニンゲンに擬態するだけでもだいぶ大変だしなんなら時々カメムシに戻ってるので人生がハードすぎる。なんでみんな朝起きて適切な服を着て時間通り待ち合わせできるのか。ニンゲン難しすぎ。

で、ここでめいっぱい背伸びしてニンゲンをやろうとすると常に全力を出してるのにニンゲンとしては赤点のどうしようもないポンコツができあがる。24時間常に頑張っているのに時間に遅れる忘れ物する非常識な行動する、しかも余裕が無いから指摘されても改善できずむしろ慌てるからさらに悪化する。なんならアドバイスくれた人相手に逆ギレする。

 

しかし優秀であることはなんの担保にもならない。

生き抜くために大事なのは時間通り動けるとか空気を読めるとか仕事できるとかでなく愛される振る舞いをすることであり、どえしようもないカスが最優先で身につけるべきは愛される技術である。

 

では愛されるとは何か。

 

これたぶん、カワイイとかでなく伸び代の事なんだと思う。可愛らしい女の子でも小汚いオッサンでも平等に、伸び代がある(ように振る舞える)奴が愛される。逆に伸び代が無い(ように振舞ってしまう)奴は見捨てられる。

優秀さを目指してギリギリで頑張っている奴は余裕が無い。既にギリギリなのだからこれ以上は成長できないしアドバイスを受けても変われない。

ではどうすればいいかと言うと簡単で、底抜けの無能を装えばいい。30点のスペックの奴が35点を出し続けるのはかなり厳しい。毎日疲れきってしんどくて怒られて周りもしんどい。なら10点にしてしまえばいい。そしてたまに12点とか13点をとる。「今日は9点でした……なんでだろ…」とかしょんぼりしているとついついアドバイスするのが人間の性。それで「アドバイス通りやったらなんと11点でした!!すごい!」とか言われると可愛くて可愛くてしょうがなくなってせっせと貢いでしまうというニンゲンの性質を利用する。

 

そうやって手を抜いてかつ褒められて生きていると余裕が出てきていつの間にか素のスペックも35点や40点になってくる。そしたら出力を10点から15点にすればいい。

私なんかいまだに自分の名前を漢字で書いただけで褒められるからね。「なまえかけてえらい!点が一つ多いけど些細なこと!」とか言われる。

 

世の中には世の中をつつがなくまわすことに特化した人間がやまほどいて書類の提出期限やフリガナや年号や手土産や服装やなんやかんやこまかくこまかくルールを作って守らせようと汲々としている。でもそこにのっかる必要はなくて、彼ら細かい自縄自縛が好きなやつらは勝手に働いてもらって成果だけフリーライドしておけばいい。

 

愛されない嫌われる友達いない孤立無縁という時は、有能でないと生きていけないというドツボにはまっている。そこでやるべきはもっと頑張ることでなく無能を徹底することなのに、医療も福祉も宗教もそれを教えてくれないので書いておきました。