雑記帳

リベラルでもフェミでもないただの愚痴

落ち込んでる

 

このブログでは散々ぐちぐち書いているけど、私には特殊な分野で特殊なことを成し遂げる才能しかない。

以前書いた気がするけど私がものすごく汚れが落ちる洗剤を作ることができるとして、でもそんな才能はごく一部の同業者にしか理解されない。消費者が求めているのはFBやメルマガで流れてくるような怪しげなネットワーク商品であって彼らは別に洗剤の洗浄力なんてどうでもいい。消費者が求めているのはドリルではなくて穴なのだけど、私にはその穴の価値が分からないから高性能なドリルしか提供できない。穴モドキは作れても穴の本質が分かってないから三流品にしかならない。あと病む。

 

事務仕事できないし、名刺交換すらできないし、毎日決まった時間に起きることもできないし、TPOに合わせた格好もできないし、メイクもできないし社交辞令も言えない。そもそも毎日同じ場所にいるということができない。

ほんとーに、才能以外の能力が壊滅的に低いんだよなぁ。。。

たまに入院するとやたらに退院を渋られるんだけど、確かに私の生活力は壊滅的だ。徘徊するし、時間も守れないし、食事すら満足にできない。軽度から中度の認知症レベル。こりゃ介護者無しに生活は無理だしましてや仕事なんてせいぜい作業所くらいじゃね、というレベル。

 

別に役に立たないから死ぬべきだとかは思わない。誰にどんな迷惑をかけても生きる権利はある。だから無能な私は死ぬべき、とは思わないのだけど、つまんないから別に死んでもいいかなとは思う。いや自殺企図とか希死念慮とかではなく。なので通報はしないどいてください。自分から死ににいきたいわけではなく、もし運悪く死にそうな状況になっても足掻かないなというだけなんで。

現在の私は大変恵まれていて、こんなうすらぼんやりしてなにも手につかなくてもまぁいんじゃないと言ってくれる人に囲まれているので、まだ死にません。死ぬほどの熱意を掻き立ててくれるものが無い。無いというのが怖い。むしろ掻き立てることを禁止されている。

 

無能でも有能でも別に構わないし稼げなくたって仕事しなくたってひきこもりしてずっとゲームしてたっていいじゃない、死にそうな顔して仕事しているより役立たずでも笑ってくれているほうがいい。

て、酷くないですか。私は能力よりもただそこに在るお飾りであることを望まれている。トラウマ狙い撃ちかよ。結局私はあの蔵から一歩も出れていない。

いやこのセリフだけ聞くとスパダリみたいですけど。スパダリだったら私も喜んで養ってもらうのですけど、そういうやつではなく。現状、私の家族(家族といっても戸籍上だけの偽装家族なのですが一応共同生活をしています)は私のご機嫌次第で簡単に崩壊して修羅場になってしまう危うい状態です。構成員全員が何らかの関係の病理を抱えていてそれを家族に投影していて、でも本物の家族に病理を投影する恐ろしさはお互いよく知っているので偽装家族として家族ごっこによって関係を再構築しようとしている。お互いの傷を投影した家族ごっこの中で、母親役たる私に求められるのはただそこに在ることです。仕事はしなくていい。家事も育児もしなくていい。ただただそこに在り構成員を肯定することを求められる。だったら仏像でも拝んどけばいいんじゃないですかね。おひいさまとして神格化された私にはぴったりの役割ですね!

 

多分私は、血反吐吐きながら仕事したいのです。その原動力は歪んだものかもしれないけど、仕事がしたい。プライドもなにもかなぐり捨てて得意先回りしてセクハラされてデスマして仕事がしたい。意識高い系を装いカネの話しかしない異業種交流会に出て怪しげな情報商材を売りたい。

でもそれをしたら私の偽装家族が壊れてしまうのです。だったら私は仕事で承認を得ることをあきらめなくてはいけない。

 

ちょっと前だったら、だってしょうがないじゃない私には才能が無いのだから媚びるしかない、私の出した成果なんてすべて自己満足の幻想。と言い訳できたんですけども。でも恐ろしいことに、才能と実績に関しては肯定されてしまった。学会での評価が、論文の引用数が、講演での反応が、私の妄想でなければ、私には類まれなる才能がある。だけどどんなに結果を出してもそれは望まれていない。私は誰かの苦しみを消すことができるけど、誰も苦しみを消すことなんて望んでいない。

 

 

だったらもう私にできることなんて何もない。

何もできないままただ苦しんでいる人の声を聴き続けることしかできない。

いやいいんだけど、役にたたなくたって生きてていいんだけど。でもつまんない。ひたすらつまんない。このクソゲーを最後までプレイする意味が分からない。

 

 

とりあえず薬飲んで寝ます。あ、ODとかではなくちゃんと容量守るんで通報はしないでください。

おやすみなさい。