雑記帳

リベラルでもフェミでもないただの愚痴

男の制欲は本能だから仕方ないという奴はいっぺん死ね

はてなが忖度したとかしてないとかちょっとキナくさい不倫とリベンジポルノ騒動があって、性懲りもなく出てくる「性欲は男の本能」論。

 

そもそも、食欲・睡眠欲・性欲を三大欲求とするところからしてちゃんちゃらおかしいよね。それら全て自分の意思でねじふせられるじゃん*1

性欲は欲望ですらない。一生セックスしない人なんてそんな珍しくないんだから、別に本能じゃないし性欲という幻想に負けるなんて言い訳でしかない。

 

 

セックスは男の急所であり、目の前に容姿端麗で「あなたとしたい」という女がいれば、その欲求に抗うのは至難。
これはDNAに刻まれたもので、自分でも思いもよらない精神状態になる。
頭の中から女を思い出せという司令が数分おきにやってきて、仕事がままならなくなる。

https://anond.hatelabo.jp/20170726031924

 

 

これ、「セックス」を「麻薬」にしたらどうだろう。

麻薬は男の急所であり、目の前に容姿端麗で「あなたとしたい」という麻薬がいれば、その欲求に抗うのは至難。
これはDNAに刻まれたもので、自分でも思いもよらない精神状態になる。
頭の中から麻薬を思い出せという司令が数分おきにやってきて、仕事がままならなくなる。

完全にアウト。

頭おかしい。ここまでなっちゃったら素人さんじゃどうにもならないので速やかに専門機関に保護すべき。ていうかこれもう廃人の域だろ。

 

そこまで何かに執着するのは病気の域なんで速やかに精神科に行ってください。

そんな気持ち悪い執着を「人類はみんな持ってる欲望」なんて言って許された気になれる社会は加害者も被害者も不幸しか生まない。

 

 

なんだけど、じゃあこの増田やどこやらのCEOかなんかが己がセックス依存症であることを自覚し粛々と治療を受ける、あるいは奥さんや不倫相手からセックス依存症を疑われて強制入院させられた、として、果たしてそれは救いなのだろうかとも思う。

いや増田もCEOも死ねばいいのに、と思うけども。

それとは別にセックスに依存しなければいけないほど自尊心が低くて、自分の依存を認めることすらできないほど貧しい関係しか持っていない人に現実をつきつけても多分彼らは自分のやっていることを認められない気がする。もうそこまで廃人になっちゃったら手の施しようが無いのでVRポルノのラーメンだけが供給されるオッサン収容所で一生を過ごしてもらうのがお互いのためかもしんない。

 

 

そして廃人を量産する「男の子は強くなければ」みたいな呪縛はほんと罪深いと思いました。

 

 

*1:性欲はともかく、食欲と睡眠欲はがまんできないだろ、というのは平常時の感覚。状況さえ整えば人間は平然と自主的に餓死する。睡眠をとらないと気が狂うけど逆に言えば気が狂いさえすれば寝る必要は無い。

子供が宿題を全然やらないので学校に呼び出された

行ってきました学校。担任とサシで話し合った。

 

発達障害とか学習障害とかごく一部だけ取り上げられてるけど、もっと広範囲に多種多様な特性があって、それら一つ一つに出来る限り配慮していくのが教育じゃないの?学校教育って、個々の特性を伸ばすのが目的であって、別に決められたことをこなす量産型ザクを作るのが目的じゃないはずだよね…?

 

「うちの子はこのような特性があるため規定の宿題はこなせません」っていくら説明しても教師は「がんばって練習して宿題ができるようにしよう」しか言わないのな。

なんなの馬鹿なの?

なんのための小学校だよ。宿題やらせるためじゃないだろ勉強できるようにするのが仕事だろ。無意味な宿題という苦行をこなすことで貴重な小学校時代を塗りつぶせと。自己研鑽より集団の和を優先せよと。それで偏差値下がってFランしかいけなかったら責任とってくれるんですかね?

 

 

なんかもう教師って「がんばれ」以外の語彙は無いの?

教育学部って「がんばれ」以外のこと教えないの?

学問というのは努力と根性ではどうにもならないことを知性でねじ伏せることなんじゃないの?使えよ大脳。回せよPDCA。ひたすら前例を踏襲してるだけだったら竪穴式住居で猪狩って暮らしてろ。

 

たぶんうちの子は、手指巧緻性と目線のコントロールが苦手。

なので、計算ドリルの小さい解答欄に答えが書けないし、問題集の問題をノートに書き写せない。そしていっくら漢字を書き写しても覚えられない。

その状態で無理に計算ドリルや漢字ドリルをやらせても目標達成しないじゃん。手指巧緻性と目線誘導だったら絵を描いたり箸の練習したりダンスしたりしないと。そもそも計算ドリルの問題をノートに書き写すというスキルは今後勉学に必要ないじゃん。計算ドリルが十分余白をとったデザインであればそれで済む話であってそのスキル身につける苦労するんだったら計算力をあげたほうがいい。漢字練習だって、写経じゃないんだから漢字ノートを埋めるのが目的じゃない。漢字が書けるようになるならどんな方法でもかまわない。ていうかいまどき漢字なんて文章読めてPCで変換できれば別に書けるようにならなくたっていいじゃん。

 

学校教育の最終目標は小学校で課された宿題を全てやり遂げることではない。

ひたすら漢字を写経することでも、算数ドリルの小さい計算欄に数字をねじ込む技術を磨くことでも、九九を暗唱することでもない。それらの作業を通じて目標を達成することこそが重要であり、目標さえ達成すればどのような手段でも構わない。

学校教育は、その子に合った学問体系を見つけることが目標であって、もう少し具体的に言えば自分が極めるに値する専攻を見つけることであったり、さらに大幅ダウンサイジングすれば大学受験でよい点をとるためだったりする。

 

 

 

 

なんか、フルマラソンを走りきるためにフルマラソンに挑戦しちゃうみたいな脳筋な発想なんなの。大脳使えっていうか、そんなん動物以下じゃん。挫折するに決まってる。それでもプロか。教育学部ピアジェやワロンをやらないのか。

まぁでもよくあるよね、フルマラソンできるようになるためにフルマラソンに挑戦する発想。漢字書けるようになるために漢字練習しちゃうとか、計算上手くなるために計算ドリルやっちゃうとか、自転車乗れるようになるために自転車に乗る練習しちゃうとか。むしろできないことを練習することが努力、みたいな信仰を持ってる人がいっぱいいてそこらじゅうで足をひっぱってくる。

きっと現状のつまづきの原因を分析できないんだろうな。

フルマラソン走れない理由が筋力だったら筋トレするなりプロテイン飲むなりしたほうがいいし、肺活量だったら高知トレーニングとかすればいい。漢字が書けない理由が空間把握だったらナンプレでもやればいいし、巧緻性だったら塗り絵でもやればいいし、記憶様式の違いだったら成り立ちから覚えればいい。

練習と言うのは足りないピースを埋めることであって今あるピースをいくら積み重ねても次には進めない。

 

えー…こんなん基本だよね。教育と医療と福祉の基本。

ほんとまじで習わないの??そんなんで教育担ってるとかほんと大丈夫なの?おかしいよね大丈夫なわけないよね。

 

 

 

 

 

 

 

注意事項をひっきりなしに怒鳴り続ける社会が息苦しい

 

茶室に「入室の際は頭を低くしてお入りください」なんて立て看板はないし、日本庭園に「ここより先は立ち入り禁止です」と怒鳴り散らす警備員もいない。どのように動きどのように振舞って欲しいかはデザインが決めることであって注意書きの看板や監視員の怒鳴り声で決めるものではない。

徒然草にあるように、柿の木があるから柿泥棒が発生し、それを阻止するための見苦しい柵が必要になる。だったら欲望を換気し人を泥棒にさせる柿の木を撤去すればいい。

 

必要なのはデザインであって、丈夫な柵や立ち入り禁止の看板や人々を見張る警備員ではないはずなのに、そのことを忘れてしまった建築が多くてげんなりする。

 

 

ひさしぶりに日本のプールに行ったんだけど、まぁ監視員の怒鳴り声がうるさいことうるさいこと。

やれプールサイドは走るなだの、この線から向こうは深いから子供は入るなだの、この線から向こうで浮き輪を使うなだの、食べ物を持ったまま歩くなだの、スライダーは順序良く並べだの、ずーーーーーっっと拡声器で怒鳴り続けてる。デパートでも駅でも空港でも、とにかく日本の施設はうるさい。

プールの監視員をはじめとする施設スタッフというのは、客のサポートをする仕事であって客を監視する仕事じゃないんだけど日本人はそのあたり勘違いしているし、監獄実験のように看守の役割を内面化してしまっている。そりゃ善良な市民が憲兵に任命されたら嬉々として共産主義者を嬲り殺すだろうよという同調圧力が恐い。

 

でもどんなに怒鳴りつけても怒鳴り声が聞こえない人達、たとえば日本語が分からない外国人とか、耳が悪い人とか、そういう人は平然とルールを破る(というか、ルールを守れない、ルールの存在に気づけない)。そしてさらに怒鳴り声が大きくなってルールを守っている善良な市民の苛立ちはルールを尊守しないマイノリティに向けられる。これってバリアフリーノーマライゼーションや弱者救済に向けられる批判と同じだなと思った。

たぶん、弱者救済=まじめにルールを守ってる健常者の迷惑 みたいな図式が成り立っちゃってる。

 

たしかに、ずーーーーっっっと注意事項を耳元で怒鳴り続けられることでルールを守らざるを得ない心境を作ることで秩序を保つ、というシステム下において、ルールを守らない奴は悪でしかない。「オレは我慢してるのにあいつらだけ楽しやがって」となる。

 

だから、秩序と言うのは良心ではなくデザインによって解決すべきものなのだ。

食べ物を持ったまま歩くのは、食べ物を売っている出店と食べるためのテーブルが離れているからであって、それを解決するのは「食べ物を持ったまま歩くな」という看板でもなければ監視員の怒鳴り声でもなく、出店とテーブルを接近させることだ。

競泳用の敷地で浮き輪を使うな、と怒鳴ったって違反する奴は絶対いる。だけどそれは競泳用と遊泳用プールの間にコースロープを一本張れば解決する。

我慢やルールを強いるのではなく、我慢やルールの存在する隙をなくすことがデザインでありノーマライゼーションの目指す方向性だということを日本の建築家は軽視しすぎている。

 

でも日本でもすごい建築家はいるんだよ。有名になれないだけで。

ディズニーランドやジブリ美術館、湯布院や小布施を見習えばいいのに。

ほんとすげぇよあいつら。まじ神。空間の神。

 

 

日本においては、ほぼ全員が日本語の読み書きができてしまう、という現状も状況の悪化に一役買ってると思うんだよね。注意書きがあればそれ守れるでしょ、守らないのは悪意があるからに決まってる例外は認めない、みたいなのほんとぎすぎすする。

なんかもっとこう、私の隣人は私の想像を超える出来事を体験しているのかもしれない、みたいなそういうのを実感できる体験を意識して作り出さなければいけないんだと思う。

 

 

 

 

立体把握が得意だけど平面理解ができてなかったので図形でつまづいた話

普通、三次元てのは人類にとって難易度が高くて、三次元は二次元の組み合わせで近似的に理解している人が多くて実際学校でも三次元は二次元投影図の組み合わせという前提で教わる。微分なんかその発想の最たるものだと思ってる。

 

CADなんかも今はどうかしらないけどババアの時代にはまずxy平面とyz平面の平面図を書いてそれを合体させて立体にしてるじゃん。その発想のせいで宇宙戦艦ヤマトのプラモデルは四角い形になっちゃったわけで。

 

 

普通は 2D→3D なんだと思う。

だけどどうもうちの子は 3D→2D の発想らしくて、つまづいていたっぽい。

 

小学校四年生時点では平面の図形しかやらないんだけど、それがすごく難易度高いらしくて、どうも平面図を出されると無作為な線の集まりにしか思えないっぽい。

だから平面図をextrude(日本語だと押し出し?になるのか?)して考えるといいよ、と言ったら分かるようになった。

 

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押し出し以外にも、積分みたいな回転とか、loftとか、なんでもいいんだけどとにかくいったん立体化して考えると分かるみたい。

 

 

 

 

前回、平行と垂直について地球の形状から教えたんだけど、あれも直線ではなく面だと思って教えるとちゃんと分かってくれた。

平行=一階と二階の床

水平=床と壁

みたいな。

 

 

かけざんなんかも縦×横の長方形の面積だと思うとイメージしにくいらしいので、いっそ九×九じゃなくて九×九×九にして縦×横×高さの直方体の面積だと思えば理解できるのかも、と一瞬思ったけど多分九九九はすげぇ難易度高くなるから無理だった。家庭用PCで演算できるレベルを超えてた。かけざんやべぇ。

 

 

 

高IQゆえに直線が理解できなかった子供に算数を教えた話

それなりに難しい計算はできるのに妙なところで躓くうちの子に平行と垂直の定義について生物の重力感知能力から説明したらやっと理解してくれた。

 

hedgehogx.hatenablog.com

 

でもなーんか、幾何の基本が分かってない気がしていろいろ話していて、あーこれ数学的な直線と平面の定義が間違ってるわ、ということに気づいた。いやでも普通『直線』なんて感覚でわかるじゃん。しゅばっとしていて曲がってない線が直線ってことでいいじゃん。なんだけど、彼女にとって直線とは『床と平行な線』で、床=地面=地球=曲線 という理解になっていた。地球上で考える以上直線はマクロでみた曲線になる。

図にするとこういうこと。

地面=直線 だから、数学的な直線だと地球からはみ出る。

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彼女にとって 直線=曲線 だから三角形の内角の和が180度なのは納得いかない。

分度器で計って180度でも正確にはかれば、あるいはすごくでかい三角形なら内角の和は180度を越えているはず。という理屈。

まぁね…机の上=地面と平行な面=曲面 に三角形を書いたらそうなるね…

しかもこの模式図は地球を二次元で円として書いたけど彼女の理解の中では地球はあくまで球だから、平面=曲面 になって、だから面積の求め方も納得いかない。

 

普通、数学感覚というのはまず素朴な『まっすぐ』『平ら』っぽさから出発するんだと思う。ていうか私はそうだった。三次元的理解なんていのは近年コンピュータで3Dを扱えるようになってやっと学問として始まったわけじゃん。いま数学者やってる人達はみんな紙の本に書いてあることをベースにしてるわけじゃん。そもそもこの子だって紙の教科書で平面について学んでるわけじゃん。

 

普通、二次元の発想が基本じゃん。

なに人類に先駆けて先行アップデートしてんの。クロームか。グーグルか。

さすがの私も小学生に三次元とか四次元データの解析とかさせてないよ。いつ地球は球だってのがベースになったし。そういやこの子地球儀くるくる回して各国の時差を考えるのが好きだったけど。それだけでその発想に至るもんなの?

 

 

そんな風に厳密な定義を求める子供なんだけど、私を含め彼女の周りの大人で純粋な学問をやってる人がすごく少なくて、厳密な定義なんてちゃんと説明できない。医学、生物、統計、経済、法律、教育、社会学、心理学、哲学と、みんな実務系というかガテン系な先行なんだよね…。せめて物理系でもいればいいんだけど。

あと多分、学問全てを生活感覚に落とし込んで理解する彼女自身も純粋数学とかは扱えない。虚数みたいな触れない概念だと詰む。

いいじゃんふわっと「直線はまっすぐな線」て理解で。

高IQなのに平行と垂直が理解できない子の原因

速度とか、濃度とかの高校レベルの計算はできるのに平行と垂直の定義がわからない原因を解明したのでメモ。うちの子はあいかわらずかっとんだめんどくささだった。

 

一本の直線に対して垂直な二本の直線を平行と言う、という定義が覚えられない。ぱっと見て平行や垂直が感覚的に分からないから毎度三角定規で確認、しかも用語自体覚えていないから平行と垂直を間違えて答える、という、なんなのこの子LDなの?というおとぼけっぷりを発揮してたうちの子、原因は「存在意義」だった。

 

そうだね、かあさんあなたに速度や加速度、数列とデカルト平面、三次元と四次元、みたいな話はしたけど垂直と平行の話はしてなかったね。基本すぎて忘れてたよ。ていうかまさかそこにつまづくと思わなかった。

だって、定義なんて覚えなくても平行は「なんとなくまっすぐっぽい」垂直は「なんかしっかり交わってる」みたいな感覚でなんとなくわかるじゃん。深く考えるなよ感じろよ。

 

だんだん分かってきたんだけど、うちの子は言語理解はずばぬけているけど言語に依らない理解は壊滅的に下手。それは無意識の行動を全て言語化し普遍化できるという学問において稀有な才能になり得るけど、ひっくり返すとみんなが無意識に行っているルーチン一つ一つに理由をつけないと理解できないということで日常生活全てを言語でインストールし終わるまではただの無能になってしまう。

加えて小学校の算数なんて「むずかしい定義はひとまずおいて感覚的な理解を優先させよう」というコンセプトでしょ。九九を歌で暗記させよう、みたいな。だけどうちの子は九九と面積と速度と微積を関連付けないと九九が覚えられないんだよ。足し算引き算と数列とデカルト平面を関連付けないと1+1ができないんだよ。めんどくさい!

そういや幼稚園に上がる前に「なぜ人は生きるか」「どうして争いはなくならないのか」「なぜ夜は寝なくてはいけないのか」みたいなことをめっちゃ聞かれたわ。二歳児に。魔の二歳児。あれも生きるうえでの基本を言葉でインストールしてたんだな。

 

てことで、まず「地球の中心を通る直線=鉛直」という概念を教えて*1、生物は鉛直を感知する能力がある、と説明し実際に体を斜めにして立ってみて実感。さらに科学館とかにある床も壁も斜めになっている部屋に行って斜めがいかに違和感があるか実感。

そして話を建築に移す。建築とは鉛直を維持する構造体を造る事であると説明。家やビル、ピラミッドなど全ての人工物に鉛直線と縁直線に対する垂直線が用いられていることを示す。芸術は鉛直だ(やけくそ)

そしてやっと「鉛直線に対して垂直に交わる二本の直線を平行と言う」という定義が理解できる。要約すると、平行とはビー球が転がらない面のことである、みたいな理解。でもビー球の話をいきなりしても理解できないんだなこの子は。ちゃんと重力の話からしないと。

そしたら最後に、この定義は鉛直線以外の全ての直線に応用可能、ということでやっと平行と垂直の定義を理解。やっと台形や菱形を見分けることができるようになりました。

 

 

娘の場合、私も同じ系統の高IQでかつわりと暇なので子供の勉強をみてやれるので、とても恵まれている。私も平行と垂直の定義なんてわかんなくて子供のころの成績は散々だった。こういう厳密な定義は大学数学くらいになってはじめてでてきて「これを小学校のころに教えてくれよ!」と叫んだという苦い思い出がある。

 

学習障害発達障害がメジャーになって学校生活も私の頃に比べれば随分すごしやすいらしんだけど、それでもやっぱり親が「この子はこういう子なんでこういう配慮をお願いします」とゴリ押ししないと学校は配慮してくれない。ひたすらガンバレって計算ドリルを押し付けてくる。計算ドリルで勉強ができるようになったら苦労しないんだよ!

 

 

ただ、娘が生まれてからずっと膨大な話をしつづけてやっと普通の子レベルの常識に追いついてきたのでちょっと楽になってきた。子育ての苦行は永遠じゃないのが救いです。

 

 

*1:地球の中心を通る直線が鉛直というのは粗すぎる定義だけどそもそも平行と垂直を教えるための説明なので今回はさらっと流した。

夏に具合悪くなる季節性うつ病とかはあるのか

最近薄々思っていたんだけど、私は夏に具合悪くなっている。いや冬は冬で苦手だけど冬はただ寝込むだけで済む。夏はほんとに本格的に具合悪くなって下手するといろいろやばい。やばくなっていることに気づけないくらいやばい。

 

まず食欲がなくなって、というよりも食事という概念が大脳まで届かないって感じでうっかりしてると体重が10キロ近く減る。味覚もわからなくなるから腐ってるものでも激からカレーでも平気で食べてしまってえらいことになる。

感覚鈍麻とはちょっと違って「このカレー辛いな」とか「この肉独特の臭いする」とかはちゃんと分かるんだけどその辛さや臭気が自分の体にとってどのようなものなのかがよく分からない。あと記憶が蓄積していかないから「このカレーは前回食べたカレーより辛い」みたいな比較ができなくて明らかに人生初挑戦な辛さでも「前回もこの程度の辛さだったかも」と思って疑問に思わず食べてしまう。

あと食べる楽しさみたいなのも全然ないから食事が苦痛。顎の筋肉鍛えるトレーニングだとしか思えない。ご飯食べるとかほんと意味わかんない。

なんだけど、調子に乗って絶食してると本格的に動けなくなって回復に時間がかかるというのは学習したのでがんばって食べてる。でも今後年取って会社を誰かに譲って多分社会的地位とか責任とかが無くなったら普通に餓死すると思うしむしろ早く餓死したい。

 

あと夏は開放的なのも駄目。

窓開けて寝るとかほんともういつ攻め込まれるか気が気じゃない。いや窓ガラス割って不法侵入してきたストーカーはもうとっくに死んでるんでもう私の家に侵入してくる人はいないって分かってるんだけど、なんかもう生理的に駄目。夏休みに夜中騒いでる学生の声とかめっちゃ恐い。

じゃあエアコンかければいいかっていうと、今度はモーター音が恐い。モーターやファンの音が付きまとうというのは常に監視されている軟禁ライフの再現になってしまうのでガチ病みトリガー。

 

hedgehogx.hatenablog.com

 

 

冬なら布団かぶって押入れで息を殺していればいいんだけど、夏は逃げ場がなくてつらい。あと夏つらいってのはあんま共感されなくてちょっと寂しい。