雑記帳

リベラルでもフェミでもないただの愚痴

ぼくのかんがえたさいきょうの陰謀論者への対応

彼らは予測不可能なものを極端に恐れる。だから彼らはバタフライ効果を拒絶する。個々人が個別の事情でたまたま同じアクションをして勝手気ままな個別の動きがたまたま重なって全体としてみたときに大きな動きになった、というカオスの存在する可能性を絶対に認めない。

それをどういう名前の障害とするのかは大した問題でなくて、統合失調症であれ人格障害であれ知的障害であれ発達障害であれ、とにかくそういう人達がとてもたくさんいて、そういう人にとって「だれでも自由になんでもやっていいよ」というリベラルな社会は非常にストレスの高いものなのだろう。彼らがそういう生物だとしたらその生態もまた尊重されるべきものだと思う。

なので今回は、リベラルが最も不得手とするもの、不寛容への寛容とはどのような形になるのかを考えてみた。 

 

 

そんなん簡単じゃん。不寛容な人たちに「おまえらどうしてほしいの?」って聞けばいーんだよそして出てきた答えがリベラルにとってどんなに耐えがたい物でも尊重して、リベラルな人には影響の出ない形で不寛容な人のやりたいことを叶える方法を一緒に考えていこ☆

とかいうリベラル寛容仕草は彼らに通用しない。

 

どうやら彼らは自分の本心を精査することができないらしい。結局何をどうしてほしいの?お前の求めてるものほんとにそれであってる?という問いには絶対に答えない。

昔は良かった老害シロクマおじさんとか。昔は気楽に体罰できてよかったって、じゃあ私お前のことバールのようなものでぶん殴りに行くけど大歓迎してよね?おまえの言ってることを忠実に実行するとそうなるけどお前の求めてたことはそれなの?

老人の延命を無限にやるべき延命至上主義とか。おまえ重度老人ホームで仕事してそれでもまだ管につながれた老人でも幸せになれるとか言えんのその心理状態だいじょうぶ?おまえらよく「自分や家族が老人になったときに見殺しにされてもいいのか」と言うけどおまいう。自分や家族が老人になったときに無理やり延命されられてもいいのほんとに?正気????

不思議なのは彼らは答えないのよね。「じゃあお前のこと殴りに行ったら歓迎すんの?」「おまえ延命されたいの?」に対して「歓迎する」でも「歓迎しない」でもその他なんでもいい。誰か一言くらい答えてくれたっていいじゃん。なんで誰も答えないの。対話しようという気がない。ひたすら自分の言いたいことをゴリ押ししたくて世界の全てが自分に都合よくなるのが当然で反対意見を言うやつは人間じゃないゴミカス死ねと言ってるわけ?ねぇねぇそのへんどうなの。自分の意見に反対する人とどう共存する気なの??

なんてガン詰めしてしまうのがリベラルの悪い所で、不寛容にも寛容であるべきなのだ。不寛容は寛容の存在自体を許せない。不寛容が受け入れられるというのは寛容が消滅 するのと同義。

 

彼らは絶対に答えないけど老いと死からは逃げられないので 「おまえ延命されたいの?」に関してはわりと答え出ていて、あの手の人達は自分の老いや死に直面するとなんかキレるよね。なんで治らないんだ医者が悪い家族が悪い陰謀だ!みたいな。それでキレすぎて何にキレてるかわからなくなってきてそこいらじゅうにキレちらかす認知症になって薬を盛られてベットに縛り付けられて濃厚医療される。もう殺してやれよ。どうしてそんな残酷なことができるんだ。

 

 

で、彼らは私の疑問に答えてくれないから数少ない事例から想像するしかないのだけど、彼らはこの世の全てが自分の思い通りになっていないと安心できなくて、老いや死や時代の変化やなんやかんやで自分の想像を超える複雑さと直面するとキレちらかす。

だとしたら彼らに必要なのは自由や権利ではなくて制限と不自由なのでは。

 

だったら「彼らの周りだけ徹底的に不寛容な環境にする」でいいじゃんもう。どうせ彼らめちゃくちゃ視野が狭いんだから、不寛容な人を一か所に集めて高い壁で囲んであげれば壁の向こうに何があるかとか考えないよ。

 

 

 

 

 

彼らの要求は女を配分的な一見ものすごく過大な権利を主張しているように見えるけれどあれは言葉通りに受け止めてはいけなくて「俺の世界は俺の予測可能なものであるべきだ」という主張なのでは。だからあれは自由恋愛市場に強制参加させられている中で正しい自由恋愛ができないことが問題で、だったら彼らの求める返答は「お前は人間ではなくブタだから人間の行う自由恋愛に参加できないのは当然である」なのでは。

人命至上主義が求めているのは不老不死ではなく、どこまで何をしたら死を受け入れてよいのかのガイドラインが無いことであってじゃあ彼らに言うべきは「お前は人間ではなくブタだから人間のように医療を受ける権利などない、お前が受けていい医療は人間が決める人間が決めた基準を超える医療を必要としたときがお前の死ぬ時だ」なのでは。

体罰賛成老害シロクマ族が言っていることなんかまさにそれ。体罰という社会の構成員全員が共有していた(少なくとも彼らの妄想の中では全員共有していた)プロトコルが無くなってしまって、多種多様なコンテクストの中から相手に会わせて試行錯誤するしかないことへの不安なので。だったら老害に言うべきは「お前ブタだからコミュニケーションなどとる権利は無いブタは黙って強制労働しているべきである」なのでは。

 

彼らの要求を額面通り受け取る必要はなくて、彼等の本当に求めているものは強制収容所なのでは。

なんか自閉症に似てる。あと養豚場。規則と不変でがっつり固められた刑務所みたいな空間で全ての行動は規則によって決められている場所を求めているのでは。だとしたらそういう空間は人工でしか作れないので、彼らは自由意思を持った人間様が与えてくださった人工空間でしか生きられない下等生物よな。なんでそんなのの面倒を見なくてはいけないのかと思うけどそうしてあげればこちらの邪魔をしないでお互い幸せになれるのであれば、お馬鹿さん収容所を作ってあげることも必要なのかもしれない。