雑記帳

リベラルでもフェミでもないただの愚痴

セクハラの邪悪さと女装しない理由

いつもかろうじて女、またはこきたないオッサンにみえる格好をしているけど、この間こてこての女装をして飲み会的な場所へ行ったらセクハラされた。
そりゃね、適当なブティックで買った適当な女物という究極ださい女装でしたよ。骨格からしてごつい私の女装はさぞ滑稽だったでしょうよ。



私がかつて受けた性暴力はあくまで暴力でした。加害者には加害の自覚と罪悪感があり、それらを踏み越えるだけの切迫した状況があった。だから私は彼らの救済を願います。きんたま踏み潰したけど。でもきんたま潰してアナルファックする以上の報復は望みません。
変えるべきはどうしようもなく追い詰められる状況であり個人を責めても何も解決しません。すっきりはするけど。

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セクハラはそれ自体はたいしたことありません。普通の暴言とかわりない。でもセクハラは加害者の罪悪感があまりに軽すぎる。普通、バカとかグズとか悪口言うのは相手を傷つける意図があるときですし加害者は加害の自覚を負います。

でも私に乳肉がどうしたセックスの体位がどうたら言ってきたオヤジは私と楽しく小粋なトークをしたつもりでしょう。被害は発生しているのに加害の罪を自覚していない。彼らの中ではセクハラオヤジは無罪だから、私が加害者のオヤジを殴り飛ばしたら私が一方的に悪いことになる。それどころか軽く拒否するだけで逆ギレされることすらある。

女性はただ女であるだけで気まぐれに侮辱され、加害を自覚しないオヤジを刺激しないようにっこり微笑んで身を守るしかない。

なのになんでみんなこんなに女装が好きなのかちょっとよくわからない。縫いペニやら痴漢やら、リスクしかないじゃん。もともと身体的ハンデがある中でさらに不利な格好するのなんで。スッピンスポブラジャージにスニーカーでいつでも応戦できる姿勢をみせるほうがマナーにかなってるはず。ていうかみんなもっと殺気を発するといいと思う。電車は駅に停車する度に周りを見回して周りの人の顔をじっくり見るだけでも痴漢がだいぶ減る。ロックオンされる前に霊圧で押し潰せ。
てことで私はもう女装しない。めんどすぎる。でも男装もセルフイメージを書き換え続けるのは地味にめんどい。たぶんハイヒールや化粧をやめられない女性もハイヒールがセルフイメージに刷り込まれていて今更塗り替えられないのだろう。
セルフイメージのコントロールと自我のありかたについてはまた考えたい。




あとたぶん、セックスの暴力も似た構造があると思う。
突っ込む側は体の一部の接触だけど、突っ込まれる側は内臓を引っ掻き回される。だから男からすると自分がちょっと腰をふるだけで女が超反応する、まるで自分が強大な力があるかのように錯覚するのだろうし、自分はちっとも痛くないのに大げさに悲鳴を上げる女が「感じている」と勘違いするのでしょう。そういう男は一度直腸を引っ掻き回されて血まみれになってみるがいいよ。
いやでも、女性なら一度はパートナーのアナル開発しといたほうがいいわりとまじで。突っ込まれるのは嫌だが自分は突っ込みたいとか人としてありえない。自分の穴を提供する気がない男に私の穴は貸さんというのはツイッターでタグをつけて広めたい。#anaToo