たぶん、良心的な大多数の男性にとって「女だけの街がほしい」とか「痴漢が怖いから男性全般が怖くなる」とか聞くとすごくイラっとすると思う。
女性が暴力におびえていることは分かった、でもだからってどうすりゃいいのさ一方的に責められて無抵抗で殴られればいいわけ!?
みたいな。
なので今回は、女性の被害に対する男性のいらだちを解消する方法考えてみた。
男女で力の差があるから、全力で戦ったら男性が勝っちゃうんだよ、それを分かってない男性は無邪気に女性を脅かすんだよ、というまとめをされている方がいた。
藤本萌々子さんの「女性から見た男性であるということの脅威」と関連ツイート - Togetter
それはほんともうその通り。なんだけど、それで女は弱いから抵抗できないのだと絶望してしまう女性もいるのではないか、そして差別されて傷つく男性もいるだろう、と思ってもやもやした。
こういうことを言うとマウンティングと捉えて傷つく人もいるだろうし、文脈を読まずに襲ってくる男もいるだろうという恐怖もある。だけど絶望してしまう女の子と女性に拒絶された気分で傷ついた男性たちに一つの可能性として提示したいことがある。
女性は男性の暴力に対して無力ではない。
無知で粗暴な男性には、女性はその気になれば暴力で簡単に男性を制圧できることを叩き込んでやるべきである。
女性は弱い。だからこそ女性の反撃はえげつない。暴漢よミンチになる覚悟はよろしいか。
て、言えば世の大半を占める誰かに暴力を振るおうなんて考えもしない良心的な男性も安心できるんじゃないかな。女性の敵は暴漢であって男性一般ではない。そして暴漢は死ね。
あのね、一般人の接近戦ではね、ためらいを捨てたほうが勝ちなんだよ!筋力なんてどうでもよくて、相手の拳が当たる前に股間や鼻をへし折れば勝ち。
筋肉があり骨も丈夫な男は殴りあいに強い。だからコミュニケーションの延長くらいの気分で気楽に殴る。だが華奢な女にとってはそれが脅威になる。これは絶望的にみえて実は勝機でもある。気楽に女を殴る男は、女が本気で攻撃してくるなんて想像もしていない。だから相手の体を本気で潰す気があれば勝てる。男はスポーツ気分の暴力しか知らないが、女は生命の危機を感じるレベルの暴力に日常的にさらされているのだから踏んだ場数では圧勝だ。
あと、女性は持久戦では圧倒的に有利。男性の寝首かくとか楽勝。女性は守られるだけの弱い存在ではない。
でもこれは襲われても自己責任という意味では断じてない(ここ大事)
まともな精神を持つ人間は人間の急所を潰せない。被害にあってしまった女性は弱いのではないし隙があったわけでもなく、ただ己の良心を捨なかっただけ。暴漢にあったけど反撃しなかった、それは人類愛に満ちた苦渋の選択であり、反撃をした勇気と同等に称えるべきものである。
くらいなパラダイムシフトはどうでしょうか。
まぁ、これだと反撃の負担は女性に丸投げなんでふざけんなって感じではあるけども、もともと権利というのは戦って勝ち取るものというのがこの世界の非情な掟なんで、よりよい世界のために邁進してまいりましょう。
あと関係ないけど仕事まじ大変…ボケ老人並みに意味不明な大人多すぎてちょっと怖いんだけどこんなんばっかで社会回ってるのすごいな。
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