1殴る女がクソ
2殴られるような事をする男がクソ
この2つは普通にクソな人達として粛々と対処するとして、
3構造の問題
これについて書きたい。
実際、女性と付き合った経験の少ない男性は殴られないと分からないという不幸な状況に陥ることが多々ある。
この場合の付き合うというのは恋人としてだけでなく友人や親子やきょうだいとしてなどコミュニケーション全般を指す。なんでも面倒をみてくれるママやマネージャーとしてしか女性と関わったことの無い男性は往々にして女性の話を聞けない。
男尊女卑やミソジニーなど拗れているわけでなく、別に女性全般普通に尊重したい彼女だいすきかわいい大事にしたいというごく普通の感性の男性でも、彼女の都合にお構いなく乳肉を揉みしだき拒絶の言葉を「嫌よ嫌よも好きのうち」に都合よく脳内変換して押し倒してくる。普段は善良な男性なのにエロスイッチが入ると怪力性欲モンスターになる男性はかなり多くて、多くの女性の男性嫌悪の源になっている。
で、性欲モンスターのうち何割かは本気で女をモノと思っているゴミクズだけど、大半のモンスターは愛を求めて彷徨う餓鬼でしかない。そこが分からずに男性の暴力性を恐れ諦め嫌悪するのはお互いに不幸だと思う。
どういうことかというと、男性は血の通った人間同士のケアというのを徹底的に奪われているらしいです。なので彼らをヨシヨシしてくれるのはマンガやスマホの画面の中のイラストや動画しかない。女性がショッピングだランチだオタ活だ学級会だとキャッキャしてる間、男性は1人孤独に画面を見つめている(らしい)。画面の中の理想の女性は自分に都合のいいことしか言わないしスイッチを切れば居なくなる。充足もない代わりに摩擦も無い。
女性には想像しにくいことだけど、男性は射精を邪魔される経験がほぼない。画面の美少女は痛えんだよクソが自分だけ良がってるんじゃねえこのサルとかいいつつ抜かず蹴りして海綿体を粉砕したり絶対しない。
食欲や睡眠欲や物欲などの欲求は一般に、欲しいけど手に入らないという葛藤を乗り越えてはじめて適切に付き合うことができる。欲しいものを全て手に入れていたら人の気持ちが分からない奪うだけのモンスターになってしまう。
だから男性は女性に対してだけ何も知らない無垢なモンスターと化す。
そんな男性は初めて許された生身の女性との関わりでも、やっぱり彼らは画面の美少女に対するのと同じ振る舞い、すなわち相手の都合を考えずに乳を揉み押し倒し射精することしか知らない。女性がどんなに拒絶しても画面の音声としか認識できない。
となると、これはもう暴力でわからせるしかない。
物理的な拳の衝撃という画面からは絶対出てこない刺激を与えることで彼らは初めてこれが現実だと相対しているのは美少女ではなく意思のある人間だとわかるらしい。
そこで女に殴られたと逆上するようなゴミは廃棄処分するとして、衝撃をうけつつも大好きな彼女をちゃんと受け入れようとする一般男性は我々女性としてもやはり無下にせず人間対人間としてきちんと向き合っていくべきと思う。
つまり、殴って終わりにするのでなくその先ちゃんと話し合え、という話でした。
とりあえず射精直前でも彼女がセーフワードを言ったら即座に中止して話し合えるくらいには情緒を育ててはじめて2人の関係が始まるのだと思う。