雑記帳

リベラルでもフェミでもないただの愚痴

イスマンが増える

偉くなると周りをイエスマンばかりで固めてふんぞり返るというやつを私はやらないようにしようと思っていろいろ対策してきたけど予想外の要因がががが

 

私の言ってることなんて地味でつまんなくて、例えば、歯磨きしたら虫歯になりにくい、程度のものでしかない。

でもそれに対して「歯磨きの代わりにガムを噛んでても虫歯予防になりますよね?」「歯磨きせずに歯磨き粉を飲んだけど虫歯になったぞ嘘つき!」「私は歯磨きなんか信じてない、本当に効果があるか私を納得させてみろそしたら歯磨きしてやる」とかいう地獄みたいな苦情がわさわさ来る。

いやこれ、私悪くないよね??そんなこと言ってくるあたおかかまってちゃんが悪ぃよね?

さすがに無理すぎる。意味が分からなすぎて腹立つとか通り越して怖い。そんな妖怪みたいな人たちに囲まれて正気を保つとか流石の私でも無理。

と、なると、私が正気を保つには、そうだそうだhedgehogxは悪くない悪いのはとんでもないクレームをつけてくる愚かな大衆、という人達に囲まれるしかない。

いや分かってるよイエスマンは危険て分かってるけども妖怪に囲まれるのはもっと無理。

 

妖怪の言いたいことは「苦労は1mmもせずにミラクルな魔法で虫歯を治したい」であって、そこで地味でつまんない正論を言ってくる私から都合のいい言葉を引き出そうとしているだけ。お医者様にガンは治りますと断言してほしくてドクターショッピングするモンスターペイシェントと同じ。

そういうのをシステマチックに駆除できるシステムを作りたいのだけどあいつら脅威の生命力でどこにでも沸くのでどうしよう。

 

 

人生を多少イージーにするハック

忘備録です。忘れないように言語化しておきます。

 

前世がカメムシだった私としてはニンゲンに擬態するだけでもだいぶ大変だしなんなら時々カメムシに戻ってるので人生がハードすぎる。なんでみんな朝起きて適切な服を着て時間通り待ち合わせできるのか。ニンゲン難しすぎ。

で、ここでめいっぱい背伸びしてニンゲンをやろうとすると常に全力を出してるのにニンゲンとしては赤点のどうしようもないポンコツができあがる。24時間常に頑張っているのに時間に遅れる忘れ物する非常識な行動する、しかも余裕が無いから指摘されても改善できずむしろ慌てるからさらに悪化する。なんならアドバイスくれた人相手に逆ギレする。

 

しかし優秀であることはなんの担保にもならない。

生き抜くために大事なのは時間通り動けるとか空気を読めるとか仕事できるとかでなく愛される振る舞いをすることであり、どえしようもないカスが最優先で身につけるべきは愛される技術である。

 

では愛されるとは何か。

 

これたぶん、カワイイとかでなく伸び代の事なんだと思う。可愛らしい女の子でも小汚いオッサンでも平等に、伸び代がある(ように振る舞える)奴が愛される。逆に伸び代が無い(ように振舞ってしまう)奴は見捨てられる。

優秀さを目指してギリギリで頑張っている奴は余裕が無い。既にギリギリなのだからこれ以上は成長できないしアドバイスを受けても変われない。

ではどうすればいいかと言うと簡単で、底抜けの無能を装えばいい。30点のスペックの奴が35点を出し続けるのはかなり厳しい。毎日疲れきってしんどくて怒られて周りもしんどい。なら10点にしてしまえばいい。そしてたまに12点とか13点をとる。「今日は9点でした……なんでだろ…」とかしょんぼりしているとついついアドバイスするのが人間の性。それで「アドバイス通りやったらなんと11点でした!!すごい!」とか言われると可愛くて可愛くてしょうがなくなってせっせと貢いでしまうというニンゲンの性質を利用する。

 

そうやって手を抜いてかつ褒められて生きていると余裕が出てきていつの間にか素のスペックも35点や40点になってくる。そしたら出力を10点から15点にすればいい。

私なんかいまだに自分の名前を漢字で書いただけで褒められるからね。「なまえかけてえらい!点が一つ多いけど些細なこと!」とか言われる。

 

世の中には世の中をつつがなくまわすことに特化した人間がやまほどいて書類の提出期限やフリガナや年号や手土産や服装やなんやかんやこまかくこまかくルールを作って守らせようと汲々としている。でもそこにのっかる必要はなくて、彼ら細かい自縄自縛が好きなやつらは勝手に働いてもらって成果だけフリーライドしておけばいい。

 

愛されない嫌われる友達いない孤立無縁という時は、有能でないと生きていけないというドツボにはまっている。そこでやるべきはもっと頑張ることでなく無能を徹底することなのに、医療も福祉も宗教もそれを教えてくれないので書いておきました。

 

 

 

 

 

 

なぜ売れるか分からないから売れない

顧客はドリルでなく穴を必要としているのだけど多種多様なドリルで何十年もオンのときもオフの時間もひたすらそこらじゅうに穴を開けてきた私としてはいまさら穴が必要な人の気持ちなど分からない。高い金を払って穴一つ開けてもらうくらいならその金と時間でドリルを使う勉強をしたほうがいい。ほらカンタンだから!穴なんかすぐ開けれるようになるからやり方教えてあげるから!!

いやこれブランドバッグを買いに行ったらミシンと牛革を渡されてバッグ縫えと言われるようなものなのだろうけど、でも分からない。

私は私の商品を絶対買わない。だからこそ私の商品には価値がある。そこがよく分からなくて思考のデッドロックにはまっている。

 

私が高価なブランドバッグを買うなら縫製技術とか鞣し技術とか丈夫さとかそういうところに価値を感じるときだと思う。でも多くの人は縫製の見分けなんかついてないらしい。彼らは高いバッグと安いバッグの区別すらつかない。

じゃぁなんで買うんだよーー…

私の商品なんて縫製技術以外になんも価値なんか無いじゃん……価値が分からないならその辺に転がってる粗悪品でいいじゃん…………

 

 

 

 

上流階級の闇を垣間見る

奥様という人種がこの世には存在するらしい。

どうやら無能を飼うのがステータスな階級があって、その界隈ではまじで一度も社会に出たことが無いまま生きて死んでいく奥様がいる。

奥様は毎日忙しい。お花やお茶やダンスやヨガの予定が詰まっている。犬の散歩もしなければならないし部屋の掃除もしなければならない。だから毎週火曜日の午後3時しか時間が作れない、また家がどこそこにあるため目的地に向かうためにはまずタクシーに乗りそこから電車に乗り乗り換えてなんだかんだしなければならなくて大変である。

というのを1時間以上語り続けるくらいには暇、というのが奥様という人種である。

 

IQ80くらいの強めのアスペ、というのが一番分かりやすいかもしれない。

とにかく客観性が無い。私の仕事とお前のお稽古事がどちらの方が重いか分かってない。この世の全てが自分の為に整えられることに何の疑問も持っていない。そうやって全てが用意される人生をぼんやりと進んで生まれたことも死んだことも気づかないまま死ぬまで生きる。そんな生き方がこの世にある。

彼女らの人生にはデパートの外商と高級ホテルの従業員しかいない。恭しくかしずいて何もかも用意してくれる下僕だけしかいない。

 

しかもこれはおそらく後天性で、彼女ら全員が生まれつき「IQ80の強めのアスペ」であるとは考えにくい。環境によって人間はあそこまで駄目になれる。時分が駄目なことすら気づかないくらい駄目になれるのすごい。

私の知っている奥様は最近、ウクライナだがガザだかの惨状に心を痛めていらっしゃる。ニュースをコピーしてSNSでせっせと拡散して憂鬱になって、それで社会情勢が不安定でいつどうなるか分からないから備えないと、ということで家電を全て買い換えたそうで。自分ちの洗濯機や乾燥機や冷蔵庫や食洗機を買い換えたらしい。ついでに床暖房も入れたそうな。

思考回路が分からねぇ。。

それで周りの人がどれだけ苛立つか分かってないあたりまじで意味が分からんけど、そうやって周囲を敵に回したって外商がチヤホヤしてくれるから問題無いのだろう。

 

そういうのが普通な階級における私は確かに異質で特異でたいへん目立つ存在かもしれない。そう思ってみると、ここ最近のなんでもやってくれるおじさん戦国時代の理由もすこし分かってくるのかもしれない。

 

 

 

 

自分のハングリー精神について

最近己を見つめ直す機会が多かったので忘れないうちにいろいろ書き留めておく。

 

できれば働きたくないニート万歳不労所得万歳他人の金で毎日焼肉を食いたいのだが、もしかしたら私はものすごくハングリー精神が旺盛なのかもしれない。

なぜそんな私が曲りなりとも様々な仕事をしているかというと、やだなーやりたくないなーでもやらなきゃかなーーどうしようかなーとデモデモダッテしていると面倒くさいこと全部代わりにやってくれるおじさんが複数現れておじさん戦国時代になって生き残ったおじさんが面倒くさいこと全てやってくれた上で秘書も事務所もパソコンも福利厚生も用意してくれてしまうからで、さすがにそこまでお膳立てされたらやるしかないじゃんかもーー!!

と思っていたのだけど、どうやらそうでもないらしい。

まず、これまで私の所属階級が低すぎて知らなかったのだけど、面倒臭いことを全部代わりにやってあけだくてウズウズしているおじさんおばさんというのは行くところに行くとわりと普通に生息しているらしい。

銀のスプーンを加えてお生まれになった方々は、生まれた時から肩代わりおじさん達に遭遇する。そして断る。

断る・だと…?!

そこまでお膳立てしてもらって、平然と断る??あとは行動するだけで手に入る約束された勝利を蹴って現状に甘んじる……???だったらなぜ会う度に不平不満を言ってくるのか。hedgehogxちゃんが羨ましいと事ある毎に嫌味を言ってくるのか。

 

私が行動できるのは恵まれているからだと思っていた。実際その通りなのだと思う。行動するには莫大なリソースが必要で、行動できない人は行動できない理由がある。傍からみてどんなに怠惰に見えても何かしらリソースが足りていないから行動出来ていないだけ。と思っていた。

なんだけど、あれだけ恵まれていて何十回でも失敗しても傾かない太い実家があって何もかもお膳立てされて失敗リスクが限りなくゼロにしてもらっても行動しない言い訳を探し続ける様子を見てさすがに考えを改めた。行動しない奴は絶対行動しない。現状に文句を言うのが好きなだけであって文句を言えなくなってしまったら困るからずっと貧困に甘んじている。すごい。あれが真の貴族の姿か。

源氏物語で落ちぶれた姫が荒れ果てた屋敷でなにもせずぼうっと過ごしているのをみたときと同じ感動。落ちぶれようが貧困wだろうが実家パワーで衣食住に困ることは無くなんだかんだでじいやばあやが生活の面倒をみてくれる。だから末摘花はどんなに屋敷が荒れても行動する必要が無い。

 

そう思うと、私の崖っぷち感すごいな。チャンスを掴まなかったら監禁餓死コースだったもんな。そりゃ藁でも掴むし有利だと判断すれば躊躇いなく即答するし、姫君しか知らない面倒みたい世話したいおじさんたちにとっては新鮮で「おもしれー女」だったろう。

そこで女衒とか変なのにひっかからずにちゃんと上流のジジババを引き当てた私の豪運とかもあるけどそもそも自分にサクセス願望やハングリー精神があるというのがまず発見だった。

 

 

 

 

 

 

 

自分もまた無能の一人であるという事実

仕事柄、最底辺の無能のやらかしをよく目にする。やつらはやさしいにほんごすら理解できず書類ひとつまともに提出できずとんでもない自己解釈で頼んでもない仕事を増やす

 

が、私もジャンルが変わればやつらと御同類なのであまり強く言いにくい。

ごめん生年月日わかんない住所知らない名前漢字で書けない。。自分のことですらそうなんだからましてや家族のことなんて。。私結婚してたっけ。。。婚姻履歴って戸籍見れば分かるんかな。。はて本籍とは。。。。

送ってもらった書類すぐ失くす。再送してもらった書類は猫にかじられてバラバラになったので窓口で直接もらってその場で教えてもらいながら書いた。提出したら窓口の人たちに拍手されたよ本当にすみません

もうやだだれか代わりにやって。

仕事なら税理士と秘書に依頼すればいいんだけど家庭のことは誰もやってくれないの難しすぎるしこんな難しいことを前提に社会がまわってるのやべぇ。

あとほんとに…やさしいにほんごで書いてくれ……それかプログラミング言語で書いて……いつまでに何をどこに提出するのか必要書類は何なのか簡潔にまとめてくれ……むり。。。

 

何が恐ろしいって、無能でも可愛げさえあればどうにかなる、逆に言えば可愛げを演出できないほどギリギリになると誰も助けてくれないというところ。

書類を何度無くしてもハンコがどれだか分からなくても名前が漢字で書けなくても、どうにかしたいという意思を持って窓口で泣きつけば無下にはされない。でも逆に、窓口に何度も行く時間と体力と言語能力と精神的余裕がなければどうにもならない。

 

だから私は研究と愛嬌に全振りして他は全て犠牲にするというかなりピーキーなチューンをして人生乗り切っているわけだけど、そこまで振り切るにはいくらでも失敗できる貴族か逆に失うもののない無敵の人でないと難しい。

でも私くらいのやべぇやつはその辺にゴロゴロいて、愛嬌に全振りできず不機嫌を振りまく彼らは私よりずっと世渡りが下手そうで、彼らの人生はいったいどんな風景なのだろうと思いを馳せてみたりする。私は彼らに何ができるだろう。

そりゃもちろん彼らは私にとって金ヅルでしかなく絞り尽くしてファンネルとして肥やしにするわけなのだけど、その過程で彼らに何が返せるのだろうか。せめて幸せな夢をみせることはできるのだろうか。

 

 

 

 

 

 

勉強しないやつら

例によって難しすぎる難解すぎるこんなんじゃ理解できないとさんざ文句を言われながら教材を作っている。

それでこれ、手芸だなと思った。

ドアノブカバーやコースターやポケットティッシュカバーや折り紙の薬玉などの使い所の無い微妙な物を量産する。お裁縫する奥様がやりたいのは簡単で飽きなくてすぐ終わる作業であって厳しい修行を積んでテーラードジャケットを作りたいわけではない。主眼は作業過程であって完成品を目指しているわけではない。そこにたぶん大きな齟齬がある。

 

テーラードジャケットが必要だがどこにも売ってないもう自分で作るしかないまたはテーラードジャケットを作って売ればウハウハ儲かるだろうという目論見のもと洋裁の技術を磨く、というのとはたぶん全く違う思考をしている。

彼らの主眼は作業過程にある。

つまり、飽きずに楽しく遊べるシンプルさと起伏を兼ね備えた作業をやりたい。彼らは映画を見る観客のような気分でいる。面白い部分だけつまみ食いしてつまらなくなったらブーイングする。

 

だったらドアノブカバーで満足してろよおぉぉぉぉ!!!

 

彼らの人生はドアノブカバーやゴムシャーリングスモックで埋め尽くされていて、どこかによりよいものがあることすら知らない。だからボタン付けすらめんどくさがるくせにハイブランドのジャケットを作りたいとか言い出す。

そういうのをだまくらかして金を巻き上げるのが私の仕事なのだけど、奴らはそれで本当にいいのか。きちんと学べる場を作ってあげれば救われる人もいるのでは

と思ってた時期が私にもあったけどそれやるとデモデモダッテの口だけ出して金は出さないかまってちゃんしか残らない。どんだけ!どんだけ勉強したくないのおまえらは!!

なのでどうせ厄介なら金を出す厄介のほうがよいなというところにいまのところ落ち着いている。

 

学習コストというのはどうやら多大な負荷なようで、私には理解が難しいそのあたりをもう少し考えていきたい。