雑記帳

リベラルでもフェミでもないただの愚痴

理解のある彼くんを生やす才能について

彼くんどころか、なんか知らないが業務を代行してくれたり勝手に仕事をとってきてくれたり機材や事務所や秘書をプレゼントしてくれたりるする謎のおじさんおばさんおねえさんおにいさんが生えてくるという異次元の天才なので参考になるかは分からないがいちおう書いてみる。

 

彼くんを生やすには、

1有害にならない

2自分を好きになってくれる人を好きになる

3魂を救済する

の3つをやればいいと思う。うち「3魂を救済する」に関してはなかなか才能がいるから誰でもとはいかないにしても1と2は恋愛工学じみたテクニックでわりと向上する。

 

有害にならない、というのは精神性とか優しさとかでなく会話テクニックでしかない。まず基本として、アイメッセージを使う。「アイツが悪い」ではなく「こうされると私は悲しい」、「こうすべき」ではなく「私はこうされるとうれしい」に変換する。このあたりは普通にその辺の会話本にあるのと同じ。これだけでもだいぶ改善する。逆に、これをやっても関係が改善しない場合は相手に問題があるので「2自分を好きになってくれる人を好きになる」を適応してターゲットを変える。アサーティブに会話できないサルに用はない。

 

あと次に、ヒーロー話法を使う。バイキンマンは自分のために戦うし、アンパンマンは他人のために戦う。つまり他人のために戦うとヒーローと認識される。

マンガのヒロインが「私のことはいくら侮辱しても構いません。ですが私の夫への侮辱は許しません!」とかいうと、周りの空気が変わって一気にヒロインの味方が増える。逆に悪役はひたすら自分の都合だけを主張して孤立していく。

「金がほしい他人のほっぺたを札束でぶったたきたいあと高級焼肉食べたい」とか言ってるやつはだれにも相手をしてもらえないが「困ってる人を救いたいんです!」だと変なのが寄ってきて仲間ができる。まぁ私くらいになると「人の金で焼肉が食いたい!!」とか言うだけで嬉々として連れて行ってもらえるわけですが。

 

ビジネスをしていても、自分の都合だけしか考えない悪役令嬢みたいな人は自分の都合ですぐ仕事を放棄したり裏切ったりするので信頼できない。「あっちの会社のほうが報酬がいいので乗り換えます♪」とかね、いや時給1000円とか1200円でマックジョブする気ならべつにそれでいいんだけど、仕事ならともかくプライベートな人間関係ではマックジョブが存在しないんだわ。友人や恋人は何も無いところから各々材料を持ち寄っ待て作っていく零細ベンジャーなのでな。つかえねーバイトを雇ってる暇は無い。

 

根本的にはそこの認識の違いなんだろうなと思う。

恋人ができない友人ができないと嘆く人は「みんな当たり前に持っているものが私には与えられない」と嘆くけど、人間関係は基本的人権に含まれないんだわ。友達は全員貰える参加賞のボールペンではない。

なんだけど、バイキンマン思考の人の周りには同じようなバイキンマンばかりが集まるので、そこで自分だけがアサーティブな行動をしてもバイキンマンにこき使われるだけ。さんざ尽くしたのにDV受けて捨てられるとかそもそもキモいとか言われて相手にされないとかのしんどい状況が発生してますます人間不信になって最終的に「女はイージーモード」とかゴミみたいなことを言い出す。

なので「いい人」というのは実は結構自分本位で損得勘定が強くて冷徹で、つまり自分の得にならない非モテに冷たい。だからまず自分が「1有害にならない」すなわちアサーティブかつヒーローな話法を徹底することで有益な人になる。そして「2自分を好きになってくれる人を好きになる」つまりその有益さを認めてくれる人を選んで付き合う。これを同時にやるのがキモだと思う。