雑記帳

リベラルでもフェミでもないただの愚痴

最近のすごくどうでもいいこと。

クッパ姫なるものが流行と聞いて。

 

 時 代 が 俺 に  追 い つ い た

 

初代マリオのころからナチュラルにクッパとピーチは百合だと思って同級生にドン引きされた私の妄想が現実に。いやこれは現実じゃなくて私が妄想と現実の区別がつかなくなっただけじゃないだろうか。別に恋愛感情だとかお付き合いだとかセックスだとかなくていいですあってもいいけど!ただ楽しく百合してくれていればもうそれだけで。いやでもピーチ姫は勝手に遊びに行ってあまりもののクッパとマリオが百合しててもそれはそれでゲームが捗る(混乱)

あとうちのお小夜がとうとう修行にいきたいと言い出したんだけどどうすれば。青いほうのお兄ちゃんも来たので極お小夜とお兄ちゃん二人でレベル上げ周回すべきですよねわかります。でも修行に行かせちゃうとあの左右非対称の蝶々結びが見れなくなると思うと…!

 

そんだけです。特に内容はありません。

某事件と日常の中でのマインドコントロールの発動

 

 

北のほうの九州的なところで起こったらしい監禁とか殺人とかの事件(検索除けあいまい表現だけど最近のgoogle先生にこんなの通用するんだろうか)のwikiを読んでしまいました。だって殺害矢印が入り乱れている意味不明の家系図なんて普通にコラだと思うじゃん…まさかガチとは思わないじゃん……

 

それで、いや醤油だって1ℓ飲んだら致死量なわけで、一滴の醤油と1ℓ一気飲みの醤油の成分が同じものだというのは意味のないことだと思うのです。だからあの事件について私が抱いた感想も多分意味のないことだろうしいろいろな方面に配慮が足りないかもしれないのでおおっぴらに言えないけど、すごく思ったことがあるので書きます。王様の耳はロバの耳。

 

私は非合法に人を殺したことは一応無い*1し、もちろん殺されたこともない*2し、死体を粉々にして証拠隠滅したこともない*3し、高圧電流を流したり流されたりしたこともないし、例の事件の人たちに比べたらほとんど何も無かったと言っていいような生活をしてきたのですが、こんなことを言うと怒られてしまうかもしれないけど、ああいう異常な関係が発生してしまう過程はもしかしたら私も知っているかもしれない。

ほんと各方面にごめんなさいなのだけど、私はあのwikiを見てある種のカタルシスを感じてしまったのだと思う。やっと私の経験に共感してくれる人が現れたという安堵感。これまでいろいろな人といろいろな話をしてきたし最近はDVとか虐待とか共依存とか毒親とかいろいろ認知されてきて、それぞれ名前のない苦しみを抱えてきた人たちが望むレッテルを手にしていくのを横目に私の孤独はずっと名づけられないままで、こんな形で突然共感できる情報が現れてどう対処していいか分からない。

「わっかるー」とか「あるあるw」とか「せやな」とか言いたいけどたぶん私はなにも分かってないし共有もしてないのだと思うのです。仮になにか分かっていたとしてもそれを共有することで誰かが救われることもない。なのに私は私を救うためだけに「わかる」を押し付けてしまいたい衝動に駆られます。たぶん私に「わかる」を押し付けてきた多くの人たちもこういう気持ちだったのだろうと思うとああなんて醜悪な。この程度の気持ちよさのためにあれだけのものを押し付けられてきたのでしょうか私は。そしてまた私も押し付けてしまうのでしょうか。

 

 

 

だって、普通の虐待ってたいてい家族単位じゃないですか。両親や兄弟とか祖父母どまり。それに警察沙汰になるようなよっぽど深刻なものでない限りせいぜい暴言とか暴力とかのストレートなものばかり。逆に警察沙汰になるようなものだと命の危機があるほどひどい暴力が多い。

そうなると私みたいにムラ単位で蔵に閉じ込められて畏怖されながら同時に身体的性的暴行もあったというまるで横溝正史の小説みたいな奴はやっぱり意味不明で、そこまで大規模に監禁されてて警察や福祉に踏み込まれなかったのかとか、監禁といってもちょっと戸口に鍵がかかってる程度で実は結構自由に出入りしているのになんで逃げなかったのかとか、親戚一同巻き込んだ監禁暴行でなぜ誰一人告発しなかったのかとか、自分でもなかなかうまく説明できない部分が多いです。

監禁後期には普通に一人で近所のコンビニとか行ってたし通学も結構してたんだけど、それでも監視があって逃げられないし逃がされない状況というのがなかなか分かりにくいみたいですね。

 

あと構成員全員がお互いを憎んでいると思わされていたというのがめちゃくちゃわかる。わかりみしかない。

閉じ込められていた私の世話係だった人とは今でも少し親交があるのですが、彼と私が互いの気持ちに気づくまでに30年かかりました。私は彼の幸福と安全を願っていたと同時に彼が私のことを憎んでいると思っていたし、彼は私に罪悪感を感じ監禁が私の希望であると思いそれを叶え贖罪のために10年以上私に仕えました。10年間、私が産まれてからずっとほとんど一日中同じ部屋で過ごしたにも関わらず、私たちは互いに深く愛し同時に殺したいほど憎まれていることを享受していた。

なんですかねこれは京極堂の出番ですかね。こんな認知の歪みが日常に存在しうるってなんかすごくないですか。やべー。

冷静になってみれば彼と私は性格も真逆でこんなことでもなければ互いに興味を持たずにスルーしてたような仲なのに0歳の女児と20代の青年がサイコ系小説みたいな愛憎劇をくりひろげちゃったわけです。きもちわる!やだもー私男なんて興味ないのに。。いや彼とも恋愛的な感情は無かったわけですがよく分からない理由でセックス強要はされたことある。女児とセックスされられた彼も相当災難だったと思う。男のちんこは案外繊細だし狭い穴にぶち込むと流血することもあるんやで…

 

たぶん、互いが互いに愛情と罪悪感を持ち、相手から憎まれていると思っているにも関わらず尽くそうとするという認知の歪みがあの場で一番強力な呪いだったのかもしれないと思います。その他の、わけのわからない儀式や雑音や相互監視で思考力を鈍らせるというのはあの場から離れれば解消するわけですが、関係性の呪いは人間に標準搭載の信頼感を破壊することでしか脱却しえなかったので。

 

 

 

不思議なんだけど、あの事件の関係者の人ってなんであんなに理路整然と証言できるんだろう。事件に巻き込まれる前の自分の感情とかなんで覚えていられるんだろう。どうやって殺したのかとかなぜ殺したのか、誰のどの言葉でどこまで追い詰められたのか、なんであんなに言葉にできるの。細かい部分は偽りの記憶なのかもしれないけど、それにしたって確固たる偽りの記憶を持てるのはすごいことだ。

やっぱ事件に巻き込まれる以前は正常な生活をしていたというのが大きいのかな。正常な人格を育成できた人はあれだけの事件に巻き込まれても自我が崩れないのかもしれない。逆に正常な人格だったからこそ抜け出せなかったというのもあるだろうけど。正常な幼少期を過ごした人にとって時間や空間はどのように認識されているのかいまだに私にはよく分からない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:少なくとも本人の意志の確認も無しに健康な人を殺したことはないです

*2:殺されかけたことはある

*3:フレッシュな血まみれ惨殺死体は見たことあるけどその後死体がどうなったんだかは知らないです

女性下着は現代の纏足でありボディイメージを歪ませるという点について

女物の下着ってありえなくないですか。

なんか子供用の下着よりもずっと小さい。こういう感じ

 

f:id:hedgehogx:20180928215348j:plain

なんだけど、これ異常すぎる。小学生の子供のパンツと同じサイズのパンツに大人の女性の骨盤をねじ込むって纏足と同じ発想ですよね。腰骨に食い込むゴムがお前の体はいくつになっても成熟しない、細くて小さくて頼りないものであるべきなのだ成長してはいけないのだと言ってくる。

 

 

計ってみたら、アンダー60のブラジャーは実測53㎝で、全力で引っ張ってやっと59㎝でした。つまり女性の体は常にマイナス10㎝も締め付けられています。あとパンツのゴムが腰骨に食い込むのもすごい不快。ついでに言えば女物の服は裾がやたら短くて体を動かすとヘソが見えるし椅子に座ると背中が見えるし、ズボンのポケットが浅いからポケットになにも入れられないし、肩周りがきついから腕が上げられないし、靴もきつくて走れない。

こんな全身に輪ゴム巻きつけられてうっ血してる状況で男女の体力差とか言ってるのちゃんちゃらおかしいわ。

 

ということで、いきつけのテーラーで苦笑いされながら自分サイズのパンツを特注してみました。

でかい。

男物のトランクスくらいでかい。かわいくない。

 

f:id:hedgehogx:20180928215924j:plain

でも、これが私の体です。

重い荷物を持ち徹夜して仕事して勉強して蹴落として蹴落とされて子を抱え満員電車に乗り自転車に乗り全力疾走してきた私の体が、未だ何も経験していない小娘と同じサイズで収まるわけないじゃないですか。

 

大人の女性にとって体に食い込む拘束具のような服装はもはや標準装備として強要されているけど、それは別に必須じゃないしそれをやめてみると見えてくるものが結構あるという話でした。

ああいう、女性を美しく見せるというふれこみの拘束具は結局動きを制限して美しくない寸胴体型と不健康を作ると思うのです。

 

でもたかが下着のパンツにフルオーダー一枚3000円は高いから男物のトランクスかなんかで十分だと思う(ケチ)男ってほんと服装に関してめちゃくちゃ楽してるから。スーツきついとかいうナメた輩は一度女装してみればいい。

女性が生きるのがハードモードすぎる

前回セクハラにあったことを書いたのだけど、あれのきっかけは知らないうちに奢られていたことだった。懇親会に参加して参加費を払おうとしたらキモオヤジが知らないうちに私の分も支払っていたらしく仕方なくキモオヤジに払おうとしたら「いいからいいから、次あった時におごってよ」とか言われて受け取ってもらえず、しょうがねぇじゃあ帰るかとなったときに男性の集団に囲まれて「奢られたんだから2次会につきあえ」と言われて周りの男性も「そうだよちょっとくらいいいじゃないか」「驕られたんだから」「いてくれるだけでいいからさ」とか口々に言ってきた。

たぶんこの時点で万札ぶちまけて帰るべきだったんだろうけど、それができなかった。

 

それが起こったのがさほど治安の良くない繁華街で、よく知らない男性に囲まれて、ここで断ったら最悪激高した男たちに路地裏に連れ込まれて輪姦される可能性もゼロではない状況だった。

 

繁華街といっても別に歌舞伎町とか今成のような危ない場所ではなくて普通の大通りで時間も早くて、たぶん男性側としては若いオンナノコがいたほうが華やかになってうれしいな、というくらいの軽い気持ちだったのだろうと思う。断ったって別に何もなかっただろう。だけど性犯罪にあってしまった女性に対して平然とセカンドレイプが発生する現状では警戒せざるをえない。だって起こってしまったら傷つくのは私だもの。

車は赤信号で必ず止まるし、止まらなかった車に轢かれたら歩行者は完全に無罪。通りすがりに何の脈絡もなく殴られても被害者は完全に無罪。誰にも責められない。だから我々は安心して街をあるけるのだけど、女性に対する性犯罪は被害者が悪いことにされる。女性はひき逃げされたり通り魔に殺されても誰にも守ってもらえないどころか被害者が加害者扱いされるディストピアに生きている。安全大国ニッポンにお住まいの上級市民様である男性とは住んでいる世界が違いすぎるのだ。

 

 

 

あと、奢ることとセックス含むサービスが等価交換になっている野蛮な世界観の存在をすっかり忘れて無警戒だったのも反省点だ。なんで被害者の立場である私が反省しなければいけないか意味が分からないけど。

この飽食のご時世、たった一回食事代を支払っただけで相手をどうにかできるという発想が私には全くなかった。私はいつも気楽に奢るし奢られるけどそれはインドでいうバクシーシみたいなもので見返りを期待していないし要求されたこともない。奢る際には「楽しい時間をありがとう。この奢りによってあなたに何かを要求することはありません」みたいなことを明言するのが普通だと思っているし、たかが一食払った程度で何かを要求してきたなんていう不名誉な噂を流されないためにも奢った側はいっそう公平に務めるのが普通。

だから奢るというのはむしろ「あなたに理不尽な要求をする気はありません」というメッセージとして使っている。

 

でも今回私はたった3000円の食事代と引き換えに同意の確認も無しに数時間コンパニオンとしての業務を強要されたわけで、なにそれその発想斬新すぎる。そんなに飢えているように見えたのだろうか。

逆に、これだけ理不尽な要求をして相手に恐怖を感じさせながらでしか女性と関係を持てないって男性側にとってもデメリット大きすぎないか。いや彼らにとって女性は食材に過ぎないのだから食材が屠殺されるときの恐怖なんていちいち考えないのだろうか。いまさらだけどやはり女性は社会的弱者なのだな。

もうやだ一生象牙の塔に閉じこもってたい。。。

セクハラ野郎は死ね

久しぶりにわけのわからない集まりに行ったらセクハラの巣窟で、一部の男性にとって私は劣等人種だということを思い出した。とりあえず奴らは死ね。
こういうことがあると普段自分がいかに穏やかな環境にいるかよくわかる。世の女性の多くはこんな劣悪な場所にいるのか。


なんかおごってやるからカラオケでえろっぽい歌を歌えとか、コスプレしろとかそんな。。ばかすぎる。なんて数千円でそれができると思うんだ。
若いころはめちゃくちゃセクハラされてたけど、最近はそういうことがなかったけどやはり場所によっては私は未だ相対的に若くて従順な女なのだ。たぶんこのずっと。

こちらを人間扱いしてくる人であれば喧嘩が成立するのだけど、完全にモノ扱いしてくる馬鹿には威嚇が通じない。彼らにとって女は食材でしかなくて食材の言葉なんかブタの鳴き声にしか聞こえていなくて、そういう男は金たまとか膝とか鼻の骨とか蹴り潰して物理的に服従させるしか無いけど気軽にそれやると過剰防衛になるし金たまなんか触りたく無い。



そう思うとずいぶん遠くに来たんだな私。

才能と政治力と金の無い女は一生尻を揉まれつづ
けるらしい。一緒にいた女性にセクハラ相談されたんだけど、生きてる世界が違いすぎて何もいえなかった。セックスをにおわせなくても仕事くれる紳士を探すんだよとか言えばよかったのか?ずっと若さで仕事をもらってきた彼女が今後セクハラを拒絶しても仕事を貰えるのだろうか。

愛想がいいとかかわいいとかで仕事渡すってどういうことなの。実力や専門スキルのいらない仕事ってそういうもんなの??そんないい加減な基準で任せて事故が起こったらどうすんの。
そもそも仕事もらうってなんだよそんな相手のご機嫌次第な収入設計なんてセクハラパワハラの巣窟じゃないか。


キモオタとかキモカネおっさんとか、そういう属性は心底どうでもいい。自分がどんな属性であれ誰かと交流したいという意思を持つことは健全だと思うし、交流慣れしてなくてトンチキなことになるのも異文化交流あるあるにすぎない。ある集団のコミュニケーションを知らないからといって劣っているわけではない。
だけど相手を人間扱いしないのは駄目。ほんと駄目。威嚇が通じない拒絶が通じない。彼らは相手がが自分を殺しにかかってくるという当然のリスクを考慮しない。

セクハラ含む性犯罪と一般犯罪との違いは、加害意識の有無だと思う。加害者は女性に親切にしてやったと思っている。男と女で背負わされているものが非対象すぎる。この認知の歪みをどうすればいいのだろう。とりあえずナンパはコミュニケーションとか言っている奴ら全員殺せばいいのかな?

普通の幸せから逸脱する存在を許せない人たちなんなの。

この増田へのコメントを読んでキエァァァとか言いながら兜割りしたくなった

息子だけど、親権押し付けて離婚した母親について

 

子供のころに両親が離婚したことについて淡々と書いている増田で、まぁまだまだ子供目線というか、離婚の原因が息子である自分にあるに違いないという思い込みがあるんじゃないかなという気はした。

子供のことだけが原因で離婚するというのは相当レアケース。仮に育てにくい子だとしてもその子をサポートする仕組みが無く母親だけに重圧がかかる現状が離婚へ追い込むし、夫婦間の問題とかそもそも閉鎖的な核家族の問題だとか嫁姑の価値観の違いだとか、離婚の原因は腐るほどあるので息子のせいではないと思うよ。その辺は今後いろんな人といろんな関係を持っていくうちにだんだん分かるのでは。

だから自分のせいだと思い込まずに直接聞きに行けば、という提案はわからんでもないんだけど、こういうの見て「息子増田は憎しみを抑圧しているに違いない」って言い出す奴なんなの。

 

息子増田は文中に憎いとか嫌いとか一言も書いていないのに、「いや絶対に増田は両親に憎しみを抱いている、それに自分でも気づいていないだけだ」とかなんで分かるの全知全能の神かよきもちわるいな。

 

 

いるよねー!涙目でご両親を許してあげてそれがあなたの救われる道とか言い出す奴!私別に憎んでないし同じ人間として尊重したいと思っていますよ?って言ってもそれはあなたが自分の本当の気持ちを殺しているからあなたの中の小さい子供は今でも泣いているのよさあ泣きなさい泣け今すぐ泣け泣けないなんてかわいそうな子!みたいにいうキチガイ

異常な環境で育った子供には不幸になってもらわないと彼らの世界が崩壊するんでしょう。幸せの呪いに縛られているのはどっちだよ。

 

ていうかなんで彼らはそんなに他人の不幸が必要なのかな。

自分は自分にとって満足の行く環境で育ってラッキーだった、というだけでは満足できなくて、他人にも自分基準を押し付けて世界中が自分基準で回っていないと不安でしかたない、ってそれほんとに幸せなの?幸せな家庭を維持するのつらくなってない?

 

彼らが彼らの基準を強要してくるんだったら私も強要していいよね!

 

近代社会にとって都合の良い核家族に閉じ込められて労働しかできない無能な父親と自立を奪われた母親の恨みを一身に受け育った自称幸せな人から底知れぬ恨みと憎しみを感じる!あなたは本当は幸せな家庭が憎くてたまらないのでしょう?あなたは本当は憎しみを抑圧しているのよ。さあ認めていいのよご両親のことを憎んでいたって。テレビと雑誌に出てくる幸せな家庭を妄信する両親を本当は嫌っていたって。さあ憎みなさい憎めないなんてなんてかわいそうな子!

 

うわー…

自分でやっといてあれだけど今こそこの画像を貼るときだ

f:id:hedgehogx:20180831164539g:plain

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビョーキの人をヨシヨシするのがハードル高すぎな件

前回、極端な思想を持った人に必要なのは論破ではなくヨシヨシであるみたいなことを書いたのだけど、じゃあヨシヨシしてみようかいと思うとすごいハードル高くて引いた。

hedgehogx.hatenablog.com

 

「宇宙人が私を監視している」であれば「そうなんだ宇宙人に狙われたら大変そうだね」と100%真心で返事するのはそんなに難しくありません。いや、見下すでもなだめるでもなくただフラットに話を聞くというのは実はかなり難しいスキルでできる人はほとんどいないけど、少なくとも私にとってはそんなに大変なことではない。でも毎日そういうことしてたら病みそうなので、プロの人はほんとにすごいと思います。

 

「私が不幸なのは山田(仮)のせいだ」であっても「そうか山田(仮)はそんなに悪いやつなのか」と返事できます。

ですがこの場合、山田(仮)が私の知り合いだと一気に難易度が上がります。山田(仮)を知らない状態での「そうか山田(仮)はそんなに悪いやつなのか」は「私は実際の山田を知らないけど、あなたから見た山田(仮)がそういう人だということは了承しました」という意味になる。でも山田(仮)の人となりを私が知ったうえでの「そうか山田(仮)はそんなに悪いやつなのか」は「山田(仮)は悪い奴だよなわかる。」になってしまって、私は山田(仮)の悪口を言ったことになってしまう。

共有する情報が多い間柄では「あなたの意見を尊重します」がそのまま「あなたの意見に同意します」に聞こえてしまってややこしくなる。

 

だから身内のケアは難しくて、プロでも自分の身内は基本診ないし診れない。

 

 

同様に「某国の人はいろいろダメ」みたいなヘイトに対して「そうか某国の人はそんなにダメなのね」と返事することは私が某国を侮辱することになってしまう。ログの残らない会話ならまだしもツイッターやFBでそんなこととても発信できない。

それに彼らは具体的なターゲットが具体的にどうにかなることを望んでいる。某国を憎んでいる人にとってのゴールは某国が消滅することだし、キモくて金のないオッサンのゴールは若くて美人な女を奴隷にすることだし、そんなんできるわけない。

 

そう考えると、宇宙人が狙ってくるとか謎のエージェントが毒電波を流すとか言ってる人って結構軽症なんじゃね?

フェミとかアンチフェミとかウヨとかサヨとかの実在する存在を敵視する人たちのほうがよほど重症だ。ていうかむしろ自分の問題を解決したくないからこそ絶対解決できないように実在する存在にヘイトを向けているのだろう。

 

あー、振り出しにもどっちゃった。。。

どうすればいいのこれ。