雑記帳

リベラルでもフェミでもないただの愚痴

5文型の意味が分からないやばい

子につきあって英語を勉強しています。

私が受験していたころは人生で3番目くらいにヤバい精神状態の時期だったので学校教育でどのようなことを習ったのかあまり覚えていなかったんですけれどもあらためて勉強してみて内容やべーなと思ったしこんなゴミみたいな教育でちゃんと英語できてる日本人どういう頭してる??と思った。

きまぐれに飛び飛びでしかやってない上に内容がゴミすぎてにわかには理解できない部分があるけど、とりあえず今のところやべーと思ったのはこのあたり。

・過去形

は?動詞に過去形がある…?「もし私が鳥だったら」は過去の話と……??

・構文

英語構文1000とな?too to も so that も丸暗記???

 

そして今回、やっとわかったんですけども、どうやら5文型というやつがあるらしい。そして5文型を分類することが英語の一番の基礎で文章を読むというのはイコール5文型に分類することらしい。

しかも、完了形や受身形や進行形も3文型や4文型や5文型に分類されるらしい。「i am eating apple」は「am eating」が動詞の3文型。馬鹿なの?なぜこんな明らかに狂ってることがまかり通ってるの??てかなんだよing動詞って。ingは動詞じゃないだろ名詞だろ。だからbeとセットにしないと文として成立しないわけで。

 

 

おそらくこれらは全て、とりあえず丸暗記でゴリ押ししようという発想なのだろうと思います。

「進行形は be doing」「完了形は have done」みたいに丸暗記すればとりあえずは覚えた気になれるし中学校の教科書のような、日本人が日本人のために書いた簡易な文章であれば読めるようになる。

いやthis is pen とか he made you lunch とかそんな文章現実にほぼ無いじゃん。現実の英語ってもっと「これは私が3年前旅行に行ったイタリアの朝市で買った非常に気に入っていて毎日使っているガラスペン、主にベネチアで作られるガラス製のつけペンであり多くは繊細な細工をされている、です」みたいな文章じゃない?これ文型とか言ってたら読めなくない?むしろ文型を分けることでより訳が分からなくならない?

 

 

 

英語でも数学でもそうなんだけど、高校までの学校教育は「これはトムです」みたいなギリギリ最低限ラインを丸暗記で突破することにだけ特化していて、そこから先のちゃんと使える知識の身に着け方については一切誰も教えてくれない。でも大学では丸暗記ではない知識を要求される。

つまり、現代日本で学術的に普通に成功しようとすると、小中高の間は丸暗記に適応して、かつ大学に行ったら急にこれまでやってきたことと全く違うアカデミックな方法論を身に着けていかなければいけないという二重構造になっている。暗記が苦手だがアカデミック特性がある学生はアカデミックにたどり着けない。日本で学者になるためには丸暗記が得意かつアカデミックも得意というベン図の重なった部分にいる選ばれた人間でなければいけない。