雑記帳

リベラルでもフェミでもないただの愚痴

なにやってんだn回目

私のやりたいことは本当にこれだったのか。

謎のおじさんに連れられて偉い人に会いそのまた偉い人を紹介されることを数回繰り返し偉さがインフレした会議室で気の抜けたプレゼンをする。私が偉い人のお気に入りな時点で内容なんかどうでもよく結論は決まっている。そのあと食事に連れて行かれてさしすせそ。さすがです知らなかったすごいそうだったんですね。遠慮がちに一番安い酒を頼み蘊蓄と共に一番高い酒を奢られ一口飲んで驚いてみせ川床だの三味線だの踊り食いだの吊るし切りだの昭和成金イベントの話にさも初めて聞くかのように目を輝かせ。

お前やればできるんかい。

水商売やってた頃にこのコミュ力発揮せいや。。とくに酒のくだり。

いや無理か。私のこれは庇護欲を掻き立てるが手玉にはとれないので後ろ盾なく発揮すると食い潰されて終わる。だからあのころはいつもキレ散らかしていた。

ただもう私は本質的に姫君で、いつまでたっても無垢でおぼこで世間知らずで多くのクズ男と勘違いした自称ナイトが寄ってくる。キレ散らかしていない状態の私が普通に振る舞うとそういうことになる。

普通に考えて、こんなあざとく立ち回るのは精神を削る行為だと思う。友達がそんなことをしていたら私なら止める。無理すんな自分を傷つけてまで仕事にしがみつくなと言いたくなる。

が、これが私の普通なんだよー… 普通にしてるとこうなる。

実際、今の私の実力と実績があれば偉い人のお気に入りでなくても普通に仕事がとれる。私が媚で出世したと思う奴を黙らせることができるし、私がどんな世間知らずの阿呆でもセクハラパワハラされないだけの地位がある。年齢と立場とコネに守られて思うがままに振る舞った結果がこれ。

ちょっと男の人に凄まれただけでびっくりしてわけわかんなくて固まっちゃうおぼこ。

 

いや昭和を生き抜いたババアにその設定は無理があるだろう。。

痴漢を告発したら自慢と言われる時代だぞ。 しかも貧乏設定。私こんな美味しいもの初めて食べました!いつものお魚と全然ちがう。どうして?とかな。高いものを美味いと思うのは舌が肥えてなきゃなんだわ。それなりの席でそつなく振る舞うには茶道程度は嗜んでなきゃなんだわ。マックで感動するお嬢様くらい無理がある。。

でもこのロールが一番楽でしっくり来る。じきに気が変わるかもしれないが、少なくとも現時点ではもうそういうもんだということでしばらくやっていってみる。