雑記帳

リベラルでもフェミでもないただの愚痴

自粛を強要する側も人殺しの顔をしろという話

若者はほぼ死なないコロナで若者が自粛するのばからしいと思う。

まず、「自分がコロナにかかったら後悔するに決まってる!!!」てやつ。世の中には自分の生死や苦痛なんてどうでもいい病院行かずに黙って死ぬって層が結構いて実際日々黙って死んでるんですよ。そういう勢に「後悔するに決まってる!!!」は完全に無力です。とくに目的もなくダラダラ延命したい勢にはわからないかもしれないですが。


そして「私は大切な人を守るために自粛してる!!」てドヤる人は「私の仕事や買い物や家族との会話や会食は私の大切な人より優先順位が上です」宣言と等しいけどどう整合性つけてんの。めっちゃトリアージしてんじゃん。命が尊いと思うなら無菌室に一人で籠もらないと。
全員が我慢しさえすれば数カ月で収まるハズ勢も、なら敵はステーキ食って外国人労働者を入国させてる政治家なんでそっちに突撃してください。あと変異てのがあってだな。今流行してるコロナは撲滅できてもまた次が流行るのよ。




あとね、人はほんとに理不尽な理由でコロコロ死んにます。

「医療リソース逼迫によって十分な医療が受けられなくなり助かったはずの命が助からなくなる」勢のイメージする「助かったはずの命が助かる理想的な状態」の定義をじっくりゆっくり傾聴して紐解いていくと、「畳の上で子孫に囲まれ大往生」に集約されます。それで、大往生は医療福祉リソースが充実すればするほど難易度がバク上がりします。

愛する人ともっと時間をすごしたかったといっても、その時間というのは関係者全員を疲弊させ子孫の進学費用を食いつぶし介護離職させ愛憎渦巻く地獄、ベットに縛り付けられ管をつっこまれ床ずれで肉がぱっくり割れておむつに垂れ流し、の時間ではないはずです。彼らの要求する「手厚い医療」は彼らの不安を解消しない。


医療崩壊で病院にかかれない、医療を受けられないという心配は「十分な医療」では解決しない。むしろ医療が手厚ければ手厚いほど心配が増すだけ。とても残念で、残酷なことですが。
私が知る限り、彼らが安らぎを得るのは、ままならない自分の運命を十分に嘆き悲しみ死と苦痛を前に寄り添い共に祈る存在に出会ったときだけでした。そういう存在に出会えなかった人は「手厚い医療」の中で不安と焦燥と怒りを増幅させながら死んでいきました。



いや、それでも十分な医療が欲しい、高度医療で延命されたい、と思うのは全然構わないと思う。ただ、それは絶対正義ではないんです。

「俺は人生を犠牲にしたくないからお前の高度医療を奪う」という自粛反対派は身勝手で愚かかもしれません。
でも、
「俺は高度医療を受けたいからおまえの貴重な人生を奪う」も同等に愚かで身勝手です。


私は自粛派を踏みつけている自覚があるけれど、自粛派は私を踏みつけている自覚はあるのだろうか。自粛派の希望は私の希望より優先される正当性があるとなんの疑問もなく信じられる無限の自己肥大はどこに由来するんだろう。
たぶん件の増田がいいたいのはそういうことなんじゃないかと思う。

医療に協力したら何が帰ってくるの?
https://anond.hatelabo.jp/20210111000145







正直、コロナに限らず医療リソース拡充はゴールの無い負け戦なんで、諦めて死を待つ人の家を作るしか無いと思うんだけどそう思えるのは私がかなり特殊な形で人の生死を色々な立場で見てきたからで、ほとんどの人はそんな修羅場何度もくぐらないからぼんやりと名医がすべて解決してくれる的なふわふわした夢を医療に見てて、彼らが医療の限界を認めるまでこの負け戦がダラダラつづんくだろなと思って諦めてる。

実際どーしよもないもん。

むしろよかったじゃん平和的にboomerremoveできてさ。
戦争とかテロとかしないでコロナまで待ってくれた若者たちに感謝すべきだよ。
自称良識的な方々は自粛も高度医療も、感染拡大を辞さない暴徒を生み出すほど他人を追い詰める残虐な行為を強いている愚かで高慢な心根を自覚しろ。話はそれからだ。