読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

雑記帳

チラ裏なつぶやき。鬱々しい。

発達障害の天才児はなぜ大成しないのか考察

なんとなく一つ腑に落ちたのでメモ。

例えば円周率を暗記するにしても、ただお経のように暗唱するタイプと頭の中で割り算しながら答えを出していくタイプの二種類がある。

お経のようにひたすら答えを暗唱するタイプは能率がよく、小学生の時点で一万桁くらい暗唱できたりする。そういうタイプは小学校や中学校での勉強は暗記で押し切れるからそこそこ成績がいい場合もあるが大学から伸び悩み、社会的にも学術的にも大成しにくい。

頭の中で割り算しながら答えていくタイプは能率が悪い。世界レベルの天才ならいざしらず普通に会う程度のプチ天才であればせいぜい数百桁程度しか答えられない。だから彼らはとても地味で、成績もそんなに良くなかったりする。でも彼らは社会的にも学術的にもわりと成功しやすい。

 

で、この差ってなんなんだろうとずっと疑問だった。

円周率の答え方であれば分かりやすいけど、なんかもっと生き方というか考え方のフレームが根本的に違う感じ。同じ答えを言っているはずなのに、むしろ私より能率よく答えを言えているはずなのに、彼らのあの違和感や話の通じなさや根本的な所が分かっていない感はなんなんだ、って。

 

最近小さい子にカードゲームを教える機会があっておもしろかったんだけど、小さい子が一番初めに興味を持つゲームは意外なことに神経衰弱だった。もっとストーリー性のあるすごろくとかのほうが小さい子にとって分かりやすいのかと思っていたんだけど、極限まで条件を単純にした暗記にどの子も一番興味を持つ。そういや私も小さい頃神経衰弱にはまった気がする。

そして大概の子は成長するにつれ神経衰弱の単純さに飽きて他のゲームに手を出していくわけなんだけども、一部の子供は成長しても神経衰弱に嵌り続ける、というか、神経衰弱より複雑なゲームを理解できない。そういうのがいわゆる発達障害と言われていて円周率を何万桁も暗記するタイプなんだろなって思った。

記憶力だけは向上してもより複雑なルールや手順に興味を示さない、てことであればそりゃ人間関係も上手くいかないし学問だって極められないわ。

 

平凡な人、というのは興味を様々なところに向けられる子、ということで、一点に突き抜けた暗記力を示す人、というのはブリンカーを着けられた馬みたいにごく狭い範囲にしか興味を向けられない人、ということで、言い方悪いけど、彼らの頭の中は2歳児レベルで止まってる、と思えば納得いく。メモリだけ増設したXPみたいな。

 

一昔前だったら暗記力だけでも評価されたかもしれないけど、コンピュータの普及した現代では暗記なんか機械にやらせといたほうがよっぽど能率いいから使いどころが無い。そのあたりも発達障害が最近注目されはじめた一因なんだろう。

 

うん。二歳児にまともに怒っても仕方ない。すげー納得した。