いやうすうすそうじゃないかと思ってたけどさ…
自民党やばくね?→景気回復を否定するのか!
hagex殺される必要なくね?→ネットリンチを容認するのか!
保守速報ざまあ→言論の自由ガー
みたいな。
片方に疑問を持つことと反対側に絶対賛成することが自動的にイコールになってしまっている人がいっぱいいるのかもしれない。
いろいろ追い詰められちゃってて自棄になっている人にとって低能先生の起こした事件は身につまされるものであり低能先生に自己を投影してしまう、という心理状態の存在を認知するのと、低能先生のやったことは正当防衛でhagexは絶対悪だった、と主張するのはイコールでなくていい。
hagex氏のウォチ活動は詐欺やヘイトに対するカウンターとして作用していたと同時に晒し上げの作用もあった、という二点は両立してていいし、hagex氏はゲスだったが中の人はいい人だったというのも矛盾しない。
これってIQとかそういう問題なんだろうか。頭が悪い人は2以上の数が理解できないのだろうか。いやカラスですら足し算できるんだぞ人間もっとがんばれや。ていうか大多数の人はIQ90くらいはあるはずなんだから多少の矛盾くらい処理できるよね?いや知らんけど。
だからたぶんこれは知能の差異だけでなく、矛盾した自己を肯定された経験が少ない人ほど暴力的な単純さに傾倒するのではないかと最近思うようになった。馬鹿は馬鹿なだけじゃなくて自己肯定できる知能すら無い。
彼らは恐ろしくプライドが高くて、自分の間違いを認められなくて、これまで正しいと思って積み上げてきた行動を否定されると発狂する。
100%正義でないと肯定されない、だからイケハヤ氏もはあちゅう氏も聖人君子で彼らを晒すhagex氏は絶対悪でなくてはいけないし、自民党は景気回復させてて野党は邪魔ばっかりしてなくてはいけない。
自分の感情は100%正義で、だから自分を仮託する対象も100%正義で、彼らの世界は最初から正義と悪が完全に固定されている。
なんかすごいな。全てが白と黒に塗り分けられているモノトーンの世界だと思えばいいのかな。それか善と悪が戦ってるゾロアスター教みたいなものだろうか。ゾロアスターさんすみません。
彼らは自分が何に自己投影していて、なぜ自己投影してしまうのかを分析できない、いや分析するのが怖いというのは、自分の醜い部分を自覚したくないある種の潔癖症なんじゃないだろうか。
そんなんしょうがないじゃんね。
人間誰だってダメな部分はあるわけで、恥かくのがデフォだし人間社会なんかそこいらじゅう恥だらけで恥のハイパーインフレおきてるから全然平気。
なんでみんなそんなにプライド高くなっちゃったんだろう。店員も親も子も労働者もニートも医者も患者も天皇もすべて完璧でなければいけない。完璧でないものはリンチしていい。完璧でない誰かに制裁を与える側に回ってさえいれば正義であり続けることができる。
なんだこれ。
完璧じゃないとダメというのはどのあたり発祥の思想なのだろう。