雑記帳

リベラルでもフェミでもないただの愚痴

自分の機嫌が自分でとれない人を想像する

やたらに信者が増えるシンドロームを患っているのだけど、たぶん私は心理や欲望を分析する能力がやたらめったら高いのではないかと思う。

私にとってはこれが普通なのだけどおそらく思考速度が普通の100倍くらい速くて、たいていの思考は私にとってナチュラルに

 

 

 

あれまだやってる奴いるの?飽きたわー



になってる。

 

それでまさかそんなことにいまさら悩んでる奴がいるなんて思いもしないから「なにそれうけるwww」みたいな反応をしてしまう。あるいは一周まわって数学者にとって1+1が難問、みたいなノリですごく難解な問答をぶつけてしまう。

そうすると私の怒涛の質問攻撃によって、うっすらぼんやり自分の心理を無意識から意識に引っ張り上げようとしていたほっそい糸がぶちきれて判断力が破壊されたイエスマンができあがる。

うわっ…みんなの自我脆弱すぎ…?

 

 

という仮説を立ててみて、じゃあということでカウンセラーのごとく根気よく意識の迷走につきあってあげたらたいへん喜ばれた。それはもうちょっと気持ち悪いくらい喜ばれた。正直新しいタイプの信者ができただけだった。意味ねぇよ。ていうかそういうのは5歳のころに飽きたんだけど。

 

 

 

別に私は全てにおいて正しい判断をするわけではなく、普通に間違えるし普通に偏ってるし普通に頑固なんだけど、とにかく「他ならぬ自分自身が選んだこと」を実行することに異常なまでに執着していて、自分で選んだことであれば結果なんかどうでもよく満足していられる。それはそれでめちゃくちゃ偏っているし秀吉あたりに手の平で転がされそうなチョロい性格だなという自己認識なのだけど、他人からみたときにたぶん私の潔さみたいなのが隣の芝生的な見え方をするのだろうと思う。

あとたぶん、患者家族が治療方針に口出しするとか嫁姑問題とかやたらプライベートを聞き出そうとして来るババアとかも同じところが問題な気がする。

 

ちょっとそのあたりをじっくり考えてみたい。

 

 

男性の生きずらさは説明能力の欠如なのでは説

ふと思ったのでメモ。

そういや男性は自分のことを説明するのがド下手くそなのかもしれない。
女性の場合は説明できない代わりに他者をコントロールする技にたけているタイプが多いけど、男性は癇癪を起こして部下や配偶者など立場が下の人のせいにするような気がする。

なんか、最近の男性のつらさ論があまりにも悪手すぎてどこを着地点にしているかわからないです。
そもそも男性はどのあたりがどう大変でなにをどうしてほしいの?それの達成のためにはなにがいるの?

あと、女性の切実な問題提起に甘えとか高望みとか言って女性を仮想敵にして分断を煽って男性の結束を高めるのはありだと思う。フェミニズムもかつて強者男性を仮想敵にしたことがあったしそれは一定の効果がありました。反抗は自立のいち過程です。

女性はずるい、ラクしていると本気でそう思うならやるべきはストかなにかです。男性だけの街に引きこもって男性の有用性を示してやればいいじゃないですか。男性の優しさと労働力に甘えてた女性たちが泣いてわびにくるまで閉じこもっててください。
まぁ永遠に閉じこもることになるでしょうが。


勝手に仮想敵にして好き放題サンドバッグにするくせに女性に救ってもらいたいとか、甘えるなよとしかいえない。
女性に協力してほしいならまず女性へのメリットを提示すべきで、フェミニズムは女性役割から降りたい女性と男性役割から降りたい男性に強力なメリットを提示したからこそ成功しました。そのあたり現状の男性のつらさ論は戦略が下手すぎる。誰を味方にしたいのか分からないし全方位に敵しかつくってない。



百歩譲って男性の幸せのためには女性との結婚が必要だとしましょう。

皆婚制度だったらお相手は選べないわけで、セックスしない家事しない仕事しないデブスメンヘラ買物依存症DV女とかとマッチングする可能性がありますがそれはいいの?ずーっと家に閉じこもってスナック菓子ばかり食べてて妄想で喚き散らして殴ってくるトドみたいな体型の、介護職員にもさじを投げられて入院拒否されるような人に月何十万消費されて家に帰ったら殴られ暴言吐かれ寝ることもできないのに稼がないと罵られるし離婚もできない、みたいなのでいいですか?

きっとよくないんでしょ。
いいなら結婚できてるもの。

では健常で健全で勤勉で妙齢な異性と結婚したい、だとして(なぜしたいかはおいておくとして)、結婚したいのは自分なのだからこれは部分最適を求めるべき問です。

で、たぶん男性は自分のやりたいことを叶えてもらった経験がとても少ないのではないかという仮説をたててみた。
おもちゃがほしいとか人気者になりたいとかサッカーうまくなりたいとか、自分の努力で勝ち取ることばかり教育されて、幸せになりたいとか仲良くなりたいとかいう双方向な希望を抑圧されているのでは。いや私は男性じゃないので想像ですが。


「結婚したい」とか「誰もいない家に帰るの寂しい」とか「インフルエンザにかかって死にかけても一人」とか「もう3週間くらい仕事のことしか喋ってない」「何でもいいから柔らかくて温かい生物に触りたい」とか。
まずそういう、自分自身のことを認識して言葉にすることができなくて一足飛びに「性欲=挿入射精欲」やら「結婚できないのは女が悪い」になって修正できないのでは。

寂しいとか仲良くしたいとか口にして叶えられた成功体験が絶望的に少ないと言ってもいいかもしれない。

結婚や友情やセックスなどの、相手がいる問題は等価交換で、それを手に入れるためには自分は何を変えなくてはいけないかを考えないとです。そしてほとんどの場合、変えなくてはならないのは年収や顔面偏差値といった表面のスペックではなく心根です。相手のことを考えて知ろうとして尊重することでしか承認は手に入らない。

ネットで愚痴ってる人たちはそのあたりが壊滅的なんだよなぁ。他者とオモチャの区別がついてなくて最新のライダーベルトと同じノリで配偶者というふわふわしたアイテムを求めている。大切なのはアイテムではなくて気持ちなのに。




なんか、なんで私をバカにして見下して便利な道具としか思ってないやつのことをこんなに親身になって考えてやるの馬鹿らしくなったのでこのへんにしておきます

構造を抽出できないレベルの知能について

フェミニズムを女性のワガママだと本気で思ってしまう人がいるのではないか?という仮説を書いた記事にタイムリーにそういうブコメがついたのですがこれは高度な冗談でしょうかそれとももしや本気か…?



/引用
zmk99 “平等を求めるフェミニズム的な活動は女性だけでなく男性のためというか人類全体のためであるというのを理解していないっぽい?”そんなフェミはもう死んだよ。生き残りはワガママ組さ
/引用ここまで


ワガママと。
ハイヒール強制で血まみれの足はワガママと。
夜道を歩けないのもワガママ。
同じ仕事してても賃金が安いのもワガママ。
子供生まれたらキャリアを中断せざるをえないのもワガママ。
電車で痴漢にあうのも、突然暴言吐かれるのも、車に連れ込まれそうになるのもワガママ。
泥酔させられてレイブされても無罪なのに抗議するのはワガママ。

だけど男性様が結婚できなくて寂しいのはさべつぅぅぅ!




それはひょっとしてギャグで言っているのか…?

すごいなんていうか珍獣をみつけた気分。トトロいたもん!
いやでもこれどういう文脈で発せられた言葉なんだろう。わからない。なにかハイすぎるコンテクストがあるのだろうか。でもたぶんないんだろうな。本当に本気で文意の通りなのだろう。世の中には個人とシステムの違いを理解できない人がいる。そんな瓶に手を突っ込んで抜けなくなるサルみたいな知能で人類やるの大変そう。看板とか読めるのかな。電車とか乗れるのか。

世の中には個人とシステムの違いを理解できない人がいる(2回目)

その前提でいろいろな記事やコメントを見てみるとこれもそうなのかなという文章は結構多い。これまでは私の知らないコンテクストがあるのかなとか、前後読まずに短絡的に反応したのかなとか思って見逃してた。



世の中には個人とシステムの違いを理解できない人がいる(3回目)

やべー理解出来なさ過ぎて何度も書いてしまう。
そうなると全ての提言が個人攻撃に聞こえるのかな。「ケアワークは以前女性が担っている」と言ったら「男が介護しろ女性様の手を煩わせるな」みたいな?「痴漢がいる」は「男は全員痴漢だから死んで詫びろ」かな?
難癖にしか見えないし実際難癖なんだろうけど、難癖に至るまでには無力感というか、システムで解決する体験の欠如みたいなのがあるのでは。


いやそれ以前に、攻撃以外の感情の表出ができないのか。俺がつらい=あいつが悪い になる。どこがどのように大変でどうすれば満足なのか言語化できず他者に当たり散らす。パイを奪い合うことしかできない。

なるほどこれは『男子』だ。気に入らないと暴れて暴力を振るう小学校男子。女子にもいるけど女子の場合は厳しい同調圧力で矯正されるあれだ。
つまり必要なのは言語訓練なのか。

うーん、私は言語が鬼のように得意だから訓練も苦ではないけど、苦手な人にとっては馬に算数を教えるのと同じくらい無理筋なことなのでは。馬は馬らしく馬車でも牽かせるのがお互いの幸せなのでは。人間らしい生活を強要するからいけないのか。そういや性欲(笑)は男の本能()だから男が女に攻撃するのは当然の権力なんだっけ?満員電車定時出勤過密住宅農耕牧畜と本能を抑えてきたホモサピエンスの歴史を全て否定するなら素手でライオンと戦っててください。インフラの恩恵を受けながら都合よく野生に帰るな。人類を名乗るなら欲望を解体しろ。
だいたい生理と対にするなら夢精だろ。他人を巻き込む時点で生理現象ではない。



仕事で最近いろいろ諦めて、わからないものを理解しようとするなお前らの頭では無理だ天才様が考えた結論を丸暗記しろ反論は許さんという態度を取るようになったら案の定信者が増えた。たぶん自由や自己決定は難しすぎて、支配と強制を求めている人が一定数存在している。

女性は男性を救わないし救いたくもない

はてなで男性の救済をできるのは誰かという話題で盛り上がっています。

それでいろいろ読んでいて、もしかしてフェミニズムというのは「男性は女性様にご奉仕しろ」という主張だと思ってる人がいるのではと思ったのだけどどうなんでしょう。

 

 

フェミニズムは甘え?

私がすももさんの記事のどこに一番怒ったかと言うと

一部のフェミニストはオタクカルチャーに対して不条理なまでの攻撃的姿勢を見せている。このような行為は自己愛が高さが関連している。親に過保護に育てられ良質な環境に慣れた結果、さらなる快適を求める結果、オタクカルチャーで精神安定を図っている男性のライフラインまで奪おうとしている。

のところです。

は?女性のこれまでの苦しみと闘争を「自己愛の高さ」「優良な環境に慣れた結果さらなる快適を求める」とな。『快適』とな。性被害に合わないことなんか快不快程度の問題だとな。おまえ今すぐ女装して夜の歌舞伎町歩けよ『快適』に慣れた男性様よ。

そのくせ「女は男を救え」とな。どこまで馬鹿にする気だ。

 

いや、キズナアイ叩きとかラノベゾーニングするとかいう論争の中には結構な割合で焚書を要求するような過激な人がいることや、エロコンテンツ(あえてオタクカルチャーとは言わない)がある種の人にとって疑似的にでも救済になるとか、その疑似的な救済を奪うのはよくないとか、それは確かに正当性はあると思うのです。自己防衛はセーフだけど過剰すぎる防衛はアウトです。

だけどその過剰さに至るまでの過程を「甘え」とか言うのはどういう世界線にお住まいなんだろう。

 

まさかとは思うのですが、女性は子供のころから蝶よ花よと育てられ重い荷物は男性に持ってもらいつらい仕事も男性にしてもらい自分はふりふりひらひらのお洋服を着て三食昼寝つきで楽しく暮らしてあまつさえさらなる贅沢を要求し、きつい仕事を全て押し付けられ困窮している男性のささやかな楽しみまでを「なんかキモいww」くらいの軽いノリで奪おうとしている世界線が存在しているのでしょうか。男性は家畜人なんでしょうか。

 

いや、元記事を見た時点では非常に不愉快な表現だけど、まぁ筆が滑ったのかな、とか、せいぜいうっかり本音が出たのかな程度に思っていたのですが、一連の増田やブコメを眺めるうちに、もしかして結構本気でそういう世界線にお住まいの方がいるのではないかと思ってきた。

男性が圧倒的な実力主義の中、女性子供を庇護してきた歴史も知らないのかな。

 

女性差別を積極的に解消しない男は遅れていて人権意識が足りない」というフェミニスト的社会常識があって、それも男女対称と考えれば「男性差別に向き合わないこの女は時代遅れで、人権意識がない」と言えるだろう

 

「悪いのは男、女は少しも悪くない」のいつものアレ。

 

女性が原因で男性を苦しめてる、は凄く認めづらいんだね。烈火のごとく怒り出す人々がいる。

 

 

まぁ上げていったらキリがないし個別に返答する気はないのですが、彼らが一体どういう世界を見ているかは気になる。

 

 

短文を読むのが苦手なので長文を探したのですがみつけられなかったのでブコメ群から勝手に『彼ら』像を想像してみます。

 

女性は男性の権利を奪っている??

どうも、痴漢するなとかmetooとかいう活動全てを「女の不都合は全て男の責任」という主張だと思っている人が一定数存在しているっぽい。そして痴漢しないとか加害しないとかいう行為を「優しい男性が女性を守ってあげている」と解釈している人もいるっぽい。尻を揉まないとかセックス強要しないとかは優しさじゃねぇよ社会に対する責務だよ。赤信号で止まるとかと同じ。

 

彼らの主張的には、女性は

「私は楽しく遊んで暮らすのが当然の権利。汚れ仕事はぜーんぶ男性がやるのがあたりまえでしょ?私を不愉快にする言動は全て悪だから断罪するのあたりまえよね??私の役に立たない男は死ねばいいんじゃない?」

と言ってるのか?もしそういう人がいるなら私だってそれは甘えすぎだし考えを改めたほうがいいと思うよ。

でもそんな女性どこにいんの?ていうか介護とか家事育児とかいう女性専用とされている汚れ仕事はどこに行ったの?

 

あと、平等を求めるフェミニズム的な活動は女性だけでなく男性のためというか人類全体のためであるというのを理解していないっぽい?

痴漢するなセクハラパワハラアルハラするなというのは被害者を無くすことで、被害者は女性とは限らない。どんな属性であれ満員電車に乗ったり夜道を安心して歩けるようにすることで、またどんな属性であれ無理して満員電車に乗らなくていい生活を保障することで、つまり属性に関わらず各自やりたいことをやってそれで不利にならないようにしましょうということなんだけど。平塚らいてうの時代から女性の意識改革をめっちゃやってますけど。むしろ女性の意識改革がフェミニズムの根幹ですけど。

 

どうもかたくなに「男性は女性を守ってあげているのに、女性は男性に優しくしてくれない」と思いたい人がいる…?

そして彼らにとって男女平等的な社会運動は全て「弱者様である女性にもっとパイをよこせ、それで男性が飢え死にしても関係ない」に聞こえてる…??

痴漢するな→男性が生得的に持っていた尻を揉む権利を奪われた!→尻を揉まない俺様優しい

仕事差別するな→男性だけが持っていた金銭を稼ぐ権利を奪われた!→仕事を譲る俺様優しい

レイプ有罪にしろ→レイプする権利を奪われた!→レイプしない俺様優しい

 

ていうことですか????

それで「痴漢もレイプもしない男性優しいステキ抱いて」ってなるとでも。

 

ちょっとこの件意味が分からないことが多すぎる。

 

仮に上記の仮説が正しいとして、そういう人は一体何を求めてんの?という点もよく分からない。「男性の正当な権利を女性が奪っている」ならばそもそもの「男性の正当な権利」って何だ。

電車で尻を揉む権利か。そんな権利は男女関わらず存在しない。

ツイッターでエロコンテンツにうるさく噛みつかれないことか。それはあったほうがいいね。どうにかゾーニングできないもんかね。

容姿や年収や性経験の有無をからかわれないことか。それは性別とか関係なく必要よな。そういうことがあったら積極的にmetooするといいんじゃないかな。

声を上げにくい男性の性被害を無くすことか。それは早急にやるべきだね。

 

たしかに、女性は殴っちゃいけないけど男性は雑に殴っていいというような文化がまだ存在していてそれで苦しんでいる男性もいて、それはちゃんと改善していかなくてはいけないことだ。女性が抱く「男は強いから殴っていい」という偏見がその偏見を強化していることも否めない。そこは女性も変えていかなければいけないところだ。はあちゅうとか。別に女性だけが偏見を持って男性を加害しているわけではないけども。

 

 

いやそもそも根本の問題として、いろいろ主張している男性は一体何を要求してんの?

最近のはてなの流れ的には「男性は女性に救われる必要がある」みたいなことをよく見るけど具体手に女性に何をしてほしいの?セックス?男同士でもできるよ?だいたいセックスで何がどう救われんの?ていうか救われたいほど具体的な困窮や欠乏はどこにあんの?その困窮を救うのに遺伝子xxである必要はどこにあんの?

唯一こちらの増田が「男性であるがゆえにジェンダー規範を強要された」という具体的な事例を挙げていたけどそれ以外に具体的な事例ってあった?

anond.hatelabo.jp

「いい年こいてバイトしかしてない男なんてありえない」

「女より稼げない男は顔でも良くなきゃ存在価値ない」

「○○は男のくせに仕事ができない」

「使えない男ってイライラする」

なんて大声で話すのを聞かされた。

 女に対するなんで結婚しないの、の男バージョンな。そりゃ女にジェンダーを押し付ける輩は男にだって押し付けるし、こういうことがあるのも当然だ。で、それを解消するのはジェンダーの解体な。女に結婚を尋ねるのはタブーみたいになったのと同じ道筋を辿れば男に仕事を尋ねるのもタブーになるんじゃないの。すでにロールモデルがあるんだからよっぽど楽だと思うんだけどねぇ。

 

 

 

ちょっと自分でもわけがわからないことをわからないなりにまとめたので、ぐだぐだになっていますが、これはもしかして女性が「女性の敵は女性」とか言ってしまうのと同じ現象が起こっているのでしょうか。

でもそこで女が「女の敵は女」と内面化するのに対して男が「男の敵は男だって女が言ってた、だから女は敵だ」になるのは興味深い。どれだけ女が「男の敵は男でも女でもなく構造だ」と言っても「ほらやっぱり女は男を救う気は無いんだ」と言い返してくる人が一定数いる。

興味深いけど腹立つ。なんでもかんでもママのせいにするんじゃねぇ。

 

 

 

 

 

 

女性がゲイに向ける気持ち悪い感情について考えてみた

腐女子はうっすら男全般が嫌いだけどゲイにだけ妙に好意を持ってくるのなんなん。というような増田を見て「そりゃ自分をサンドバックにする男性ジェンダーなんぞ大嫌いだし、逆にサンドバックにしないのであればとりたてて嫌いにもならんだろ」というブクマを書いたのですが、あらためて元増田を読むと、増田の感じているのは「別に嫌いじゃない」といううっすらとした好意ではなくてなにかもっと痴漢やセクハラに近いような薄気味悪さを感じているのではないかと思った。お察しの通りPC作業が終わらないので息抜きです。

「男は男で生まれただけでマジョリティで優位者」という考え方に呑まれながらでもふいに「ゲイは別だよ」と肩をたたかれたときのゾッとする感覚。

 腐女子がゲイだけを許すのはなぜなのか

 

それでこれ、男性ジェンダーに対する嫌悪がとてつもなく根深くて、その根深さすら否定されている現状からくるストックホルム的な何かなのではないかと思う。

 

まず、男性ジェンダーがどれほど嫌悪されているか、それはなぜかについてです。

性暴力というのは罪悪感が薄いことが特徴です。殴る蹴るの単純な暴力であればどうがんばって言い訳しても暴力が悪という根本はごまかせず「あいつが悪いからやりかえしているだけだ」とかいう上辺のごまかしになりますし、殴られて喜ぶ被害者はいない。どんなに取り繕っても暴力を振るったという事実は消えません。

 

ですが性暴力の場合、加害者の頭の中では暴力そのものが肯定されてしまいます。「俺はこんなにキモチイイんだから相手も喜んでいる」というような。

それはどういうことかというと、笑顔の善人が心底善行を積んでいるつもりで加害を行うということです。冷静に考えればたかだかセックスなんかたいしたことではないし、挿入射精より殴られる方が身体的な傷は大きい。なのに殴られるよりはるかに大きな傷を負う理由の一つはこれです。

悪人の顔をした人に殴られたのであれば悪人を避ければいいし、怒っている人に殴られたなら怒ってる人から距離を置けばいいけど、善人の顔をした普通の人がなんの脈絡も無く性的暴行をしてきたらこの世の善人全てを警戒するしかありません。この世は信頼で成り立っていて、他者を信頼できなければ青信号で道を渡ることすらできない。

 

そのうえ、性被害にあったと言うと被害者にも落ち度があったとかモテ自慢だとか美人局だとかいうセカンドレイプが横行し、さらに法律は加害の意志の有無を問題にします。つまり、加害者に加害の意志が存在せず被害者も楽しんでいると心底信じ込んでいれば無罪になってしまう。性加害に関しては世間はもちろん法律すら守ってくれませんしむしろ加害者を擁護します。被害にあってしまったら全面的に負けなのです。全世界vsたった一人の被害者 と言ってもいいくらい。

それなのに加害者は善人の顔をしていて、見分けがつかない。唯一の理由は加害者が男性で被害者が女性だったという点のみ。

だから「女性は男性をうっすら嫌い」なのです。これは別にウザいからとかキモいからとかかわいくないからとかいう軽い理由ではなくて、被害にあってしまったら全世界が敵になってしまうからという深刻な理由です。

 

この現状をどうにかするためには法整備であったりセカンドレイプ防止であったりという構造の変革が必要なのですがそれはまた別に考えるとして、とにかく割と多くの女性は男性のことを非常に深刻に嫌わざるをえない現状があります。

そんなゴキブリよりもはるかに嫌悪を感じる存在が突然「私はあなたを性的に消費することはありません」宣言をすると、なんというかこれは雨の日に子犬を拾うヤンキーのような好感度の上がり方をするのではないでしょうか。期待値がどん底だからこそ上がり幅も大きくなります。

 

そしてここからが「好意の気持ち悪さ」の理由として私が考えてみたものなのですが、心底憎んでいる相手から突然好意を向けられた時、うれしいとかラッキーとかより生存本能のが勝って全力でご機嫌取りに走る現象があります。たぶんゲイの人を気持ち悪くちやほやする女性の心の中では、DVのハネムーン期みたいなことが起こっているのではないでしょうか。「いつも私を好き放題サンドバッグにしている男性が突然殴らなくなった、次はもっと恐ろしいことが起こるかもしれない、全力で媚を売ってご機嫌をとらねば」というような。

 

そんなもんに巻き込まれるゲイの人はたまったもんじゃないですし、つきあってあげる義理もないですが、なんかそういう現象が起きているのではないかと思う。

 

 

 

 

あと

純粋に被害を訴えるツイートに対しても、

「男同士でなんとかすれば?」

「ほんとにあったの?(真偽はわからないけど)嘘っぽい」

「(本人ではなく男性の)日頃の行いが悪い」

「たまたまその相手が悪かっただけで問題にすることじゃない」

 

 女性は男性の被害者に対して上記のようなことを言う、という点について。

確かに男女とか関わらずデリカシーのない人はいるのでそういうことを言う女性もいるだろうけど、もしかしたら誤読している場合も多いのではないかと思ったので次回考えてみたい。

たとえば私は今回「女性は男性をがっつり嫌っている」ということを書いたのですが、それを読んで「ほらやっぱり女性は男性全般を責めているんだ」「善良な男性もいっしょくたに加害者だと思っている」「女性の問題は男性が解決しろ、男性の問題は男性だけで解決しろと言っている」だとかと解釈する人が、もしかしたら悪意とかではなく単純に読解力や知識の問題で存在するのかもしれない。そういう、個人と構造を分けて考えられない人たちにとってフェミニズムリベラリズムは確かに「女性は男性が救え、でもKKOは一人でのたれ死ね」に聞こえるのかもしれない。

 

 

 

 

 

男女は身体構造が違うから立場の差異を認めるべき論の危うさについて

最近、男性だって大変なんだという論とそれに対していろいろいう外野というのがはてなでホットな話題で私もいっちょかみしたのですが、これは大変な進歩だと思っています。女性ジェンダーがこれだけ大変なのだから男性ジェンダーも大変なのだろうと薄らぼんやり思っていましたが、どうやら男性たちは自分のつらさを自分のこととして語るのが大変困難らしいです。

あと今回改めて思ったのですが、フェミニズム社会学や哲学や心理学がこれまで積み重ねてきた知見を共有していない人がこの問題に興味を持ちつつあるということです。多くの人が興味を持つということは大きな前進なのですが、その分前提となる知識の共有がなされておらず、同じ言葉を真逆に受け取ってしまう現象が発生している。社会学はきっとこれまで以上に丁寧な説明が必要なフェーズにきているのだと思います。

 

note.mu

こちらの記事は丁寧に統計を読み込もうと言うフレッシュな姿勢が感じられるよい記事でした。

 

ただ、この方の論旨とは外れるのですが少し気になったことがあったので、

 

  1. 女性は妊娠出産生理という特殊事情があり、男女の体は差異がある。
  2. 実際に数々の調査で男女の能力差が示されている。
  3. つまり男女の役割を区別するのは正しいことなのではないか?

という素朴な三段論法のどこに問題があるのかを書こうと思います。

 

まず最初に、私はこれから「女性はケア役割を担うべきではない」と主張するわけですが、もしかしたら私は間違っていて、女性はケア役割を担うほうが向いているのかもしれません。いや私個人はケアなど全く金輪際未来永劫関わりたくないくらい向いていませんが、とりあえず女性はケア労働に向いていて、社会は女性に対してケア職を用意するといろいろと丸く収まるのかもしれません。

ですが現状では、ケア労働を行うということは稼得役割を放棄するということと同義です。ケアを女性に丸投げする男性は離婚しても家賃も食費も自分で賄って生きていけますが、仕事を辞めて育児介護に専念する女性が離婚したら今日寝る所すら確保できなくなります。ここに恐ろしいまでの非対称性が厳然と存在することを覚えておいてほしい。

 

 

 

では以降、性差による区別は正当かどうかを考えてゆきます。

 

まず、「1男女の体には差異がある」というのは事実です。(ほんとうは事実かどうか微妙ですがとりあえず事実とします)妊娠出産ができるのは女性だけですし、毎月生理が来るのも女性だけです。

また、「2各種調査は男女の能力差が示している」これは怪しいです。多くの調査が男女に学力差は見られない、または女性の方が学力が高いことを示しています。昔は男性の方が頭がいいだとか理数分野が得意だとか言われていましたが、それは男女の進学率や教育など後天的な環境の差異であって生来の能力の差異ではないことが分かってきました。それなのに男女の学歴や賃金にはかなり大きな格差があります。この現象の正当性は「女性の方が能力が低いから」とか「女性は稼得役割に向いていないから」では説明できないと統計が証明しています。

 

つまり、男女の知的能力は平等にもかかわらずそれを超えて不平等を正当とするだけの大きな身体能力の格差がある(はず)という推論ができます。

 

果たして実際に男女の体には知的能力を凌駕するほど大きな差異があるのでしょうか。

実際、平均身長や各種スポーツのスコアなどは明確な男女差を示しています。ざっくり考えて、女性の筋力は男性の70%から50%という結果が出ています。女性は男性に比べてだいたい半分くらいの筋力しかないわけです。

ではこれは男女を区別する根拠になるかを考えてみます。

とりあえず身長で考えてみましょうか。

現代日本の男女の身長差はだいたいこれくらい。

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スマホなので手描きの図ですが、だいたいこんなもんです。

確かに男女差がありますね。では「男性の方が背が高いから仕事などで配慮されるべき」と言えるでしょうか。

この図ではたとえば、身長160㎝の人を100人集めた時にだいたい女性が70人、男性が30人くらいになる計算になります。では目の前にいる身長160㎝の人は男性でしょうか女性でしょうか。7割の確率で女性ですが、3割の確率で男性です。さてこの人にスカートを用意するべきでしょうかそれともスーツでしょうか。微妙じゃないですか。

あるいは、7割の確率で1億円あたるけど3割の確率で1億円の借金を負う宝くじを買って当選確実な気分で豪遊するのはどうでしょう。ちょっと考えが足りなさすぎると思いませんか。

 

もしも男女の身長分布がこんなだったらどうでしょう。

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ここまではっきりと差異があるのであれば、男女別電車の座席だとかキッチンだとかを作ったほうがいいかもしれないし、男女で別の街に住んだ方がいいかもしれません。ですがホモサピエンスの場合、知力体力その他諸々においてこのようにはっきりと男女差のある数値はありません。

 

 ホモサピエンスは他の種に比べて性差が小さな生物です。ゴリラなど他の猿と比べても性差が少ない方ですし、 キジやメジロのようにまるで別種の鳥くらいに見た目が違う、あるいはチョウチンアンコウジョロウグモのように10倍から100倍もの体格差がある、とかもありません。

全体を俯瞰した際に「結果として」差はでるかもしれないしでないかもしれない。しかし、目の前にいる個々人を統計で語ることはできない。

 

ホモサピエンスにおいて、統計で示される男女差というのはその程度です。

 

一般に男性の方が女性より筋力が強いことが多いけど、じゃあ目の前の男性の戦闘能力はどうなのかというのは殴ってみないと分からない。(ケンカは殺す気になったほうが勝つので、体格差があっても案外勝てるものです)

 

つまり、現状では男女に能力差はあるかもしれない。しかしそれは教育機会の不平等が要因の場合がかなり多い。また、もし完全に教育機会が平等になったとしてもやはり男女では差異があるかもしれない。しかしその差異は個人レベルでは無視できるほど小さい。

ということになります。

 

女性は生理があるから、妊娠出産するから不利だというのも同様です。生理や妊娠出産における体調不良がどれだけ大きいかは個人差がとても大きいです。生理が重い女性は生理が軽い女性よりもむしろ持病がある男性と同じ配慮が必要ですし、そこにあえて性差を持ちだす必要はない。体調不良に甘えるなとかではないですよ。具合が悪ければ堂々と休めばいいし、体が弱いことは尊厳を棄損することではない。

妊娠出産も同様です。ヨーロッパ王室の女性は出産後数日で公務に復帰します。現代社会において妊娠出産は一般に考えられているほどの一大事ではない。出産後の女性がやつれるのは多くがハードモードすぎる子育てのせいで、それは男性でも肩代わり可能です。むしろここで女性はケア役割をするジェンダーだとか言って子育てを女性に丸投げすることの弊害の方が大きい。

たしかに生理が重い女性や異常妊娠だった女性など、女性は女性ならではの深刻な体調不良に陥ることがあります。ですが前述したように、その程度は男女の身長差くらいの差異しかなくて、男性だから、女性だからと大雑把にくくってしまうとそこから外れた多くの人が不適応を起こします。

 

 また、長くなるので残りはざっと書きますが、「人類が有性生殖を選択し男女の別があるのだから男女に差異はあってしかるべき」論について。とりあえずY染色体小さくなってるから。億年単位でみたときに人類が有性生殖していた時期は短いかもしれないんで。それにオスが戦いメスが育てるというのも別に真理じゃないから。生物にはいろいろな生態があって必要に応じて変化しているから。とりあえずハイエナでぐぐるといいのでは。まぁなんにせよ、生物学は日進月歩なので論拠にすると足をすくわれるからやめといたほうがいいよ。

あと気になったのが

日本の男女平等運動は外国のものと比べて異質であるという話を聞いたことがあるだろうか。

 外国の男女平等運動が『男女の役割を尊重しあう』という主張によって促進されたが、日本のそれは『男女の役割は交換できるようにするべきだ』という主張によって促進されている、という話だ。

 のとこ。それ初めて聞いたんでもしよかったらソース教えてください。興味深いです。

 

 

 

 

 

 

ということでね。

見た目がくそださい大人し目のババアだからって秘書じゃ話にならん本人を出せとか言うのほんとうざいからやめてほしい。悪かったな本人だよ。論文に写真をつけたい。あと若い男の子を営業で差し向けるのやめてほしい。ほんと不愉快。それに車も家も私のキャッシュで買うんで私に説明して。

 あとね、ケア役割を担いたい男性って結構な割合で存在するから。毎日ご飯作って掃除して旦那様のお帰りを待って幸せいっぱいに暮したい男性はたくさんいるのにジェンダー規範に縛られて大黒柱やらされてたりしてほんと大変そうだから。

 

 

以上、男女には差異があるのだから扱いに差異があってしかるべきという考えへの反論でした。

 

 

以降、最近の男性だって大変なんだ論の特性について考えたことです。

 

これまでは、女性が電車で尻を触るのをやめろとか、泥酔した人をレイプするのをやめろとか、しつこく結婚について聞くなとかいう具体的な被害について話しているのに「俺たちだってたいへんなんだ」という男性たちはキモくて金の無いオッサンやら可哀想ランキングやらという、もわっとふわっと女に相手にされないルサンチマン程度しか話題が出てきませんでした。

おそらく、自分の心理について特に弱さについて自分のこととして語れない、そのこと自体が男性ジェンダーにかけられた呪いなのでしょう。いや私はよくわからないけども。

その中で、実際に具体的に男性ジェンダーに属する人は貶してよいという規範に苦しめられたことを他ならぬ自分のこととして表明できた増田文学は男性学の金字塔にすべきでないかと思う。

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まぁ、「女は加害者ではない、男は男だけで救済すべき女の手を煩わせるな」なんて言ってる人はいないんですけども。そもそも容姿いじりは男女関係なく発生するし、女性はその上性加害やセカンドレイプまでついてきて生命が脅かされるし、賃金格差が大きすぎるため仕事で見返すのも絶望的なんですけども。正直、容姿いじりされました程度で何言ってんだという気持ちは禁じ得ない。でもそれは私が女性だからであって、おそらく男性ジェンダーが抱える最大の困難は「自分の困難を自分のこととして認識できないこと」で、多大な認知の歪みを内包しつつも自分の被害を自分のこととして表明できた点は大いに評価したい。

 

そしてやっぱり、「悪い男性も悪い女性もいる、しかし変えるべきは構造だ」という先人が見出した結論はなかなか理解が難しいらしい。たぶん子供の反抗期のように、雑な手斧の投げ合いで他ならぬ自分自身の言葉を表明していくことが必要な段階なのだろう。ここで上から目線で整った理論をぶつけてもしかたがない。自分自身を助けられない人は他の誰にも助けられない。

誰もが通る道であり誰も手助けできない道なので、がんばってねと言うしかないのかな。

 

 

 

 

幼少期からの躾で箸の持ち方など所作が上品になるという「伝説」について

 脳外科医を目指していたけど指の構造上どうしてもできない動きがあってあきらめた人を何人か知っている。そもそも脳外は体力集中力記憶力気合など全てにおいて名皆ずれていないとできないのだけど、単純に指の腱が一本少ないとかそういうのでも欠格事由になってしまう。

それとか、文字が読めないとか漢字が書けないとか計算だけできないといった、何をどがんばっても達成できない学習障害の存在はだいぶ知られてきた。

 

その中で、箸の持ち方やら食事の所作やら鉛筆の持ち方やらは家庭のしつけでなんとかなると信じている人がまだ結構いるらしい。

箸や鉛筆の持ち方は脳とか指とかの構造上できることとできないことがあるし、もし正しい持ち方をしたいのであれば単純な反復練習なんかするよりMRIでもとって短い腱を伸ばす手術でもしたほうがいい。食事の時にクチャクチャ音を立てるとかであれば嚥下や鼻腔の手術するほうがいいし、美しい文字を書けないのは高次脳障害を疑ったほうがいい。和室で美しく座れないなら股関節の、お辞儀できないなら脊柱のレントゲンをとったほうがいい。

茶道や礼法のような美しい所作は神経系と骨格系の両方が整ったバレリーナ並の身体機能を持った人でないと達成できない。上流仕草は最低限のマナーではなくて選び抜かれた死屍累々詰みあがったうえに成り立つ肉体美だ。

 

と、ここまで書いてみて、子供のころからマナーを躾けるべきと主張している人たちは単純な動作としての箸の持ち方ではなくて何かもっと違う、お上品な空気感みたいなものを求めているのではないかと思った。だったら身体的に無理なことを要求しないでもっとマインド的なところを帝王学的な何かでどうにかしたほうがいいのではないか。あとその帝王的な雰囲気的な何者かは幼児期から刷り込まねばならないものなのか。語学における臨界期みたいなものが雰囲気にも存在するのか。育ちが良くても下品な人はとことん下品だったりするけどあれは一体どう位置付けるのか。竹田氏とか麻生氏とか。

ゴキブリが嫌いと同じレベルで箸の持ち方が変な人が嫌いといお気持ち表明は別に好きにすればいいと思うのだけど、具体的に彼らが何をどうしてほしいのかは気になる。