雑記帳

リベラルでもフェミでもないただの愚痴

自分もまた無能の一人であるという事実

仕事柄、最底辺の無能のやらかしをよく目にする。やつらはやさしいにほんごすら理解できず書類ひとつまともに提出できずとんでもない自己解釈で頼んでもない仕事を増やす

 

が、私もジャンルが変わればやつらと御同類なのであまり強く言いにくい。

ごめん生年月日わかんない住所知らない名前漢字で書けない。。自分のことですらそうなんだからましてや家族のことなんて。。私結婚してたっけ。。。婚姻履歴って戸籍見れば分かるんかな。。はて本籍とは。。。。

送ってもらった書類すぐ失くす。再送してもらった書類は猫にかじられてバラバラになったので窓口で直接もらってその場で教えてもらいながら書いた。提出したら窓口の人たちに拍手されたよ本当にすみません

もうやだだれか代わりにやって。

仕事なら税理士と秘書に依頼すればいいんだけど家庭のことは誰もやってくれないの難しすぎるしこんな難しいことを前提に社会がまわってるのやべぇ。

あとほんとに…やさしいにほんごで書いてくれ……それかプログラミング言語で書いて……いつまでに何をどこに提出するのか必要書類は何なのか簡潔にまとめてくれ……むり。。。

 

何が恐ろしいって、無能でも可愛げさえあればどうにかなる、逆に言えば可愛げを演出できないほどギリギリになると誰も助けてくれないというところ。

書類を何度無くしてもハンコがどれだか分からなくても名前が漢字で書けなくても、どうにかしたいという意思を持って窓口で泣きつけば無下にはされない。でも逆に、窓口に何度も行く時間と体力と言語能力と精神的余裕がなければどうにもならない。

 

だから私は研究と愛嬌に全振りして他は全て犠牲にするというかなりピーキーなチューンをして人生乗り切っているわけだけど、そこまで振り切るにはいくらでも失敗できる貴族か逆に失うもののない無敵の人でないと難しい。

でも私くらいのやべぇやつはその辺にゴロゴロいて、愛嬌に全振りできず不機嫌を振りまく彼らは私よりずっと世渡りが下手そうで、彼らの人生はいったいどんな風景なのだろうと思いを馳せてみたりする。私は彼らに何ができるだろう。

そりゃもちろん彼らは私にとって金ヅルでしかなく絞り尽くしてファンネルとして肥やしにするわけなのだけど、その過程で彼らに何が返せるのだろうか。せめて幸せな夢をみせることはできるのだろうか。