雑記帳

リベラルでもフェミでもないただの愚痴

人間に分かることなどほんの僅かで、ある日突然太陽が西から上り出したりすることは現実にはままある。人間は予測可能な安定を求めるので、各自自分なりの方法でどうにか確からしさを高めようとしている。その方法が科学的研究であったり陰謀論であったりもっと素朴に「昔からずっとそうだったから」であったりする。どの方法にせよしょせん人間のやることなど確度に大差は無い。

大差は無いのだけれど、ちょっとあまりに私の知っている方法とかけ離れたものを連日目撃して世の中にはいろんな人がいるのであるなと噛み締めている。

 

私は自分が言語理解が得意で聴覚理解は不得意だと思っていたのだが実際は言語や聴覚という方法は無関係に、じっくり腰を落ち着けて熟考する能力がずば抜けているらしい。文章でじっくり読むでも、誰かとじっくり会話するでも動画を早送りや巻き戻ししつつ見るでもいい。

逆に、他人のペースでうわっと来られると何が何だかよく分からない。TED方式で一方的に講演されたり怪しいYouTubeのように文章が流れていくと読解力ががくんと下がる。何が起きてるのか分からないまま画面が進んで「肉ウマイ」「ワクチン怖い」程度の理解で終わる。

 

そして肉ウマイ程度の理解力だけしか持っていない人がこの世には山ほどいる。

彼らは私が通販番組を見てるときくらいの粒度でずっと生きている。生まれてから死ぬまでずっと何が起きたかよく分からないまま通販番組以外の粒度が存在することすら知らずに生きて死んでいく。

そして彼らにテレビをつけっぱなしのままにしておいてほしい層もいる。テレビの外にある現実なんか知ってしまったら通販番組が売れなくなってしまう。愚民を我に帰らせてはいけない。愚民は己が愚民なのだと気づくことすらなくテレビだけを見て大人しく労働し搾取されていなければならない

 

ずっと通販番組を見て生きて死んでいく人のテレビを切るのは私の自己満足の余計なお世話で恨まれるだけなんだから私も電通になって彼らのコンテンツを提供するのが1番よい。

あとは私のメンタルがどれだけ耐えられるか…

一般人よりははるかに強メンタルではあるだろうがだからといって壊れないわけではなくなんならすでに壊れているので壊滅的になる前にブレーキをかけたい。昔と違って壊滅したときの延焼が広いのでできれば壊滅したくはない。が、壊滅上等焼け野原になってなんぼなやり方しか知らない。自分を大事にするってどうやるんだ。。毎朝白湯を飲むのか。クロワッサンを買えばいいのか。