雑記帳

リベラルでもフェミでもないただの愚痴

繊細さんとかいううさんくささ

たまに話をする頭の弱い人が案の定自分はHSPかもと言い出しててばーかばーかと思ったので書く。まぁ金になるから話を聞くくらいいいんだけどたまには王様の耳したい。

 

私は他人の気持ちに敏感です、とか臆面もなく言えるやつが繊細wとかww見習いたいその面の皮

ホモは気持ち悪いとか精神病患者は人間じゃないとか私の前で平然と言うくせに他人の気持ちに敏感とな。

 

私の前で精神疾患差別とか、何かそういうやらかしは誰もがやってしまうことなので仕方ない。でも自分がやらかしているかもしれないということを考えず完全無敵正義のワタクシができる幼児性がすごい。

私は人の気持ちが分かってしまうからうっかり人の地雷を踏んでしまう、とか1行で矛盾しているの言ってて自分で気づかないものなのか。

 

ただ、この発達段階の人に「自分と他人の感情の区別をつけましょう、怒っているように見える人が本当に怒っているかどうか内心は本人にしかわかりません」などという理屈は通じない。彼らにとって彗星は凶兆で天災は神の怒りでクマやシカは山神からの恵みで精霊との語らいで世界が成り立っている。神が死に人類が自我を発見してからまたたかだか数百年。変化についてこれない旧人類が駆逐されきれていないのは仕方がない。

有名なアイヌの風習で、クマの子を生け捕りにして檻に入れて服を着せたりして神様として育てるという動物愛護団体からガチめに怒られそうなやつがあって、人類というのはかくも無自覚に残虐なのかと関心した。悪意が微塵もないたぶんどんなに説得しても自分のやっていることを絶対理解しないのだろうという絶望的な断絶。

 

だから神が死ぬ前の人類が神や呪いを必要としたのと同様に、ウホウホ言っている旧人類に対しては「あなたは繊細さんです、他人の気持ちが分かってしまうのです」という欺瞞が必要。そうやって本人にとっての真実をずっと傾聴してもらってうず高く積み上がった自己肯定感によって初めて人はメタ認知を得る。だが大体の人はそこまで成長するまえに寿命を迎え、自分がどれだけ他人を踏みにじってきたのか気づくこともなしに自分は繊細さんなのだと信じたまま気持ちよくあの世に行く。そんなん傾聴してヨシヨシするだけ損すぎるなんなのこの虚無しかない感情労働

 

まぁ金になるからいいんだけど。

割のいいバイトだったけど、あんまり負担になるようなら切らねば。

しかしかなり割のいい仕事なんだよな…どうしようかな……