雑記帳

リベラルでもフェミでもないただの愚痴

自分のハングリー精神について

最近己を見つめ直す機会が多かったので忘れないうちにいろいろ書き留めておく。

 

できれば働きたくないニート万歳不労所得万歳他人の金で毎日焼肉を食いたいのだが、もしかしたら私はものすごくハングリー精神が旺盛なのかもしれない。

なぜそんな私が曲りなりとも様々な仕事をしているかというと、やだなーやりたくないなーでもやらなきゃかなーーどうしようかなーとデモデモダッテしていると面倒くさいこと全部代わりにやってくれるおじさんが複数現れておじさん戦国時代になって生き残ったおじさんが面倒くさいこと全てやってくれた上で秘書も事務所もパソコンも福利厚生も用意してくれてしまうからで、さすがにそこまでお膳立てされたらやるしかないじゃんかもーー!!

と思っていたのだけど、どうやらそうでもないらしい。

まず、これまで私の所属階級が低すぎて知らなかったのだけど、面倒臭いことを全部代わりにやってあけだくてウズウズしているおじさんおばさんというのは行くところに行くとわりと普通に生息しているらしい。

銀のスプーンを加えてお生まれになった方々は、生まれた時から肩代わりおじさん達に遭遇する。そして断る。

断る・だと…?!

そこまでお膳立てしてもらって、平然と断る??あとは行動するだけで手に入る約束された勝利を蹴って現状に甘んじる……???だったらなぜ会う度に不平不満を言ってくるのか。hedgehogxちゃんが羨ましいと事ある毎に嫌味を言ってくるのか。

 

私が行動できるのは恵まれているからだと思っていた。実際その通りなのだと思う。行動するには莫大なリソースが必要で、行動できない人は行動できない理由がある。傍からみてどんなに怠惰に見えても何かしらリソースが足りていないから行動出来ていないだけ。と思っていた。

なんだけど、あれだけ恵まれていて何十回でも失敗しても傾かない太い実家があって何もかもお膳立てされて失敗リスクが限りなくゼロにしてもらっても行動しない言い訳を探し続ける様子を見てさすがに考えを改めた。行動しない奴は絶対行動しない。現状に文句を言うのが好きなだけであって文句を言えなくなってしまったら困るからずっと貧困に甘んじている。すごい。あれが真の貴族の姿か。

源氏物語で落ちぶれた姫が荒れ果てた屋敷でなにもせずぼうっと過ごしているのをみたときと同じ感動。落ちぶれようが貧困wだろうが実家パワーで衣食住に困ることは無くなんだかんだでじいやばあやが生活の面倒をみてくれる。だから末摘花はどんなに屋敷が荒れても行動する必要が無い。

 

そう思うと、私の崖っぷち感すごいな。チャンスを掴まなかったら監禁餓死コースだったもんな。そりゃ藁でも掴むし有利だと判断すれば躊躇いなく即答するし、姫君しか知らない面倒みたい世話したいおじさんたちにとっては新鮮で「おもしれー女」だったろう。

そこで女衒とか変なのにひっかからずにちゃんと上流のジジババを引き当てた私の豪運とかもあるけどそもそも自分にサクセス願望やハングリー精神があるというのがまず発見だった。